蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

おでん鍋

2023-12-21 11:52:00 | 日記
















       下校子の 声弾む夕 雪催い












       凍し夜や 小花の水を 差し替えて












       珍問に 途惑う おでん鍋抱え




昨日は、今にも雪が降り出しそうな底冷えの一日だった。
重い雲に覆われた空は、気持ちも沈みがち。

それでも、子どもたちは元気なこと。
夕飯を持って行く。
下の孫は、予定がてんこ盛りの、冬休み初日からのことを話してきかせ、楽しそう。
帰ろうとドアを開けたら、上の孫が、エレベーターから走って来る。
良かったぁ、間に合った!と、手袋もしないのに、手はそれほど冷たくない。
明日雪だね?
明後日もかな?

子どもは風の子とはよく言ったもの。

ありがとう!と手を振る。

肌を刺すような冷たい風、もうすぐ雪だなと予感する。

夫は、地区の区長会の忘年会。
今日はもしかしたら、二次会もあるかも、と。

一人は好きだし、夜更かしおばばは苦にはならない。
存分に夜長を楽しむ。
花瓶の水を替えたり、ちょっとした縫い物をしたり、録画を観たり。

で、前の夕方の出来事を思い出す。

孫たちのマンションの玄関で、週二回程、生協の車と会う。
沢山の荷物をおろしたりするおじさん、いつもは、お互いおじぎする程度なのだが、
その日は、私はおでんの鍋を抱えていた。

それを見たおじさん。
「それは、どちらで買ったのですか?」
えっ??
どういう意味?
何故か焦る私。
(この鍋は、先月、イオンのブラックフライデーで買ったもの…
おでんは、練り物はお店で調達、大根や卵、巾着は、私が調理しました…)
実際はこんなに、整然と思考がまわったわけもなく、絶句した訳だが、
ほどなく、おじさん、「あっおうちで…
いやコンビニで、こんな品物も売り出したのかと」
苦笑いして、謝る。
あー
そんな誤解もあり…かなぁ。
ちょっとびっくりしたり、鍋運ぶおばあちゃんて、今時あまりいないよね、と納得の歳の瀨の一コマ。
一日たってもまだニヤニヤしている。




コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 初雪と誕生日 | トップ | 冬至 »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (Unknown)
2023-12-22 11:19:43
りたいあまんさん、こんにちは。
コメントありがとうございます♪

こんな展開になるとは…(笑)
おでん鍋の中身、撮っておけば良かったかも😅
孫たち用に、はんぺんの代わりに、可愛いかまぼこを
入れたのです。俳句作る予定がなかったので撮らず
でした。

絵心のある方に、この絵というか四コマ漫画を描いてもらいたいですねぇ。りたいあまんさんがおっしゃる様に面白いかと。😆

大雪(ちょっと大袈裟)のこちらです。
りたいあまんさんも、気をつけて風邪ひかない様ご自愛ください。(^O^)❄️
返信する
Unknown (りたいあまん)
2023-12-22 10:41:32
なべ運ぶおばあちゃんって?
あまりないかどうかわかりませんが
絵に描くと面白いことになりそう。
おたくのは特に暖かそうで
うまそうです。
風邪などひかぬように。
返信する

コメントを投稿