蒲公英の絮

四季折々の花や空の写真と、自己流俳句で日々を綴ります。

雪折れ

2023-01-26 22:24:00 | 日記














       雪折れの水仙手折れば香の強し














       冬日とて雪解の音に耳すます














       陽の射さぬひと日なりけり白障子



寒い!
昨日は、最低気温マイナス5度、最高気温2度。
今日は、少しましになり、最低気温マイナス4度、最高気温5度。
一日中、冷蔵庫のチルド室の中にいるような…。

10年に一度の大寒波。
今月いっぱいはこんな低温の日が続くとか。

いつからか暖冬に慣れ、夏の猛暑の方がキツイと思っていたけど、いやはや。
45年前、こちらに嫁いだ頃を思い出す、この冬の寒さ。

雪はどうやら峠を越し、積もって凍っていたあちこちの雪は、今日ほとんどが解けてしまったよう。
雪解のさらさらいう音は、耳に心地良い。春の予感がして…(程遠い寒さではあるけど。)

せっかく咲いた、白とクリーム色の水仙三輪、雪で倒れてしまった。
今日見つけて、指で折ると簡単に切れた。
一輪挿しに挿して飾ろうと、流しで揃えている時、気づいた。
良い香りとは程遠い、アンモニア臭に近いきつい香り…

調べると、水仙は良い香りのものばかりではないらしい。

こんなに可憐な花なのに、ちょっと残念だけど、水仙にもそれぞれの個体で事情があるのだろう。

それとも、「天は二物を与えず」という事なのかな。




       



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