TAZUKO多鶴子

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ぼあらさんから本を頂きましたよ☆

2011-04-22 | TAZUKO多鶴子からの伝言
つい先日
河本ぼあら(こうもとぼあら)さんのブログ
私の絵が公開されている嬉しいご連絡を頂きました。

ぼあらさんとは
以前、岡山の紀伊国屋書店で個展をしている時に出会った方なのです。
ここで先ず、ぼあらさんのご紹介をしておきます。

ぼあらさんは女ひとりで300日間、
アジア、ヨーロッパ、北アメリカ、オセアニアの約30カ国、100都市をめぐる旅…世界一周して来られた方。
岡山シティFM79.0MHzレディオモモ開局10周年記念ラジオ番組
毎週金曜日19~20時 LAWSONプレゼンツ「ぼあらの地球はまあるいよ!」を1年間に渡ってラジオ出演された方でもあります。
そんな行動的で気さくな素敵な女性です!

彼女とは不思議なことに多くの繋がりがあったのは後ほど分かったことなのですが…。
その当時はお互いが全国出版の本(ぼあら著:『地球はまあるいよ』・TAZUKO多鶴子著:『祈りのゆくえ』)を出しただけの関係でした。
しかしそれだけの関係ではなく、
その後色々と繋がりの深い事が分かってきました。

FMラジオ放送の牛嶋俊明DJの同じ番組に出演したことであったり、
岡山の私の教室の生徒さんが知り合いであったり、
また同じく生徒さんが今でもぼあらさんのイベント等にご参加されたり、
京都には彼女の知り合いがいらしていたり…
絵のご注文を下さったり、
そんな多くの繋がりがあるのです。

今も元気でご活躍されているようでとても嬉しいですし、
しかも、このブログもご覧下さるだけでなく
ご本人のブログにも私の絵を公開下さっていることにとても感謝しています。

私は良い出会いを大切にしています。
これから出会う方々とも
大切な関係が築けていければこれ程幸せなことはありませんね!


今日はそのぼあらさんから本が届いたお知らせです。
ブログ写真がその本『葛藤する形態』
著者はぼあらさんのお姉様『河本真理』先生。
随分ご立派な経歴で現在広島大学大学院の准教授だとのこと。
姉妹揃って凄い方々です。

宜しかったら是非!皆様!
この本を書店でご購入頂いて芸術に触れてみて下さい。

ではでは今日は本のお知らせでした。


<お知らせ>
ぼあらさんのお姉様『河本真理』先生が
今月の4/30(土)に
京都国立近代美術館で「パウル・クレー展 -おわらないアトリエ」に関連して講演!
楽しみですね(^ ^)




ドイツ哲学者『カント』の言葉

2011-04-20 | TAZUKO多鶴子からの伝言


  民主政治は
  専制政体と変わらない。

  なぜならば
  民主政治とは全員がひとりの意志を無視し
  時にはこれに逆らって議決し得る。

  という全員ならぬ全員が
  議決し得る執行権を認めるからである。


         …… カントの言葉 …… 




<イマヌエル・カント>
1724年4月22日 -~1804年2月12日
    ドイツの哲学者



*専制政治*
アリストテレスは、君主制の堕落した形態とした。専政。
個人が絶対的権力をもって恣意(しい)的に支配する政治形態。

根無し草の画家であることに感謝しています…

2011-04-19 | TAZUKO多鶴子からの伝言

ブログ写真は昔依頼されたペン画作品です。
デザインやイラストの仕事依頼だけでなく
今まで多くのパステル画や油彩画等の作品等
多数の絵が売却されました。

初めて絵が売れたのは20歳の時でした。
今は亡き祖父が、結構有名な骨董美術店を経営していた為、
幸いにも美術愛好者が沢山お店に来られていました。
全国公募展で初めて入選した記事が新聞にいつの間にか載っていたのを読んだ祖父が
強引に
「お前の絵を店に置くから描きなさい!」と言われて
『まだ売ってよい絵じゃないのに…』と
心の中で思いながらためらって飾って貰った絵でした。
買って下さったのは
香川で病院を経営するお医者様でした。
その後、岡山に来られる度に私の絵を求めて買って下さいました。
値段は画材費にもならない安い金額でした。
そんな値段でも恥ずかしいと思っていたのが昨日のように思い出されます。

それが初めて売った経過ですが…
こんな話をすると
…人によって大変大きな金額が残っているように勘違いされる方が多くて困るのですが…。
初めて売った絵の件でもお分かりではないでしょうか?
どうも私は絵を売るのが下手なようです。
つまり
個展支出(宿泊費等)と労力と制作時間を総額すると
手元には殆ど残らない…場合によっては赤字計算になってしまうのです。
来客の多い紀伊国屋書店でもそのような状態になるということは
他の個展会場ではどのようになるかお分かりだと思います。

そんな結果、つくづく私は実業家の才は無いな~と…貧乏暇なしの画家生活を送っている状態です。
そんな中…貧乏暮らしの中でも、無理をして私は多数の海外や日本各地で個展を行ってきました。

何故そんな中でも個展を行ってきたのか…。
不思議に感じられる方がいらっしゃるかもしれませんが…。
それはお金以上のものを手に入れることが出来たからだと
お伝えするしかご理解頂けないかもしれません。

個展活動を通して多く違うの風土に触れることで、
様々な事を感じ、自然や歴史や人々との出会いで多くの学びを受けました。

そして、頭だけで理解するよりは遥かに深く広い視野と
芸術だけに留まらない様々な世界を知ることが出来ました。

それを知ることで
根無し草の画家であることに
切なさと…悲しさを…超え
今では
とても…感謝しています。