IBUSHI GALLERY 瓦廊

兵庫県伝統的工芸品『淡路鬼瓦』指定窯元 株式会社タツミのブログ

秋味にも瓦コースター(仮名)

2007年11月10日 | 私事
近頃瓦のことばっかり考えてしまって嫁とのコミュニケーションを 疎かにしてしまっていたので、ご機嫌を取ろうとケーキなんぞ買ってみました。 帰ってさぁ食べようかと思ったその時! このカップケーキ、瓦コースター(仮名)を受け皿に置いたら かなりイケてるんじゃ?と思い、食べようとする嫁を制止して 急いで工場へ舞い戻りコースターを持って帰ってきました。 秋のケーキなので当然秋のコースター(仮名)で一人撮 . . . 本文を読む

古代鬼面の復元

2007年11月09日 | 鬼瓦、鬼師について
先々月に制作した古代鬼面が今日旅立ってゆきました。 見本を見ながらの復元ですが、それぞれ顔が微妙に違うので 職人もかなり苦労したと…。 見た感じは、簡単そう?に見えるかもしれませんが 昔の鬼師の微妙な仕事加減を真似るのはやはり難しいものです。   チョッとひん曲がった顔の感じ、何とか復元できたかな? 今回手がけた鬼師、毎日夜遅くまで唸りながら作業に没頭していました。   蓮華の巴瓦 . . . 本文を読む

鬼瓦の修理

2007年11月08日 | 工場の仕事
先月修理再焼成させて頂いた瓦、色んな種類でいっぱいです!   結構良い状態のモノがほとんどでしたけど中には風化が激しい瓦も…。 いつも通り丁寧に汚れを落として…、   鬼の裏にびっしり詰まった漆喰も取り除きます。   再び窯へ、綺麗ないぶしに大変身! 鬼面も少し欠けていた角が治って生き生きとしてる様です!   風化した凡字も見事に元通り! 個人的にはこの鬼瓦のカタチが結構好 . . . 本文を読む

秋の色

2007年11月07日 |  >いぶし花器
いぶしギャラリー「瓦廊」も秋真っ只中! お馴染みの角柱花器、今回は大作です。 高さ50cmの角柱花器。 生けるのはウチのお花の先生(勝手に呼んでるだけですが…)。 鬼瓦も作れば花も生ける。 同じ手から生み出される繊細な花の表情をご覧下さい。 こちらはなんと、高さ1mの大きな花器。 花を持って和を知る。 鬼瓦職人の探求は果てしなく続きます。 さてこのギャラリーが出来て一年が過ぎ . . . 本文を読む

美味を堪能…

2007年11月06日 | 私事
昨日、「明木の素」なるサークル活動をされている先輩方 (南海荘さん、若潮さん、瓦人さん)による日本料理研究会に 飛び入り参加させて頂き、徳島の日本料理「夏見」さんへ行ってきました。 グルメとは程遠い私が行ってよいものかと悩みましたが、 これも勉強!色んな世界を見てみたい事もあり図々しくもついていく事にしたのです。 しとしとと降る雨も演出されたかの様な佇まいに感動しながら 程よくライトアップさ . . . 本文を読む

門屋のリフォーム(14)

2007年11月05日 |  >瓦門屋のリフォーム
この夏から始まった門屋のリフォーム。 いよいよ内装も完成しました! 一歩足を踏み入れるとそこには新しい瓦空間が。 四面には小端立て瓦でアクセント。 中でも、コーナーに施された瓦、あまり見られない使い方です。 小端立て瓦は個人の感性で何パターンにもアレンジ可能な 瓦遊びには持ってこい!の素材です。 電気もついて、様になってきました! あとは外の瓦庭を残 . . . 本文を読む

瓦コースター…驚きの順応性!

2007年11月03日 | 瓦廊 TATSUMI
瓦コースター(名前は瓦人さんが考え中…近日発表!) こんな妖艶なカウンターバーにもバッチリとけこみます! 和空間のみならずあらゆるシーンに存在感ある脇役ぶりを 発揮すること間違いありません(自賛しすぎ?)。 この度の新作の中でも一番苦労した一枚です。 あーでもないこーでもない…二人して頭を抱えに抱えて ようやく完成した思い入れの深~い一枚となりました。 苦心の末に描いた絵がカタ . . . 本文を読む

けひの海にて…

2007年11月02日 | 瓦廊 TATSUMI
今日は午後から、慶野松原にあるホテル「けひの海」へ行ってきました。 初めて行ったんですけどビックリ! こんなお洒落な所だとは知りませんでした。 近場に居ながら知らなかったのがもったいない…。 中へ入ると洗練された空間が広がり、客室も見事なデザイン性。 瓦の町なので、こんな手作りの花器なんかも置いてあります。 お洒落な空間にも違和感無く溶け込んでいました! 海のすぐそばだけありロケーション . . . 本文を読む