
したけれど、いつもより早くに駅に着いていた。
ああ、不思議。
なっちゃんも、朝寝坊。
なっちゃんは、遅刻した。
「反省文」なんて書かされてた。
おそろしい。
いくら反省しても、起きれない朝はまた、きっと、ある。
「反省文、何て書こう。。。」と悩む休憩時間が
もったいない。
控え室に置いておいた、私のコーヒーカップに、
私のフォークとスプーンと、なぜかボールペンがささっていた。
「私のコップにボールペンがささってる!誰だ!!」と
叫ぶと、
「あ、私ですね。。。さっき、さしました」
と、くっすーが笑っていた。
ひょうひょうとした態度で、
でもちょっと申し訳なさそうに、
でも「ちょっとオモシロいですよね」と言いたげに
笑っていた。
家に帰ってから、注文カバンのポケットだけを
一気に縫い上げた。
ポケット内職。