杉田水脈 議員の問題発言と言うが、問題視すれば問題になる好例であるが、
今度は、本当の問題らしき物が姿を現した。
女性差別を如何様に判断するのか?
入試で選別する事が、医療現場での実際に言及する必要性が出てきたことで、
文部科学省のみならず、厚生労働省も巻き込んだ論議が期待される。
その、厚生労働省は、政治改革も論議されていると言うが、興味惹かれる点である。
文部科学省は接待疑惑から、もう一段踏み込んだ汚点となったと考えている。
条件示さず 不当な性差別 離職の恐れ…理解の声も 東京医大女子一律減点問題
8/2(木) 21:38配信
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180802-00000607-san-soci
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医科大一般入試の流れ
東京医科大が医学部医学科の一般入試で女子受験者の得点を一律減点していた疑いが2日、浮上した。文部科学省の担当者は「条件を公開せずに不当な性差別をしていたとしたら問題」と指摘。東京医大では入試不正をめぐる汚職事件で前理事長らが贈賄罪で在宅起訴されたばかりで、さらに批判を集めるのは必至だ。一方、女性医師が結婚や出産で離職することによる医師不足の恐れから、女子合格者の抑制を「医療現場からみれば必要悪」(大学関係者)と理解を示す声も一部で上がった。
大学入試をめぐって文科省は毎年、国公私立大に対し公正で妥当な方法で入試を行うことを要請している。具体的な選抜方法については大学側に委ねられるが、募集要項に詳しく明示することになっている。
男女別の対応では、大阪電気通信大(大阪府寝屋川市)が、女子学生の比率を増やすため公募推薦入試で女子受験生に加点する方針を公表(現在は廃止)。名古屋工業大は一部の学科で女子枠を設けている。
ただ、東京医大は募集要項に男女の定員などを明記しておらず、減点行為についても説明していなかったとされる。文科省幹部は「女性医師を増やすため、女子受験生を励ます措置をとるならまだしも、合格者を抑制することに合理的な理由はない」とした。
精神科医の和田秀樹氏は「今回はあからさまに公平性を欠いたようだ」と東京医大の対応を批判。その上で国が平成32年度実施の入試から多面的な評価に改善するよう求めていることに言及し「大学経営側に委ねると、大学に都合のいい高額寄付者や有力者の子弟らを面接などで選び、性別や年齢を理由に落とされる受験生が出る恐れがある。新しい公平性とは何かをもう少し整理すべきだ」と警鐘を鳴らす。
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一方、大学関係者は「女性医師は出産や子育てで離職することが多く、系列病院では男性医師が現場を支えているのが実情だ」と説明。その上で「どの医大でも(女子合格者の抑制を)やっている」とし、「私大だからある程度の恣意的な選別はあってもいい」と理解を求めた。
ただ、女子合格者の抑制の背景に系列病院の医師不足が指摘されることについて、和田氏は「(医療現場で働きながら行う)臨床研修の必修化以降、臨床をしっかりやっている病院に研修医が集まるようになった。医師不足の原因を、女性が多いせいにするのは間違いだ」と反論した。
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