貧乏社畜サラリーマンの海外旅行記

長期休暇に有給休暇をくっつけて、
仕事と家族を日本に置き去り、海外旅行へ
貧乏社畜リーマンによる海外旅行記。

【南部アフリカ】マセルからヨハネスブルグに空路移動【十五日目】

2012-09-21 | 2012年08月_南部アフリカ6ヵ国
南部アフリカ6カ国(ジンバブエ、ボツワナ、ザンビア、ナミビア、南アフリカ、レソト)一人旅の十五日目です。
[初日はコチラ]

本日はレソトの首都マセルから南アフリカのヨハネスブルグに移動します。
ホテルをチェックアウトし、タクシーを拾います。

テキトーに停めた乗り合いタクシーに「空港までいくら?」って聞くと「空港?とりあえず乗れ」とせかされます。
すでに先客も居たので、たぶんあとでトラブルなと思いつつ、先客を待たせるのも悪いので乗ることに。

空港までどれくらいの距離かもわかってないし、手元には100ランド(≒1000円)ほど。これで足りるかどうかがわかりません。まぁ、最悪、国際空港なんで両替所かATMがあるだろうから、足りない場合はそれで払えばいいんですが(ちなみにレソトの通貨は南アフリカのランドと等価で、ランドで支払い可能です)。

とりあえず30分ほどでモショエショエ1世国際空港に到着。


さて、早速料金を聞いてみると
運転手200だ」
自分「ん?それは高すぎだろ」
手元にあるのは100ランドと小銭が少々。というわけで200と言われても払えません。
運転手「なら、150だ?」
50割り引かれたところで払えないのですが。
自分「ガイドブックには50って書いてあるぞ!」
一応、「地球の歩き方南アフリカ12-13」には空港から市内までタクシーで50とあるのですが、マセル・ブリッジから5分ほどの市内までが40(地球の歩き方も30~40と記載有り)なので、いくらなんでも空港-市内のタクシーは50じゃないような気がします。
たぶん、空港から市内までは乗り合いタクシーでいけば一人当たり50ってことなんだと思いますが。
運転手「50?そんなの町中の料金だ。150だせ!」
自分「わかった。それなら80でどうだ?」
運転「No!!」
自分「よし、では100にしよう。これが最後だ」
ということで、ちょうど手持ちの100ランドで交渉成立。

ちなみに空港の周りにはなにもありません。


チェックイン時間までは少し時間があるので、空港内を探索。

といっても、空港の端から端までがこれだけ。


チェックインカウンターも南アフリカ航空の子会社エアリンクのものだけです。

てか、タクシー代が高ければ、空港の両替所かATM使えばいいと思っておりましたが、両替所もATMもありません。
仮にも首都の国際空港なのに。

とりあえずチェックインの時間が来たのでチェックインし、セキュリティチェックを受けて搭乗ゲートへ。

免税店はおろか売店すらありません。もちろんプライオリティパスが使えるラウンジなんてあるわけもなく。

空港にも飛行機は居ませんし。


さて、搭乗時間を待っていると、係員がやってきて
係員「ミスター、ちょっとチケットとパスポートを見せてもらえるか。」
チケットチェック中・・・
係員「よし、俺について来い」
で、なぜか搭乗口のドアを開け始めました。
もしや、これはビジネスクラスや上級会員がやっている優先搭乗ってやつ?
と、もちろんビジネスクラスでもなく、上級会員でもない自分がそんなサービスを受けるわけも無く、一人搭乗口から連れ出されて倉庫みたいなところに連れてこられました。

で、なにかと思っていると荷物が集められているところに連れて行かれ、
係員「これはお前の荷物か?」
自分「はぁ、そうですが」
これは、ナショナルジオグラフィックチャンネルの「史上最悪の地球の歩き方(原題:Banged Up Abroad)」という番組でよくあるパターン。
ちなみに「史上最悪の地球の歩き方」という番組は麻薬の密輸等で海外の刑務所に入れられた人の再現ドラマです。
このあと、荷物検査で麻薬が見つかり、現地の刑務所に投獄され、劣悪な環境で酷い目にあうってパターン。
まぁ、もちろん麻薬なんて持ってないので自分には関係ないのですが。

係員「よし、ならここに荷物を置け」
荷物をX線検査する台に置くと
係員「これはなんだ?」
画面を見せられ白い四角形のものを示されます。
まぁ、X線検査の画面なんて見る事がないので、「これはなんだ?」と言われても正直わからないのですが。
とりあえず、場所的に充電器のような気がしたので
自分「カメラの充電器だと思うけど。」
係員「ちょっと空けて見せてくれ」
ということで充電器を見せると無事釈放。
このあと、2-3人同じ事をされていました。

そんなこんなで搭乗時間になり出発。

ヨハネスブルグには一時間ほどで到着。

さて、ヨハネスブルグの空港についたのですが、この旅最大の難関が待ち受けています。
ヨハネスブルグは、リアル北斗の拳と揶揄されるように、治安があまりよくないということで、ケープタウンにいたときに、ネットカフェから事前にホテルを予約し、空港まで迎えに来てもらうようメールをしておきました。
で、メールの返信が着てたのですが
着いたら電話して

そう。英語の出来ない自分にとっては、聞き取りにくい電話で英会話をすることこそ、今回の旅行の最大の難関。
とりあえず公衆電話からかけて二、三言会話。
なんとか迎えに来てもらえました。
今回宿泊したのはAirport Game LodgeHotelTravel.com経由で予約しました(45USD)。

なかなかいい部屋。


プールもありました。


夜ご飯はホテルまで宅配を頼めます。

十六日目に続く。


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