IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

鬼瓦を飾る(3)

2007年11月21日 | 瓦廊 TATSUMI
魔よけに鬼瓦を飾ってみては? この鬼面は先月「知財ビジネスマッチングフェアー」で鬼師が実演制作した瓦です。 図面は書かずに、当日頭の中で描いた鬼をカタチにしたもの。 鬼面は作者の顔に似るとよく言われますが…確かにちょっとにてるかも。 この鬼面の大きさは高さが約8寸。 飾るには程よい大きさです。 二つとない鬼面瓦で独自の空間演出をしてみるのもイイかもしれませんね! 鬼瓦を飾る( . . . 本文を読む

都会にも瓦の空間が…。

2007年11月20日 | その他瓦の事
先日大阪へ行った時に見かけた粋な空間。 大都市のど真ん中、わずかなスペースながらその空間は和そのもの。 街を覆うビル群や、煌びやかなネオン街ばかりが目立ってしまいがちですが ちょっとしたことでも、瓦を見かけるとホッとするのは私だけでしょうか? 都会ではなかなか見かけられなくなってしまった瓦屋根。 屋根以外の所で、ひそかに頑張っている姿を見ることが出来ました。 もっと沢山見かけるようにな . . . 本文を読む

願いが叶う?

2007年11月19日 | 瓦廊 TATSUMI
「願い地蔵」 いぶし瓦のお地蔵さん。 10cm程の手のひらサイズのお地蔵さんです。 鬼師が一つ一つ心を込めて制作しました。 和やかなお顔で、様々な願いを聞いてくれそう。 卓上や、玄関で毎日お願い事をしてみては? もしかしたら、あなたの願いを叶えてくれるかもしれません! 私も早速この瓦地蔵にお願い事をしました。 叶うといいな…。 . . . 本文を読む

瓦の修理が続いています!

2007年11月17日 | 瓦廊 TATSUMI
修理の瓦が続々と焼きあがっています! まずは尺2寸程の小さな露盤(ろばん)。 小さなお堂の屋根に上がっていたそうです。 ぱっくりと割れが入っていましたが… 無事に元通り! 綺麗にいぶしをまとい、準備万端です。 つづいては右三つ巴の紋入り鬼瓦。 結構よい状態だったので、あまり手を加える事無く 焼成できました。 上と下の鬼瓦、よく見るとカタチが違いますね。 こっちの鬼 . . . 本文を読む

CAD勉強会

2007年11月17日 | 私事
昨日は所属している瓦組合の青年部YCC会で CADの勉強会がありました。 先月に続いての2回目です。 なかなかマスターできませんが、これからも続けていこうと思います! と言う事で、昨日は帰りが遅くなりブログ更新できませんでした…。 A型の私は間が飛んで、カレンダーが歯抜けになるのが気持ち悪くって仕方ありません。 話は変わりますが、淡路瓦に新たなブログ仲間が加わりました! 「佐十郎瓦版 . . . 本文を読む

工房にて。

2007年11月15日 | 鬼瓦、鬼師について
今日は窯の出し入れも無く、工場内の業務も程ほどに 職人たちは工房での瓦制作に没頭しました。 別注の鬼瓦を制作中。 こちらも別注の鬼瓦。 瓦コースターも大分出来てきました! 当たり前の事ではありますが、鬼師たちはモノの大小に関わらず 一つ一つ丹精込めて作り上げていきます。 工場内の作業のない日はこうして一日、ひたすら寡黙に土と向き合っているのです! . . . 本文を読む

秋の夜長に…

2007年11月14日 | 瓦廊 TATSUMI
鬼瓦もホッと一息。 できたての角柱ランプシェードです。 15cm角に高さは約40cm。   飽きの来ないシンプルなデザインは年中 心和むひと時をもたらしてくれる事でしょう。 また、室内照明としても程よい大きさです。 秋の夜長、いぶしからこぼれる柔らかな光に酔いしれてみては? . . . 本文を読む

宝珠のスミブタ

2007年11月13日 | 飾り瓦について
今日の別注瓦です。 ワンが9寸で、レギュラーの宝珠のスミブタとは違う デザインのものが欲しいとのご要望を受け、 作ったのが下の瓦です。 出来上がりを見て頂いた所、イメージしていたものと違うとの事。 急遽、別のデザインで作り直す事になったのです。 それで、出来たのがこの波の上に宝珠です。   同じ物件に行く他の別注鬼瓦は先に引き取って頂き、 スミブタだけ遅れる事になってしまいご迷惑をお . . . 本文を読む

ものづくりフェアー

2007年11月12日 | その他瓦の事
この土日、和歌山市で「わかやま技能フェスティバル2007 ~ものづくりフェア~」 という催しがあり、淡路瓦も和歌山屋根工事業協会様のブース内で、瓦作りの体験教室のお手伝いをしてきました。 お子さん達に、簡単な型押しを中心に体験してもらいましたが 中には自分で一から作りたい!という子もいて 子供の豊かな想像性を見ることができ、時間はあっという間に過ぎてしまいました! 作った瓦、焼成を希望され . . . 本文を読む