早川氏の論文を見て、自衛隊と軍隊との違いが判らないが、早川氏はどういう気持ちでこの論文を書いたのだろう。軍隊並みの規律とは如何なるものか、想像できない。要するに自衛隊の手足を縛って、本来任務を完遂できない組織に安住させることには反対である。自衛隊の任務そのものは、自衛隊法に記すとおりであるが、自衛隊法が他の法律を参照解釈しないと任務遂行ができない現状を如何に解釈するのだろうか、その点が疑問である。
安倍政権は安全保障に関して様々な改革を行ったが、最近も自衛隊は違憲であるといわれる始末である。
早川氏は、現状に満足してはいないと思うが、本来任務をできない状態を改めることが最も必要な事である。
すると、現憲法9条の曖昧性を改善することなしに、自衛隊の存在はあり得ないと考える。
誤魔化しの真の原因を追究せずに、現状維持に走るのには反対する。
海外での自衛隊活動には自衛隊の持つ脆弱性が不都合な環境になっていると考えるが、
この不都合は、国際法で活動するのじゃなくて、国内法で活動する不都合であると考える。
派遣する地域場所ごとに、特別法を準備しなければならない不都合さも際立ってくる。
同盟国の米国の活動も信用できない時点で、自衛隊が日本国の独立を守る最終の最後の砦である。
自衛隊活動をネガテイブリストにするのがまず第一である。
記事
早川忠孝
2016年02月07日 13:13
自衛隊を自衛隊として認める改憲案に賛成し、自衛隊を軍隊とする改憲案に反対する
http://blogos.com/article/159321/
自衛隊をどうしても軍隊にしたい方々はさぞかし反発されるだろうが、私は自衛隊を普通の軍隊にすることには反対である。
勿論、自衛隊員の士気を高め、自衛隊としての規律を守らせなければならないことは当然なのだが、いわゆる軍隊並みの規律を自衛隊に持ち込むことには消極とならざるを得ない。
自衛隊の存在を肯定し、憲法の明文で規定することには賛成するが、自衛隊を国防軍に改称し、国防軍としての自衛隊に新たな任務を課し、その権限等を大幅に拡張することにも反対する。
自衛隊を、これまでと同様な任務を遂行するために、様々な武器を行使する権限と様々な義務を持った特別の組織だと規定することには賛成するが、だからと言って諸外国の軍隊と同様の「軍隊」にはさせたくない。
自衛隊は、いつまでも自衛隊であって欲しい。
自衛隊は、他国の侵略をせず、基本的に一切他国民の殺傷を目的としない人道復興支援、国際平和実現の使徒の役割を担う組織であって欲しい。
勿論、他国から侵略された時などにおいて、国の防衛、国民の救出等のために、自らの危険を顧みず必要とされるあらゆる行動をしなければならない特別の存在であるが、だからと言っていわゆる軍隊にはしたくない。
そんな中途半端なことで国が守れるか、とお叱りを受けるかも知れないが、戦後の日本はとにかく誤魔化し誤魔化ししながら、そうやってきた。
米軍の存在があったからこれまではそれでもよかっただろうが、時代は既に大きく変わった。もはや米軍には頼れない時代になっている、などと仰る方もおられるだろうが、自衛隊を国防軍にしたところで日本の安全保障環境が急激によくなる、というものでもないだろう。
自衛隊を国防軍にしたからと言って、それで直ちに日本が軍事国家、戦争国家になるものではないが、しかしきな臭くなることは事実だろう。
そういう国にはしたくない、なって欲しくない、というのが私の正直な気持ちである。
現在の自民党の憲法改正草案には、そういうきな臭いところが付き纏っているyから、自衛隊をどうしても軍隊にしたいと考えている方々の声が段々に大きくなることを私は心配している。
自衛隊は自衛隊のままでいいではないか、と私が言っているのは、どうもそのあたりが日本の大きな分かれ道になりそうだな、と思っているからである。
tak_lived
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重要なのは、「自衛隊が合憲である事」「日本国憲法で禁じられたのは侵略戦争のみであり、日本は自衛権を当然に行使できる事」を憲法にきちんと明記する、という部分の実行です。
その為に憲法9条の改正が必要なのです。それを望んでいる国民が私も含め多数いるのです。
