高校を卒業するときに、
「これでもうこの先、運動会がないんだー!やった~~!」
と、喜んだくらい
運動会は苦手。
テコが幼稚園に入って、
自分はもう見に行くだけでいいのに、
それでもやっぱり運動会なんて、どうでもいい、
なくていいのに。
と、思ってた。
暑い。まぶしい。帰りたい。
運動会は、いくつになってもそんな気持ち。
テコの小学校の運動会は
みんなもう、砂粒にしか見えないよ。
じりじりと待って、やっときた1年生の50m走!
写ってない。
1ミリのズレまで20倍ズーム。
裏の工場。
赤組の旗。
私は何しに運動会へ?
。。。。。。。。。。。。。
1年生の次の出番は玉入れ!
顔が写ってない。
テコは靴下が左右違うし、
いつもみんなと違う方を向いていたし、
ずっと口笛を吹いていた。
帰宅後は、
テレビとDVDのリモコンを独り占め、
一生終わらないゲームに没頭。
その日の宿題は、「運動会の感想文」
(また感想文!これも嫌い!)
『うんどうかいは いやだったけど、
まっているときに、ともだちとおしゃべりしたのが
たのしかった。』
でした。