これまで置物や飾り物で色々な動物をつくってきました。
今回の御依頼は鴨。
動物図鑑を見ながら職人が手作りしていきました。
今回は置物ではなく、屋根に据えられるとの事。
勾配のある屋根につく為、土台はこのような形になりました。
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こちらも古い瓦を見本に復元させて頂いた瓦です。
松川菱(まつかわびし)。
松の樹皮の割れに似るところからこう呼ばれているようです。
大小の菱形を連続させた紋様の事を昔からこう呼んでいます。
既製品でもありますが、今回は既製品とは寸法が異なるため、
一つずつ手作りで復元する事になりました。
ある程度の数量が必要なので、原型を作り石膏で型をとって
型押 . . . 本文を読む
先月焼き上がり、納品させて頂いた鴟尾。
高さ70センチ弱。
以前製作した鴟尾に比べると比較的小さいですが
それでも製作から乾燥、焼き上がりまで2ヶ月近くかかりました。
鬼師が手作りで作っていきます。
乾燥中は、何度も向きを変えて均等に乾かしていきます。このサイズでも、かなり重たいので動かす時は3人がかりで…。
最後は窯の余熱で乾かして、
はい出来上がり
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さるです。
これも屋根用の飾り瓦です。
以前にご注文で「見ざる・聞かざる・言わざる」を製作しましたが、
今回はサルの手に注文がつきました。
お客様から写真が送られてきて、こんな形で仕上げて欲しいとの事でした。
座禅を組んだときの手の形みたいですね。
猿の様々な縁起についてはこちらを!
「見ざる・聞かざる・言わざる」
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今回のお仕事は亀
こちらは見本となった古い瓦。下の写真の亀は焼き直してもう一度屋根へ上がります。
もう一体が修繕不可のため鬼師が復元することになりました。亀も阿吽(口が開いたのと閉じたの)で作ります。
出来上がりがこちら!甲羅の上の岩のようなものの真ん中には別の素材で縁起物の宝珠が埋め込まれます。
「鶴は千年、亀は万年」と言われるだけあって、長寿を象徴する大変めで . . . 本文を読む
製作中。。。
ハトは日本では神の使いとして、昔から親しまれています。また、平和の象徴とされているのは、神様と文通をするからとも言われているみたいです。日本の瓦屋根にも古くから鳩の飾り瓦が据えられてきました。鳩を飾ると平穏無事な暮らしが手に入るかもしれませんね~
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お久しぶりでございます。淡路島は急激に寒くなってきました
さて、前回に続いて今日も露盤のことになりますが、ちょっと変ったご注文を頂きました。
何を作っているかと言うと…、
こちら、箱を四つ組み合わせて、できる露盤です。お寺などの方形屋根のテッペンに取り付けられる瓦です。でも今回の形はいつもとちょっと様子が違います。
焼きあがったのがこちら。
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今年もあと2週間、
早いですね~。来年は寅年です。
虎は古くからものごとの始まりを象徴する縁起のいい動物と信じられているそうです。力強いイメージから、厄除けのお守りや、勇気を象徴する動物にもなっていますよね。
他にも、
一日に千里も遠くへ行き、帰ってくる
と言われていて、勢い盛んな事への例えにも使われれます。このことから家がますます繁栄するとも言われているそうですよ~。
虎にも色々 . . . 本文を読む
只今工房では3羽の鷹を製作中です。 3羽とも同じお宅の塀に飾られるそうです。鷹は昔からその鋭い爪で運をつかみ取ると伝えられている縁起物の一つです。3羽もいればきっと幸運に恵まれるでしょうね~。 早いものでもう12月。暖冬のせいか、昼間はかなり暖かい淡路島ですが、工場裏では晩秋の清んだ空気で夕暮れ時の空の階調がとても綺麗になってきました! . . . 本文を読む
お得意様より復元のご依頼で製作した珍しい瓦です。
最初は修理、再焼成の予定でしたが、御覧の通りの状態で、復元することになりました。
完成したのがこちら! 波の上に星が輝く瓦です。 何ともロマンティックな瓦ですね~。 これが何十年も前から屋根にあったのです。もともと日本には星の信仰があったようなので、こういう瓦があっても不思議ではないのですが、実際目にし . . . 本文を読む