ならば、きちんと国民投票まで持ち込んで、「国民の意思を問いそれを憲法に反映する」事こそが、民主主義を標榜する国家の憲法としては必要な事でしょう。そうしたプロセスを幾度か経る事で、はじめて「日本国民の憲法」になっていくのです。
そうしたプロセスを経ない限り、いつまでも「占領憲法」「GHQが日本を縛るエセ立憲主義」から一歩も進めません。
上記が達成できるのであれば、その軍隊組織の名称については、個人的には「どうでもいい」です。
国内での名称が自衛隊だろうが国防軍だろうが、英語では以前から「Japan Self-Defense Forces=日本国防衛軍」であり、今までも海外からは完全に「軍隊、国防軍」と見做されている訳ですし。
「国際的な認識・実態に合わせて適切な名称にする」という観点では「国防軍」の方が妥当と考えますが、どうしても「自衛隊」という名称がいいなら、そういう人達はそうした独自の9条改正案を提示すればいい。
いずれにせよ、「国防軍」という名称にするか否かは本質的な問題ではなく、そんな瑣末な部分を口実に憲法9条改正自体に反対するのはナンセンスと考えます。
yahoo user e42cc
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自衛隊を先ずは普通の軍隊にしてやらなければ可哀想だ。
話はそれからだ。
先ずはネガティブリストの採用。六法全書片手に立たせるなんて人道上からも許されん。
軍隊をどう使うかは全く別の話だ。
Shiro Ooishi
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早川さん。これは異な事を仰る。
軍隊で無い、しかし軍隊まがいの集団がいいと受け取れるが、そうだというのか?世界で通用しないことを自己陶酔で持ち出すことが最も危険だ。
皆と同じ軍隊で、機能、機構、行動規範、責任と権限は同じだ、と言い切っておかないと、周りの国は疑心暗鬼になり、確かめるため色んな挑発をしてくる。第一自衛隊自身が自らの役割に疑念を生じる。この曖昧さが今の最大の問題で、これが解決されることが重要課題であったはず。瞬時で連携と判断の不連続やエアポケットが生じることを敵は狙っている。曖昧さが組織運営の最大の問題で、対等合併した企業が四苦八苦する例をご存知のはず。
しかも軍隊は遊びではない。うまく行かなかったら人の生命、国家、国民の生命、財産に直結する。きな臭いところをこれ以上悪くならないよう総力をあげて立ち向かう組織でなければならない。一般企業のように倒産、社長交代で済まない重要事項である。
もう一度言うが曖昧なら現在から何も改善しない。
瞬時で相手を粉砕できる強さと怖さを相手に与えなければ対等にならない。自国の軍隊が相手より優位であれと思いコストをかけるが、強くなるなという国がどこにあるのだ?
この程度なら、死にかけた民主党でも言いそうな愚論である。
中国へ行って、警察や軍隊を見たことがあるか?
背筋がピンと伸びて、決して姿勢に甘さを感じさせない。並々ならぬ訓練を受けて来たことを感じる。しかも日本の就労人口ほどいる。このような連中と相対するのだ。コンフェデレーションカップの日本の惨敗を思い出すことだ。大人と子供だ。軍事でこれは許されない。組織の甘さなど絶対禁物。世界は異次元の進歩だ。
aloha
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【なにを寝ぼけたことをいってるの?】
自衛官の命をなんと思ってる!
自衛官は日本国民ですよ!
撃たれてからでなくては反撃できない。
国際法、慣例の交戦権を持たない軍隊をそのままにしとけば、原発にミサイル着弾後しか反撃できない。
あなたはその責任を負えるのか?
あなたが祈ると北朝鮮のミサイルは軌道を変えるのか?
よくもまあ、こんな時期に言えたもんですね!
あなたの本心は北朝鮮擁護を隠しているだけです。
ミサイル発射に対して、国防強化に民意が傾くことを恐れているだけではないか。
反日利己主義者くん!
日本国民をばかにしてはいけませんよ!
命をかけて国民を守ろうと誓う自衛官の皆さんに謝りなさい!
