佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

今年の歌い納め

2006年12月30日 01時28分46秒 | クラシック

 29日、東京です。

10月にも利用したカプセルホテルからの更新です。

 

 

 

 29日、歌い納めでした。

本番ではなく、レッスンで。

山梨県甲府へ、レッスンを受けに来ていました。

28日、仕事が終わってから一時帰省。

翌朝発って、信越本線、篠ノ井線、中央本線を経由して

昼頃甲府到着。初上陸でした。

先生のお宅でのレッスン。

先生には車で送り迎えまでしていただき、恐縮でした。。。

 

 

 

 休憩を挟みつつ、シューベルト2曲とバッハ1曲。

いやー、かなりたくさん見ていただきました。

MDモノラルで録音しましたが、3曲目の途中で

MDが終わっていました。。。残念。。。

つまり、3時間以上歌っていましたね。

さすがに後半へばりました。先生ありがとうございました。

 

 

 実を言うと、発声のアプローチとか、

これまでと違うもので、弱音から響くポイントを

大事に作っていく形で、これが慣れていなくて苦戦。

でも学究肌の先生で、言われることは至極納得して、

でも、身体が言うことをきかない。。。

おまけに、ドイツ語がうまく発音できず。。。

かなり丁寧に教わりました。

ドイツ語を話せる先生から見て頂けるのは本当に嬉しい。

僕の似非ドイツ語の皮がボロボロに(苦笑)。

勉強したい!!!と心から思いました。

 

 

 この日は、身体の使い方と、言葉の発音が、

うまくリンクできず、片方やると片方がおろそかになり、

もどかしさを感じながら歌っていました。

初めて声楽を習ったときと似た感覚でした。

身体が言うことを効かない感じ(苦笑)。

 

 

 でも勉強になりました。

遠いので頻繁には通えませんが、

自習して、またお世話になりたいと思います。

 

 

 帰りは中央線で東京へ。

普通を乗り継ぎました。

それにしても、甲府、夜寒かったです。

 

 

 今日はカプセルホテルがやたら混んでいます。

何でかな。。。

早く寝たいと思います。

明日は久しぶりの人に会う約束と、

ヤマハでも本を漁りに行って、

その後夕方から某集まりがあって(これがメインです)、

その日のうちに実家へ帰る予定。

長い一日でした。明日はどうなるだろう。。。

 


第42回新潟大学合唱団定期演奏会

2006年12月30日 01時12分45秒 | 合唱

 

 さて、ちょこっと触れてはいましたが、

23日の追加公演も終わったので

(どうだったのでしょうか?)、書きます。

 

 

 12月16日(土)音楽文化会館にて。

昼の新大室内からのはしごでした。

コンクール金賞一位を聴きつけてか、

開場前から行列。整理しながら入れていたので、

開演が30分押しました。

開演前から皆さん、相当お疲れのようでした。

嬉しい悲鳴ではあるのでしょうが、ある程度の実数を

把握しておくべきだったとは思います。

 

 

 1stはコンクールの報告演奏。

課題曲も自由曲も、よくまとまった演奏でした。

欲を言うと、自由曲は、統一されすぎていたのが

ちょっと気になりましたが。

一生懸命さ、寸分乱れぬ様子が強く、

もう少し演奏に自由さがあっても良かったかなと。

でも気合の入った演奏でした。

 

 

 2stは高嶋みどり「遥かな時の彼方へと」。

良く歌っていたと思います。

ただ、まとまってはいるのだけど、

もう少し客席まで届いてきたら良かったかなと。

転調なんかの処理の仕方ももう少し工夫が欲しい気も。

 

 

 3stは恒例のオリジナルステージ。

ハナミズキ、世界に一つだけの花、ここにしか咲かない花、

フラワー、でのFlower構成。

うーん、ポピュラーアレンジの演奏については、

この日の演奏に限らず思うことが結構あるので、

またまとめて後日。

 

 

 4stは信長貴富「新しい歌」。

新大室内との聴き比べは、、、どうだろう。

個人的には、思うことがたくさんありました。

新潟ユースでも取り上げた曲。

正直言うと、新潟ユースもそうであったように、

祝祭的な曲のイメージや雰囲気が先行して、

5曲の曲の差異、演奏の完成度、

突き詰めれば、なぜ歌うのか、

そこでなぜ手拍子なのか、フィンガースナップなのか、

必然性と言うか、そういうものを演奏から感じたかったのは事実。

勢いだけでない、熱いもの、

5曲の個性が何によって形作られているか、

それをもっと明確に出して欲しかった気はします。

 

 

 

 個人的なことを言うと、

何故歌うのか、というのが最近のテーマで、

そういうものを演奏から感じたい。

これは自分への課題でもありますので、

人のことはともかく、自分の演奏に反映していきたいです。

 

 

 とにもかくにも、指揮者の横田君を中心にして、

本当に良くやってきたと思います。

注目されることは、団にとっては良いことです。

さらなる飛躍に向けて、また頑張ってください。

おつかれさまでした。

 


オルガン・クリスマス・コンサート

2006年12月30日 00時52分08秒 | クラシック

 

 去年の年末も演奏会レポをためこんでいて、

今年も駆け込みでの更新です。。。

 

 

 りゅーとぴあ恒例のクリスマスコンサート。

12月15日(金)コンサートホールにて。

今年の出演は、オルガンの山本真希さん、

ソプラノの藤崎美苗さん、

アンサンブル・ヴィンサントの皆さんでした。

 

 

 演奏曲目は有名な作品を中心に。

そういう曲目のためか、このコンサート、

もう少し客席が埋まってもいいのに、知った顔が

ほとんどいませんでしたね。

でも、演奏はよかったです。

 

 

 特に聴きごたえがあったのは、

マルチェッロのオーボエ協奏曲ニ短調「ヴェニスの愛」。

アンサンブルヴィンサントの三宮さんの

素晴らしい技巧を楽しめました。

あと、ヴァイオリンの荒木さんの衣装が素敵でした。

もちろん演奏もです(笑)。

 

 

 

 皆さん、この恒例のコンサート、

毎年オルガンを軸にしながら、プログラムや演奏者に

工夫を凝らしていますので、

ぜひ、一度聴きに行ってはどうでしょうか。