薩摩芋郎 STORY

100の議論より100円の寄付。
人生は100の苦しみ1回の喜び。
SHOCHU IS MY LIFE

彼(あ)の世は、此(こ)の世<死を想う>

2007-01-05 | Weblog
「ねえ・・tanyは死にたいと想ったり、不眠症になったことってない?」
「あるよ、何度も。何十回も・・」
 昨夜、某さんとのトーク。

年末30日、21時52分。BARにかかってきた後輩からの電話で僕は
先輩の突然の死を知らされた。
それから約30分後、後輩二人がBARにやってきて、詳細を聞かされた。
享年52歳。他のお客様にさとられないようにテーブル席でそのあまり
に早すぎる死を悼み献杯した。後輩は人目を憚らず泣いた。僕は必死に
堪えた。31日、大晦日。葬式がしめやかに営まれた。
制服姿で泣きじゃくる残されたお子さんを見て、涙が止まらなかった。
優しい先輩だった。人に対する気遣いは敬服に値した。僕の心の中には
「人には優しく接しなさい。人への気遣いを忘れるな。」という言霊が
しっかりと銘記された。
お正月、焼酎を呑みながら「先輩のご家族はどんな思いで正月を・・」
と考えると、また泣けてきた。