11月28日(火)の演奏会。
会場はりゅーとぴあコンサートホール。
ブレハッチはポーランドの生まれ。
現在まだ21歳の若者。
たくさんのコンクールで入賞。
中でも、2005年10月のショパン国際ピアノコンクールにおいて
優勝。副賞も全て獲得し、1975年以来の
ポーランド人としての優勝という意味でも大きな注目を集めた、
話題のピアニストです。
オールショパンプログラム。
急いでいたので、プログラムが買えず。
中に慌しく入ってすぐ始まりました。
最初の曲は。。。すぐ分かりました。
バラード第3番変イ長調。
冒頭の引き方が非常に丁寧。
ここだけ聴いて、期待できそうなイメージを持ったのですが、
そのとおりでした。
非常に高い技術。そして既に完成されている感じ。
荒々しさなどは無く、表現に不自然な部分もほとんど感じられず、
全て意図した、曲全体に糸を張り巡らせた演奏でした。
その後、24の前奏曲、ポロネーズ第7番と続き、
休憩後は3つのマズルカ、そして最後がピアノソナタ第3番ロ短調。
とにかく安定感と、彼の品のある演奏。
これは本物だ、そう思いながら聴いていました。
聴衆も、そういう気持ちを持って拍手していたのが分かりました。
アンコールは2曲だったでしょうか。。。
最後はポロネーズ第7番「英雄」。僕の大好きな曲。
いやー、いい演奏を聴かせていただきました。
主催のテレビ新潟さんは、いいピアニストを呼んできますよね。
今後にも期待です。
ブレハッチ、皆さん、ぜひ聴いてみては。