連続大河ブログ 原付旅
レイラインポイントコンプリートの旅
古都奈良編
そうめんと赤玉が出たら打ち止めの巻
さて、前回は奈良なのに伊勢の始まりの地の三輪山の麓にある檜原神社から、2人の姫が約90年かけて今の伊勢神宮の場所にアマテラスの永久に鎮座出来るの地を探す旅の足跡をたどったって感じでした。ざっくりですけどね。
そうめんと赤玉が出たら打ち止めの巻
さてさて、今回はまた歩いて三輪山の麓まで戻ってきました。お腹も空いているので、三輪と言えば「三輪そうめん」ですよね。食べましたよ「三輪そうめん流しそうめんセット」釜飯がついて1000円
で!そうめんと類似したもので冷麦や稲庭うどんの様な極細うどんもありますよね。ということで、そうめん蘊蓄を少々!はじまり、はじまり〜!
解説しよう!そうめんとは!小麦粉を塩水でこねて作った生地を油を塗りながら、細く伸ばし乾燥させた麺の事であ〜る!
日本で初めて素麺が誕生したのは、ココ三輪の地。 今から1200年以上前、大神神社の宮司の次男が飢饉と疫病に苦しむ人たちを見て、救済を祈願、神の啓示を受け、その通りに、里で小麦をつくり、水車の石臼で粉を挽き、湧き水でこねて糸状にした食物で人々を救ったそうです。一説には仏教とともに伝来し僧侶の間で食べられていた麺「餛飩(こんとん)」が後の「うどん」に「索餅(さくべい)」が「さうめん」そして「そうめん」に変化していったとか!温かい麦の麺という意味で温麦ができて、冷たい麺で「冷麦」となったそうです。諸説あり!
そうめん冷麦うどんの違いは主に太さで決まるみたいですね。
そして、何と!「流しそうめん」とそうめん流し」は違うそうです!「そうめん流し」はテーブルの上や専用の水槽で回転する水の中を流れるタイプ!そして、「流しそうめん」が竹などで一方通行のタイプだそうです!わー今までどっちも一緒って思ってたわ〜って人多いですよね!私もです!
「流しそうめん」の発祥の地は九州の天孫降臨の地「高千穂峡」!「そうめん流し」の発祥の地は同じく九州の鹿児島「指宿」!この誕生秘話やこの地の神話のお話はまた九州編で!
で!お待たせです!「赤玉」「打ち止め」です!よく昔から下ネタで使われてきました。「男性が一生分の射精をして、これ以上出ない」的な表現で打ち止めなんて言ってたそうですが、本当のところ京都の貴船神社のお膝元、川の上にある「ひろ文」さんでの「流しそうめん」で左から一玉ずつ流れてくるそうめんを箸ですくい食べるのですが、「コレでおしまいですよ」の意味で梅味のピンクのそうめんが流れてくるそうです。コレがないと最後がわからないので、変な間ができたりしたら撮り損ねたり、終わったのにまだかな〜なんて気まずいですよね。で、「赤玉出たら打ち止め」「おしまい」ってことなんですって!
三輪、貴船、指宿、高千穂とどこも水が清らかで、涼しげな場所みたいですね。おしまい!
次回 古墳もすごいぜ!崇神天皇vs卑弥呼の巻
ここまで読んでくださった方の願い事が叶います様に…」
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