FUELコックの惨劇。。。。。。。

ＨＦメカです
久々に晴れたので洗濯しなくては

現在、車検と修理とカスタムと盛りだくさんでお預かりしている、Ｔ様のＦＸＳＴＣ
1996年式のＥＶＯです
ガソリンの供給が悪く、ＦＵＥＬフィルタに無数のゴミが見えました

コックを外してみると



タンク内壁がはがれた物と、さびが沢山出てきました



コック自体もこの通り
タンクシーラーで中をコーティングします

純正のタンクは給油口が小さく中の状態が確認しにくいのでいつのまにかこのような状態になってしまうことも

タンクが錆びてしまうとキャブレタのオーバーフローやエンジンの不調を誘発しますので早めの対策が必要
透明のＦＵＥＬフィルターなんかを装着しておくと外から溜まったゴミが確認できて便利です

転ばぬ先の対策を

スロットルのトラブル。。。。。。

ＨＦメカです
宇都宮は朝から雪に見舞われております



メカの通勤時はまだ晴れていたのですが。。。。。
開店時からこのようになってしまいました
完全にミス

まぁ昼過ぎにはやむだろうと思っておりましたがますます風も出てきて吹雪いてまいりました

そして夕方、お客様の帰り道



夕方の4時頃ですかね
環状線の温度計は-2℃でした

さらにびっくりなことに。。。。。。お客様のＴ様は毎日ハーレーで通勤されているのですが
この吹雪の中、対向車線を走っておられました

フルフェイスをかぶり完全武装で帰宅中
かっこよすぎです

ＢＩＫＥにスタッドレスはありませんのでお気をつけて

そしてＮＯＷ



電光掲示板。。。わかってはいるのですが、ＢＩＫＥではどうにもなりません
本日は会社の車で帰宅させていただきます

さて、先日お預かりしたＦＸＤＸの分解中に発見しましたが



スロットルワイヤの戻し側が外れてしまっております
正直何度か見たことがありますが、非常に危険です

仮に、、、、これが引き側で走行中このようになってしまったら
スロットルは戻らずアクセルがＯＮのままになるという事態が発生しかねません

私たち整備士は走行装置の調整には最も注意をしております



コチラが正常な状態です

重要な事は再発の防止です

何故なってしまったのかですが。。。。。。。
このＢＩＫＥの場合、スロットルワイヤの長さは適正であり引っ掛かりなどもないので物のが原因ではなさそうでした

よくあるケースですが、ハンドルなどを交換され知らないうちにホルダから外れてしまいきずかずに組み付けてしまうことです

ビックツインの場合ホルダ部は見えにくく確認がしずらいですが、簡単な方法として、スロットルワイヤの調整部の分解前を覚えておくことです
張りしろが分解前とあきらかに異なる場合は要点検です

ホルダから外れてしまうと極端に張りしろが短くなります

アクセルやブレーキは最も重要な部分です
異常を感じたらプロの方への相談をお勧めします



エンジン腰上Ｏ／Ｈ中　＆　タペット修理　進行中です

ドレンのドレン。。。。。？？

ＨＦメカです。。。
ココの所、交通事故現場によく遭遇します
朝夜かまわず

事故を見るとはっとしますが。。。皆様気をつけましょう

さてオイル交換のときに必ず外すドレンボルト



こんなんですが。。。
先端がマグネットになっていて、鉄粉を集めるようになっています
しかし。。。



このマグネットが外れることがありますのでご注意を
もしもしも。。。ミッションやエンジンまたはプライマリ内部にマグネットが遊んでしまったら

考えたくも無いくらいの悪夢です
サンメカさんも注意して見てください

ツインカム TC88のトラブル。。。。。

ＨＦメカです。。。今日の朝は冷えました
朝、晩は寒いです。。。そろそろゴアテックスの出番かな

ツインカムの悲劇です。。。
プライマリ整備中に発覚
プライマリオイルに鉄粉が多かったのとおいるが汚れていたので。。。なんだ
と思っていましたが。。。。。



ローターがいってました
幸いオルタネーターは無傷でしたが。。。充電もされていたようで何も無くてよかったです



裏側。。。
他に接触しなくて本当に良かった

ドライブラインは何かあったら大変
日々のメインテナンスで回避したいですね

プライマリオイルに多量の鉄粉や過度のオイル汚れがあった場合は要注意ですよ

そして、昨日アップしたアルカンターラシートの装着画像です







以上です

スプリンガーのトラブル。。。。。

台風が近ずいてきていますね
しかも。。。。。猛烈な台風でランクＴＯＰクラスみたいです
先ほど気象情報を見ましたが、台風の目がはっきりと確認できますヨ

今週も天気が優れなそうです
雨ですと、試乗に行けなかったりと色々バイク屋も支障をきたします

さて今回はスプリンガーのトラブルです



何かおかしい。。。

ダンパーのカラーがなくなっております
この車両は92年式ですが保管状態も良く雨天走行もそんなにされていないのですが。。。
純正のゴムブッシュが劣化してなくなっていました

皆様、お気をつけを
亀裂や硬化が見られたら交換のサインです

ありえ変・・・トラブル。。。

ＨＦメカです
朝、コンビニやＧＳに集まるライダーが多いですね
久々にではない週末です

さてさて。。。コレは何でしょう



両ナットのボルト
いいえ違いますとあるバイクのスイングアームピポットのボルトです

スイングアーム交換時に嫌な感触が手に。。。。。
ナメタ感覚ではなくいきなり手ごたえが無くなった様な
ボルトを外すとボルト側の頭が溶接されていますが、その溶接がとれてしまい
結果、ボルト破損です

