蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

富士山

2023-02-13 23:25:00 | 日記


















美しい写真と、高い文章力で人気のブロガーさん、二人。
きっとカメラも高価な高感度のものかと思われる。
我がスマホのとは比較にならない(笑)

お一人は、自転車で数十キロを走行。鳥や花や風景の写真を上げていらっしゃる。(鳥をこんなに近くで撮れるなんて!といつも驚く。表情が解るくらいに!)

もうお一人は、都内を徒歩で、(時に山歩きもされる。)街の風景をそれは綺麗に写真に納め、抜群の文章力で表現される。
都心にこんな花が咲いてるとは!と、驚かされる。繊細な心と探究心がなければ、見逃される光景だと思う。

そんな素晴らしい記事を投稿されるお二人が…
少し前、都心と周辺が大雪の日、富士山の写真を上げられていた。
多分、お二人にとったらいつもの何気ない風景、なんだと思う。

釘付けだった。
雪の富士山。

よみがえる思い出と、スマホの中の写真数枚。
なんだか、アップしたくなった。

上の三枚は、伯母がまだ元気だった2019年6月。
コロナ禍の前年。
下の写真は、伯母のお別れ式を終え、帰宅する日、2021年5月のもの。
飛行機の上から見る富士山は、美しく荘厳、そしてちょっと悲しい。
何故だか、帰省の往路ではこんな写真は撮れない。
いつも帰路。

羽田を発ち、15分位だろうか、富士山が眼下に見えてくる。

今度の帰省はいつのことだろう。
富士山に、「又お会いしたいです。故郷の皆をよろしくお願いします。」
とまるで神社に参拝するみたいに、心の中で呟く。
富士山が小さくみえなくなるまで、ずっと見つめる。


九州へ帰ってゆく私を、バス停まで送ってくれた母。
立ち尽くしている母を見えなくなるまで見つめていた遠いあの日。
かつての、母や伯母を重ねているのかもしれない。

九州は遠い。
富士山が見えないもの。

俳句は、駄句。
雲海は、夏の季語である。











































      雲海の富士さよならは此処と決め









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