内外の記者が集まった記者会見で、軍のトップが、太平洋の共同管理を提案するのは、歴史に残るだろう。それほどの、迫力ある事実であった。映像、記事で、報道された。
手元にある今朝の産経新聞は、火器管制用レーダー使用が、中国指導部の指示であったことを報道している。この件について、天星人語は、「戦争の準備をしろ」との中国指導者の指示があり、現場の艦長判断で実行されたのだろうと書いた。この指導者(習近平氏)の講話は、広く報道されたことだ。
だがしかし、産経新聞の報道が正しければ、間違っていた。事態は、もっと、深刻にとらえた方が良いと思う。きのうの、中国軍トップの記者会見にも、驚いたのだ。米軍トップとの共同記者会見だった。米軍への遠慮がなかった。両軍が対等であることを宣言した、歴史に残る記者会見だった。
きのうの尖閣周辺の事態も、深刻だ。艦船の数量で日本を勝る戦法が明白だ。映像を見て、中国人民は溜飲を下げたのかもしれない。日本人民は、ひやひやしている。報道によれば、海上保安庁は、5隻の中国船を想定しての対応だとか。10隻は想定外だと。軍事衝突の際の準備をしておく必要がある。中国の世界戦略が進行中なのかもしれない。想定外はない。