ボルトを注文するも日本、アメリカ共に在庫無し

ではこれを直す

ピンを製作し、横から挿して溶接もちろん頭も
Ｌｅｔ，ｓ　Ｔｒｙ



残念。。。。。。。

ではボルトを作ってしまえ



ステンレスでワンオフ製作
事なきを得ましたが。。。。。。私どもは日々このようなトラブルと戦い地味に作業しております

地道な作業の積み重ねが良い結果をうむものですよね

ネジの災難。。。 2

お久しぶりで御座います。。。
ＨＦメカです
お盆前で少しバタバタしているＨＦですが。。。ココの所ネジのトラブルが多く。。。。
その中の１つをご紹介いたします



Ｆｒフォークのダンパーを止めているボルトですが。。。残念なことに左右共になめておりました

Ｆｒフォークのこの部分はミリ工具で御座いますがおそらくインチ工具か何かでやってしまったのでしょう

どうするか？？
まずは暖めて。。。。トルクスの合うやつ突っ込んでみて。。。。。まあ無駄な抵抗でした
わかってはいたのですが
最終手段として、ボルトの頭を採ってしまいます



まずは「中心に慎重に」３㎜のドリルで下穴を空けます



そして６ミリ



そして８．１ミリ
ボルトのネジ軽は８ミリなので少し大きめでやっつけます

フォーク自体を削らないのとお思いですが。。。。。
ボルトの下には銅製のシーリングワッシャがあるので慎重に行なえばフォークに傷をつけることなく作業できます

そして



頭がとれたボルトと新品のボルトです。。。。。
コレを２セット（左右）行ないました地味な作業ですが、修理やカスタムはこういった地味な作業の積み重ねです

作業中は実にスリリングですが
トラブルにめげずがんばって行きたいです

電気のトラブル。。。。。

ココの所急な豪雨が多いですね
試乗に行くのも考えていかないと大変な目に合ってしまいます
どうも、ＨＦメカです

ＥＶＯのビックツインやスポーツスターに多く見られるトラブルということで。。。。
電気のトラブル。。。。。
バッテリ上がりの原因のひとつをご紹介します



この部品。。。。。フィンが沢山付いている
「レギュレートレクチファイア」という部品です
「レギュレーター」という部品と「レクチファイア」という部品が一緒になった物なのですが、何をしているかというと。。。。。

レギュレーターは名前の通り、電圧が一定以上上がらないようにしています
一方のレクチファイヤは交流の電気を直流に変換する大事な部分であります

上記のことから「レギュレートレクチファイヤ」が壊れると、発電した交流の電気が直流にならず結果、バッテリに充電されなくなってしまい、乗れば乗るほど電気を消費していってしまう
恐ろしい事態になってしまいます

症状はさまざまですが、エンジンをふかしてもヘッドライトが暗い。。。
電気系統が弱弱しいなどがあります
しかしながら大抵はセルの周りの弱さできずくことがほとんど
出先でこうなったら大事です

ＨＦでは車検や修理入庫時に疑いがある場合は、発電電圧等を点検し予防に努めております

電気製品も10年も使えば壊れてしまってもしかたありませんしＥＶＯの最終型からはや10年。。。。。
このあたりも要整備箇所になってくると考えております

年式的にＥＶＯに多いですがＴＣ88にも起こりうるトラブルですし国産車にもある電気系トラブルです
出来る限り未然に防げるようにしていきたいですね

ちなみに写真のバイクは1999年式のＥＶＯソフテイルで車検整備時に発見したものです



部品単体にするとこんな部品です



裏側の部分がひび割れています。。。。。
しかし外傷が無く壊れる物もありますし、外傷があっても正常な物もあり見た目での判断は難しいのが現状

上記のことからも年式が古く、まだ交換していない方は予防策を打っておいても良いと思います
ご心配の方はＨＦまで

危機一髪 サイドスタンド！

ＨＦメカです
ここのところ晴れが続く宇都宮ですが湿度が高く、機動力を阻害されって感じです

通勤快速のスクーターの外装を黒に変えて少しテンション上がってます
今度はリアキャリアに着ける箱を作ろうと思案中です

さてさて,またまたサイドスタンドのトラブルというかボルト緩みです



スプリングワッシャーがあるにもかかわらずボルトがひょっこり出てきてます
皆様、時々増し締め、点検してください
脱落してからだと遅いですよ

良くあるトラブル。。。二次エア。。。。。。。。

ＨＦメカは本日４時半起きで日塩もみじラインから八方ヶ原を抜けてきました
朝走りも気持ちいいものです

さて、今回のトラブルですが。。。二次エアーの混入
インテークマニホールドのシールからの漏れは良くありますが、負圧を検知するのに使われるニップルです



写真の二箇所のニップルこの状態で走っておられました
大変調子も悪くエンジンに悪影響間違いなし
ゴムの薄い物や劣化している物を使ったり
クリップなどで固定されていないと走行中脱落することもあります
今回は恐らく脱落したのでしょう

そこで対策です



こちらの目くらプラグ
国産車両の部品ですが、色々試した結果
ＹＡＭＡＨＡ製の目くらプラグが長持ちでお勧めしております
1つ￥150安価なのも魅力です

ホースの先にボルトを挿して目くらをしている車両が多いですが、トラブル前にこちらに変えられてはいかがでしょうか
見た目も目立たずＧＯＯＤです



根元はステンレスのワイヤリングしっかり固定
脱落の心配もなくなります

梅雨のうちに愛車の点検を