佐藤匠(tek310)の贅沢音楽貧乏生活

新潟在住の合唱指揮者・佐藤匠のブログです。

X'mas Concert 2006 in トミオカホワイト美術館

2006年12月23日 23時10分08秒 | 合唱

 

 昨日告知のとおり、

今日は標記演奏会がありました。

 

 

 午前7:15に新潟駅へ。

団員を車に乗せていざ浦佐へ。

「さわらび」というコミュニティーホール?で9時から練習。

天候が悪い。雨と風。

でも、去年は大雪だったらしく、それを考えれば御の字。

ホワイトクリスマスコンサートにはならなかったが。

 

 

 11時には練習を終えてトミオカホワイトへ。

弁当を食べて準備。ホールでの練習。

ここは、広い展示ホールがあって、そこでコンサートをするのだが、

とても響くホール。

学生時在団していた時も、とても楽しみにしていました。

大学1年から4年まで4回歌いましたね。

でもね、、、9年前ですよ(苦笑)。

歳取ったな。。。

 

 

 本番は14:00から。

お客さんもまずまず入って、1曲目はバッハ。

うん、良く響く。

 

 

 最初は記念イヤーを祝して、

ミサ・ブレヴィス(モーツァルト)よりキリエ、グローリア、アニュスデイ。

昨年もモーツァルトの別のミサを歌っていて、

結構手馴れた感じにまとまったかなと。

 

 

 次は日本の冬。

「冬の夜」「冬景色」「雪」「雪の降る街を」「ペチカ」。

実は「冬の夜」は好きな曲。

猪間先生のアレンジが素敵です。

ただ、この曲は唱歌で、本当は戦前に

「家庭はこうあるべき」というための教育にも使われた作品で、

作品としての評価は分かれるかもしれませんが。

あと、「雪の降る街を」は良かったのでは。

「ペチカ」は三善晃全開のアレンジ。

鈴木真理子先生のピアノが素敵で楽しめました。

 

 

 次にトランペットソロステージ。

西康之さんが、トランペットとフリューゲルホルンを持ち替えて

2曲演奏。柔らかい音で、ホールとの相性がバッチリでした。

 

 

 

 休憩を挟んでディズニー名曲集。

そしてそのままクリスマスソングへ。

アカペラのジングルベルは、一度皆さんに歌って欲しいアレンジ。

次、「ママがサンタにキスをした」。

「主よ、人の望みの~」では、西さんがソプラノをなぞって、

会場がまるで教会のように。

最後は恒例の、お客様を交えての合唱。

「あらののはてに」「きよしこの夜」の2曲。

 

 

 そう、このトミオカホワイトでの演奏会は、

1992年より始まっていて、もう14年もの歴史がある。

僕がいた頃から、会場の皆さんとの合唱があって、

これが本当に泣ける。

皆さんちゃんと歌ってくれるんですよね。ここのお客さんは。

「きよしこの夜」では、メロディーからユートライの女声が抜けていくのですが、

メロディーはお客さんの歌だけでも十分響いていました。

なんて温かいお客さんなんでしょうか。

 

 

 アンコールでは「瑠璃色の地球」。

松田聖子の曲です。源田俊一郎さんのアレンジ。

この曲、実は好きなんですよ。

今日はこの曲が一番良かった。

なんだろう、何かが一体になった感じがしました。

何か歌っていて気持ちよくて、

それは名島先生も真理子先生もそうお感じだったようでした。

いやー、感激しました。

って、感激させないといけないんですよね(苦笑)。すみません。

 

 

 でも、お客さんと一緒になって創るこのコンサート。

やっぱり楽しかった。

こういうコンサートを新潟でもしたいですね。

温かいコンサートを。

 

 

 今年の本番はこれで終了、なのですが、

実を言うとまだ歌う機会が残っています。

29日まで、練習して臨みます。