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早くも野党共闘に足並み乱れ 維新、共同会見に欠席

2013-09-25 19:05:51 | 時評
早くも野党共闘に足並み乱れ 維新、共同会見に欠席
配信元:2013/09/24 21:44更新
http://www.iza.ne.jp/news/newsarticle/politics/politicsit/686278/
記事本文
 10月15日召集予定の臨時国会前から、野党各党の足並みが乱れている。野党各党の幹事長・書記局長は24日、国会内で共同で記者会見を開き、臨時国会召集の前倒しを要求した。だが、そこに日本維新の会の姿はなし。各党は政策の違いが顕著なことから、民主党などは共闘できる点に絞って連携を深めたい考えだが、この体たらくでは、野党にとって前途は多難だ。
 共同会見に臨んだのは民主党、みんなの党、共産党、社民党、生活の党の野党5党。民主党の大畠章宏幹事長は維新不在を「大変残念だ」と嘆いた。
 5党に新党改革を加えた6党は、衆参いずれかの4分の1以上の要求があれば内閣が召集を決定しなければならないと定めた憲法53条に基づき、数の上で条件を満たす参院で開会要求の署名集めを開始。署名は25日にも山崎正昭参院議長に提出する。だが、条文に期限の規定はなく、政府は要求に応じない方針だ。
 記者会見に維新がいなかったのはなぜか。24日朝の都内のホテル。野党各党の幹事長・書記局長は臨時国会召集の前倒しを求める安倍晋三首相宛ての文書を作成した。だが、これに条件をつけたのが維新の松野頼久国会議員団幹事長だった。
 「『首相の外交日程を縛るものではない』という一文を入れてほしい」
10月上旬にアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議や東南アジア諸国連合(ASEAN)関連首脳会議が開催されることを考慮しての発言だが、政府側がこの一文を盾にすることを警戒した他の野党は、この提案を拒否。維新は文書に名を連ねなかった。
 そもそも政府と維新は、菅義偉(すがよしひで)官房長官-松井一郎幹事長(大 阪府知事)ラインを軸に「地下水脈でつながっている」(維新幹部)。加えて「現実路線」をとることで、「対決路線」をひた走る他の野党との違いを鮮明にし たい-。松野氏にはそんな思惑がちらつく。堺市長選で維新候補の劣勢が伝えられる中、首相を敵に回したくないとの計算が働いた可能性もある。
 臨時国会で足並みはより乱れるに違いない。兆候はさっそく表れた。論戦の焦点となる消費税では増税容認の民主党に対し、みんなは凍結を主張。まさに「水と油」だ。みんなの浅尾慶一郎幹事長は24日、増税凍結と早期の召集を求める要請書を別途、官邸に提出、スタンドプレーに出た。
 つまずき気味の野党共闘に展望は見えてこない。