Asomi Fujiwara
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だから、、、国民が納得する、自衛隊員当事者にとってキチンとした改憲が必要なのです。日本語での自衛隊か国防軍か、なんてのは些細な枝葉です。諸外国からは軍と見なされているのが現実です。
今の現状は、自衛隊員に六法全書だけ持って、素手で現地に行ってこいと言っている様なものです。平和安全法制が成立しましたが、これでもまだ不十分だと思います。一刻も早く現在のポジティブリストから、ネガティヴリストに変える必要があります。
私達の為に、その命を懸けてくれているのですから。
よもぎねこ
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>米軍の存在があったからこれまではそれでもよかっただろうが、時代は既に大きく変わった。もはや米軍には頼れない時代になっている、などと仰る方もおられるだろうが、自衛隊を国防軍にしたところで日本の安全保障環境が急激によくなる、というものでもないだろう。
自衛隊は攻撃的兵器を持てません。
これはバッターのいない野球チームと同じで、必ず負けるのです。
それでも無事で済んだのは、米軍の存在があったからです。
米軍に頼れなくなれば自分で守るしかありません。
勿論、自衛隊を軍隊にしたからと言ってそれだけで防衛力が増えるわけではありません。 相応の装備があって初めて軍隊としての力を発揮するのです。
しかし自衛隊のままでは永遠にバッターのいない野球チームです。
これではもう最初から「日本は真面目に国防をする意思はありません」と世界に宣言しているのと同じです。
米軍が頼れない状況でこれでは、確実に侵略されるでしょう。
安倍政権は安全保障に関して様々な改革を行ったが、最近も自衛隊は違憲であるといわれる始末である。
早川氏は、現状に満足してはいないと思うが、本来任務をできない状態を改めることが最も必要な事である。
すると、現憲法9条の曖昧性を改善することなしに、自衛隊の存在はあり得ないと考える。
誤魔化しの真の原因を追究せずに、現状維持に走るのには反対する。
海外での自衛隊活動には自衛隊の持つ脆弱性が不都合な環境になっていると考えるが、
この不都合は、国際法で活動するのじゃなくて、国内法で活動する不都合であると考える。
派遣する地域場所ごとに、特別法を準備しなければならない不都合さも際立ってくる。
同盟国の米国の活動も信用できない時点で、自衛隊が日本国の独立を守る最終の最後の砦である。
自衛隊活動をネガテイブリストにするのがまず第一である。
記事
早川忠孝
2016年02月07日 13:13
自衛隊を自衛隊として認める改憲案に賛成し、自衛隊を軍隊とする改憲案に反対する
http://blogos.com/article/159321/
自衛隊をどうしても軍隊にしたい方々はさぞかし反発されるだろうが、私は自衛隊を普通の軍隊にすることには反対である。
勿論、自衛隊員の士気を高め、自衛隊としての規律を守らせなければならないことは当然なのだが、いわゆる軍隊並みの規律を自衛隊に持ち込むことには消極とならざるを得ない。
自衛隊の存在を肯定し、憲法の明文で規定することには賛成するが、自衛隊を国防軍に改称し、国防軍としての自衛隊に新たな任務を課し、その権限等を大幅に拡張することにも反対する。
自衛隊を、これまでと同様な任務を遂行するために、様々な武器を行使する権限と様々な義務を持った特別の組織だと規定することには賛成するが、だからと言って諸外国の軍隊と同様の「軍隊」にはさせたくない。
自衛隊は、いつまでも自衛隊であって欲しい。
自衛隊は、他国の侵略をせず、基本的に一切他国民の殺傷を目的としない人道復興支援、国際平和実現の使徒の役割を担う組織であって欲しい。
勿論、他国から侵略された時などにおいて、国の防衛、国民の救出等のために、自らの危険を顧みず必要とされるあらゆる行動をしなければならない特別の存在であるが、だからと言っていわゆる軍隊にはしたくない。
そんな中途半端なことで国が守れるか、とお叱りを受けるかも知れないが、戦後の日本はとにかく誤魔化し誤魔化ししながら、そうやってきた。
米軍の存在があったからこれまではそれでもよかっただろうが、時代は既に大きく変わった。もはや米軍には頼れない時代になっている、などと仰る方もおられるだろうが、自衛隊を国防軍にしたところで日本の安全保障環境が急激によくなる、というものでもないだろう。
自衛隊を国防軍にしたからと言って、それで直ちに日本が軍事国家、戦争国家になるものではないが、しかしきな臭くなることは事実だろう。
そういう国にはしたくない、なって欲しくない、というのが私の正直な気持ちである。
現在の自民党の憲法改正草案には、そういうきな臭いところが付き纏っているyから、自衛隊をどうしても軍隊にしたいと考えている方々の声が段々に大きくなることを私は心配している。
自衛隊は自衛隊のままでいいではないか、と私が言っているのは、どうもそのあたりが日本の大きな分かれ道になりそうだな、と思っているからである。
tak_lived
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重要なのは、「自衛隊が合憲である事」「日本国憲法で禁じられたのは侵略戦争のみであり、日本は自衛権を当然に行使できる事」を憲法にきちんと明記する、という部分の実行です。
その為に憲法9条の改正が必要なのです。それを望んでいる国民が私も含め多数いるのです。
ならば、きちんと国民投票まで持ち込んで、「国民の意思を問いそれを憲法に反映する」事こそが、民主主義を標榜する国家の憲法としては必要な事でしょう。そうしたプロセスを幾度か経る事で、はじめて「日本国民の憲法」になっていくのです。
