桜の満開に合わせたように出かけたので
どこに行っても桜がお出迎え
こちらも満開の桜です
第二十二番 妙福山 佐竹寺 (北向観音)
山門
佐竹氏の家紋「五本骨扇に赤月紋」が、仁王門の中央に掲げられている
仁王尊像は、宝永5年(1708年)の作
東日本大震災で損傷した仁王門は、2014年に修復された
本堂
本堂は北向に建てられている
本尊の観音様も北を向いているので「北向観音」と呼ばれている
札所巡りガイドブックより
戦国時代、常陸の国に勢力を誇った佐竹氏の代々の祈願所となった
佐竹氏の勢力の隆盛に伴って寺勢も興隆し
天正18年には6支院、3ヶ坊を擁する規模だった
しかし慶長5年、関ヶ原の合戦で佐竹氏は徳川に与せず
合戦後の仕置きで秋田に転封された
これに寄って最大の庇護者を失った佐竹寺の寺勢は衰えていった
明治になると廃仏毀釈の影響でさらに衰退
昭和24年まで無住の寺であった