
満席状態・・・無料であるし ちょっと 気になるお話し・・だれにでも やってくる 老いの話。
中学の校長を務めてた頃 石崎誠吾に(夫)胃癌が見つかる。元 音楽教師だった八重子は献身的に誠吾を支えるが・・・。誠吾は4度のがん手術をする、その中不可解な行動をとるようになった妻・・・若年性アルツハイマーに。
自分も胃癌との闘い・・そして 少しずつ記憶をなくしてゆく妻の介護が 始まる。
萩での物語・・萩に住んでる友人を 思い浮かべ 案内してもらった 諸所を見ながら・・はあ~なんとした事かと思いを巡らせながら・・・。

家族の協力もあり外へのつながりも持ち 望まれて 教育長も務めるが・・・・それもままならず 止め 妻の介護に。
早めに若年性アルツハイマーに対処したにも かかわらず 症状は ドンドン進んでゆく・・ため息です。
いろいろ 考えて 男の人だったから この重い体を支えて 出来たので よかったかな~とか 女性だったら もっと細かい所に気が付いてあげられたのかもと 考えたり・・。
どちらがどうなっても これは 大変な事・時々新聞に載ってる 悲しいお話しを思ってしまう。老々介護。

娘夫婦・孫たち・町の人たちの支えで 眠るように 旅立った 八重子・・。見ながら いろんな事を考えてしまう映画。
現実のお話しではあるけれど なかなか こうも ゆかないのではと 悲観的になってしまう。
現在も金谷天満宮の宮司を務めてらっしゃるそうで お元気になられて 何よりだって思う。
現実はもっと もっと 大変な事であっただろうと 思ってしまう。
椿群生林・一番 萩らしい風景じゃけぇの肩を寄せ合う田床山の場所は印象的だった