そうしたプロセスを経ない限り、いつまでも「占領憲法」「GHQが日本を縛るエセ立憲主義」から一歩も進めません。
上記が達成できるのであれば、その軍隊組織の名称については、個人的には「どうでもいい」です。
国内での名称が自衛隊だろうが国防軍だろうが、英語では以前から「Japan Self-Defense Forces=日本国防衛軍」であり、今までも海外からは完全に「軍隊、国防軍」と見做されている訳ですし。
「国際的な認識・実態に合わせて適切な名称にする」という観点では「国防軍」の方が妥当と考えますが、どうしても「自衛隊」という名称がいいなら、そういう人達はそうした独自の9条改正案を提示すればいい。
いずれにせよ、「国防軍」という名称にするか否かは本質的な問題ではなく、そんな瑣末な部分を口実に憲法9条改正自体に反対するのはナンセンスと考えます。
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自衛隊を先ずは普通の軍隊にしてやらなければ可哀想だ。
話はそれからだ。
先ずはネガティブリストの採用。六法全書片手に立たせるなんて人道上からも許されん。
軍隊をどう使うかは全く別の話だ。
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早川さん。これは異な事を仰る。
軍隊で無い、しかし軍隊まがいの集団がいいと受け取れるが、そうだというのか?世界で通用しないことを自己陶酔で持ち出すことが最も危険だ。
皆と同じ軍隊で、機能、機構、行動規範、責任と権限は同じだ、と言い切っておかないと、周りの国は疑心暗鬼になり、確かめるため色んな挑発をしてくる。第一自衛隊自身が自らの役割に疑念を生じる。この曖昧さが今の最大の問題で、これが解決されることが重要課題であったはず。瞬時で連携と判断の不連続やエアポケットが生じることを敵は狙っている。曖昧さが組織運営の最大の問題で、対等合併した企業が四苦八苦する例をご存知のはず。
しかも軍隊は遊びではない。うまく行かなかったら人の生命、国家、国民の生命、財産に直結する。きな臭いところをこれ以上悪くならないよう総力をあげて立ち向かう組織でなければならない。一般企業のように倒産、社長交代で済まない重要事項である。
もう一度言うが曖昧なら現在から何も改善しない。
瞬時で相手を粉砕できる強さと怖さを相手に与えなければ対等にならない。自国の軍隊が相手より優位であれと思いコストをかけるが、強くなるなという国がどこにあるのだ?
この程度なら、死にかけた民主党でも言いそうな愚論である。
中国へ行って、警察や軍隊を見たことがあるか?
背筋がピンと伸びて、決して姿勢に甘さを感じさせない。並々ならぬ訓練を受けて来たことを感じる。しかも日本の就労人口ほどいる。このような連中と相対するのだ。コンフェデレーションカップの日本の惨敗を思い出すことだ。大人と子供だ。軍事でこれは許されない。組織の甘さなど絶対禁物。世界は異次元の進歩だ。
aloha
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【なにを寝ぼけたことをいってるの?】
自衛官の命をなんと思ってる!
自衛官は日本国民ですよ!
撃たれてからでなくては反撃できない。
国際法、慣例の交戦権を持たない軍隊をそのままにしとけば、原発にミサイル着弾後しか反撃できない。
あなたはその責任を負えるのか?
あなたが祈ると北朝鮮のミサイルは軌道を変えるのか?
よくもまあ、こんな時期に言えたもんですね!
あなたの本心は北朝鮮擁護を隠しているだけです。
ミサイル発射に対して、国防強化に民意が傾くことを恐れているだけではないか。
反日利己主義者くん!
日本国民をばかにしてはいけませんよ!
命をかけて国民を守ろうと誓う自衛官の皆さんに謝りなさい!
Asomi Fujiwara
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だから、、、国民が納得する、自衛隊員当事者にとってキチンとした改憲が必要なのです。日本語での自衛隊か国防軍か、なんてのは些細な枝葉です。諸外国からは軍と見なされているのが現実です。
今の現状は、自衛隊員に六法全書だけ持って、素手で現地に行ってこいと言っている様なものです。平和安全法制が成立しましたが、これでもまだ不十分だと思います。一刻も早く現在のポジティブリストから、ネガティヴリストに変える必要があります。
私達の為に、その命を懸けてくれているのですから。
よもぎねこ
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>米軍の存在があったからこれまではそれでもよかっただろうが、時代は既に大きく変わった。もはや米軍には頼れない時代になっている、などと仰る方もおられるだろうが、自衛隊を国防軍にしたところで日本の安全保障環境が急激によくなる、というものでもないだろう。
自衛隊は攻撃的兵器を持てません。
これはバッターのいない野球チームと同じで、必ず負けるのです。
それでも無事で済んだのは、米軍の存在があったからです。
米軍に頼れなくなれば自分で守るしかありません。
勿論、自衛隊を軍隊にしたからと言ってそれだけで防衛力が増えるわけではありません。 相応の装備があって初めて軍隊としての力を発揮するのです。
しかし自衛隊のままでは永遠にバッターのいない野球チームです。
これではもう最初から「日本は真面目に国防をする意思はありません」と世界に宣言しているのと同じです。
米軍が頼れない状況でこれでは、確実に侵略されるでしょう。