TAZUKO多鶴子

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神社の霊神「一豊姫」を描く神秘的絵画制作の神聖なご依頼で井原市に行きました!

2007-01-25 | お知らせ
今日絵画制作のお仕事の為に、岡山県井原市高屋町の消渇神社に行きました。
多田洋子様のご依頼です。
「消渇神社の霊神を描いて欲しい…。」
幼い頃から消渇神社の近くに住んでいた多田様、
「年々と神社にお参りする方々が少なくなって残念でならない。
現在は心に祈りを忘れているから多くの問題が日本におきているのだと…。
ですから心を取り戻した人々がこの場所に祈り集まる事を願って、神社の霊神一豊姫を描いて欲しい。
その絵画(パステル画)は私と先生が亡くなっても時代を越えて神社の霊神として人々を守り残っていく事になる…
そんな思いを込めて絵画(パステル画)制作をお願いしたいのです。」
と心の深い素敵なお話し…
多田様の使命感が私の心に染み通る程伝わってきました。
何だかとても責任を感じるパステル画制作になりそうです。
宗教的な事はあまり知識の無い、一般的な日本人である私は
今日お参りして(初詣)とても神聖な気持ちになりました。
消渇神社の社史によると、同神社の興りは、天和3(1683)年ごろ、
井原後月地域で勢力が盛んだった豪族藤井能登守皓玄の姫、一豊姫が
「私は消渇で死ぬが、後の世の病に苦しむ者たちを助ける為に自ら霊神となる。私をこの地に祀ってほしい。」
という姫の遺言を受けて、地域の人々が一豊姫をあがめまつったことに由来するそうです。
そのお話しをお聞きして尚更、現在の寂しい状態では霊神になった一豊姫が気の毒だとも感じました。
誠心誠意、一生懸命、一豊姫の霊神を描かせて頂きます。
多田様!頑張りますのでどうか宜しくお願い致します。