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【名護市長選】 茫然自失の稲嶺氏 陣営到着と同時に敗北確定 「移設問題がはぐらかされた…」

2018-02-05 06:58:48 | 政治

記事を書いた産経新聞記者の感慨もあろうが、世は、それ程甘くない。

翁長雄志 沖縄県知事の信任を問う事態の代理戦争であった。
ルーピーと称される元首相から、普天間移設は混迷の度を深めてきた。

民主党初代首相が、トラストミーと叫んだとき、米国オバマ政権と日本との関係は最悪を極めた。
8年間の至誠、米国オバマ政権は当初、安倍政権に冷たかった。誤解を解くには
時間が掛かる。民主党は対米国関係を悪化させて、経済も最悪、治世には騒乱の兆し、
普天間移設に、どれほどの苦渋が漏れたのだろう?  当時で14年間の無慈悲な時間が経過した。

米軍機が飛んで、落下物を落としたと、大騒ぎである。
二度の落下物で、最初は自作自演と評判が立ったが、二度目は、窓枠が落ちてきた。
小学校の庭に落ちて、日本国民は肝を冷やした。

さて、この経過は、一体どうした事であろう?

何故、米軍基地の間近に教育現場があり、痴呆自治体の首長は改善に着手しないのだろう?

不思議である。直ちに学校移転が急務であろう?

翁長雄志沖縄県知事の総任期は、くしくも8年間である。
これほど、人命を軽視して、知事に安住していられるか?

最後の沖縄県知事と称される島田 叡 氏の苦衷が思い浮かぶ。
良く、沖縄は日本での最後の戦場と言うが、まったく嘘だね。
日本国民が、日本領土内で、戦争の悲惨にあったのは沖縄ばかりじゃない。
サイパンでも、グアムでも、満州でも、朝鮮でも南樺太でも
これ等は皆、日本国土の中で戦争が起きた。

ともあれ、秋の知事選挙が待たれる。




2018.2.5 01:07更新
【名護市長選】
茫然自失の稲嶺氏 陣営到着と同時に敗北確定 「移設問題がはぐらかされた…」

http://www.sankei.com/politics/news/180205/plt1802050011-n1.html

落選が決まり、敗戦の弁を述べる稲嶺進氏。翁長雄志沖縄県知事(左端)ら支援者は落胆の表情を見せた=4日夜

 激しい選挙戦を繰り広げた沖縄県名護市長選。約3400票差で新人候補に敗れた無所属現職の稲嶺進氏=民進、共産、自由、社民、沖縄社大推薦、立民支持=は4日夜、「名護市民の選択の結果なので真摯に受け止めないといけない…」と言葉を詰まらせた。
 稲嶺氏は4日午後10時半ごろ、事務所に到着した。駆け付けていた翁長雄志沖縄県知事と笑顔で握手を交わし、集まっていた支持者らに手を振った。しかし、会場から挙がったのは歓声ではなく、悲鳴だった。
 「ん!?」
 けげんな表情で稲嶺氏が振り返ると、テレビモニターは対立候補の渡具知武豊氏の「当確」情報を伝えていた。茫然自失。そのままパイプ椅子に座り込むと、渡具知陣営の万歳三唱を突きつけられた。稲嶺氏はほとんど微動だにしなかったが、一度だけ目頭を押さえるしぐさを見せた。2期8年にわたる稲嶺市政に終止符が打たれた瞬間だった。
 稲嶺氏は「残念ながら移設問題が争点となり得ず、はぐらかされてしまった」と声を振り絞る。「護岸工事は進んでいる状況だが、埋め立て面積はまだ1%に満たない。まだとめることができる。あきらめる必要は絶対にない」と強調すると、支持者からは拍手が巻き起こった。だが稲嶺氏に移設工事を止める市長権限はもうない。
 「子ども達の未来に基地はいらない」
 そう記された旗が、冷たい夜風にむなしくたなびいていた。今後の政治活動についての質問には答えず、選挙スタッフに抱えられながらの退場となった。