TAZUKO多鶴子

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夏の電力不足…

2011-03-23 | TAZUKO多鶴子からの伝言
 
計画停電として首都圏の様子が心配な昨今である。
そんな中、東電が過去にも原発の運転中止にも関わらず
火力発電で夏の電力不足の危機を乗り切ったことがあるようだ。
現在、その窮地を乗り切った横須賀火力発電は停止状態とのこと。
内容を調べれば調べるほど疑問に感じることが多い。
皆様はどう感じるでしょうか?
下記を是非ご覧ください。




<東京電力原発トラブル隠し事件>
2002年に発覚した東京電力管内の原子力発電所のトラブル記録を意図的に改竄していたことが発覚した事件。
2003年(平成15年)4月15日:定期検査時期等も重なり、東京電力の運転する原子力発電所全号機が運転を停止する。
<夏の電力不足危機 >
一連の事件による原子力発電所の運転中止により翌年夏は電力不足の危機に見舞われたが、運転停止中の横須賀火力発電所5基(40年以上前の旧型)を再稼動させ乗り切った。

<横須賀火力発電所(よこすかかりょくはつでんしょ)>
神奈川県横須賀市にある東京電力の火力発電所。2010年4月から長期計画停止に入った。
1957年に建設を開始し、1960年に1号機が営業運転を開始。その後順次増設され、1970年に8号機の営業運転開始をもって総出力2,630,000 kW、三浦半島及び東京方面への電力を供給する発電所として稼動する。その後5号機~8号機とガスタービン発電機2号機が2004年10月から長期計画停止し、1号機が2004年12月に、2号機とガスタービン2号機が2006年3月に廃止された。その後、柏崎刈羽原子力発電所停止による電力不足解消のためいったん廃止されたガスタービン2号機を2007年9月に再稼働させた。
その後、リーマンショック後の不況による電力需要の落ち込みや柏崎刈羽原子力発電所6、7号機の再稼働を要因として2010年4月から稼働していたすべての発電機が長期計画停止となった。
現在は福島第一原子力発電所が被災したことにもとなう電力不足により再開が検討されている。


参考資料:『ウィキペディア』