夢を抱き、目標を掲げることはとても良いことです。
小さい頃、『オリンピック選手になる!』って言ったことがある人も多いと思います。
それが中学、高校と進み、世の中のことが見えてくるとそんなことは言わなくなります。
確かに、いきなりオリンピックに出場するような選手になるわけではありませんね。
しかし、10代、しかも10代の前半で国内のトップ選手になれる可能性のある他のスポーツと違い、陸上競技は割と遅咲きのスポーツです。
今年のアジア大会十種競技チャンピオンの右代選手は32歳、短距離女王の福島選手は30歳、山縣選手は26歳です。
中学生年代でも、もっと大きな夢や目標を持っても良いと思います。
全中に出られなかったからといって将来の門が閉ざされるわけではありません。
しぶとく、しつこく努力を続けていく中で、人と人との新たな出会いが大きな扉を開けてくれるかもしれません。
そのためには、今できることを一生懸命やってみることです。
いろいろな誘惑に駆られますが、何かを捨てる勇気も必要でしょう。
来シーズンの初戦までは4か月を切っています。
年内には来シーズンの目標カレンダーを作成し、そこに向けて一歩一歩着実に歩みを進めましょう。
その先には新たな扉が待っています。