今読んでいる「反哲学入門」に触発されて書きました。よろしければ読んでください。 . . . 本文を読む
世界は事実の総体であって、物の総体ではない。
世界は諸事実によって、さらにそれらが事実のすべてであることによって、決定されている。
なぜなら事実の総体は、実際に生ずることと、実際に生じないことのすべてを、あわせて決定するからである。
論理空間のうちにある諸事実が世界である。
世界は諸事実に分解する。
他のすべては不変のまま、或ることが事実であるのも可能であり、事実でないのも可能である。
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生きがいというものは、人間がいきいきと生きていくために、空気と同じようになくてはならないものである。しかし、私たちの生きがいは損なわれやすく、うばい去られやすい。人間の生存の根底そのものに、生きがいをおびやかすものが、まつわりついているためであろう。
諸行無常の鐘の声・・・・私たち日本人のききなれたことばには、この事実に対する静かな認識とあきらめがあらわれてい . . . 本文を読む
「そのゴミ(空瓶です)、一緒に捨ててきますよ」と声をかけられた。早朝の、1階ホールでの出来事だ。やけに親切な、お姉様である。力強い声に甘えてしまった。
今夕帰宅中の地下鉄で、黒いNBのスニーカーを履き、黒のスーツ、しかし、ネクタイは無しの50台後半の男性を見かけた。やはりいるんだな、こういういでたちのひとが。彼の体と顔は引き締まっていた。
イスラエルがガ . . . 本文を読む
今朝の日本経済新聞「春秋」からの孫引き。大リーガー松井秀樹選手の座右の銘だそうだ。本家本元は内村鑑三さんの名著「一日一生」。松井選手は「人間万時塞翁が馬」も好きだそうである。
ひとすべて、平坦な道はないそうである。まったくだ。しかし諦めず。「一日一課題」をテーマに、悔いのない日を送りたい。徹底する。繰り返す。愚鈍と言われても良い。
ただし、独りよがりは避け . . . 本文を読む
与謝蕪村さんの俳句である。蕪村さんは生まれが1716年(享保元年)で、1783年(天明3年)になくなる。今から約300年前の奈良はどのような様子であったのか。道具市はたっていたようだ。
俳句にしろ、詩歌にしても、奥が深い。まだまだ、読み込み不足だ。死ぬまで勉強をしましょう。
写真は奈良旧市街地にある古民家を改造したフランス料理店。はしを使って食べる。その . . . 本文を読む
みんなが同時によくなるという時代はもう終わっている。好景気が続いているのだから、うちの業績もだんだん良くなってくるはずなんて考えている経営者は、即アウトだろう。
いまどき管理、カンリと言っている会社や、会議ばかりやっている会社に、いい話を聞いたことがない。成功しているのは、現場主義を徹底している会社である。
(2日付 朝日新聞 「フジマキに聞け」より)
まったくである。 . . . 本文を読む
問題解決に向かって徹底して踏み込んでいくのが、私たちに課せられた仕事ですが、その場合に、自分のところの利益ばかり考えては、もちろんだめです。会社としての私利私欲だけで動いているようでは、相互の信頼関係は成り立っていきません。
お客様に喜んでいただくことによって、加盟店、取引先、そして私たちのみんなが利益を得ることができます。それが商売の原点だと思います。そうした観点で自分 . . . 本文を読む
(行政は)より高度で高品質なサービスをいかに、低コストで提供できるか(が、第一の課題)
「日経4946File」(38号)を読んでいて見つけた文字。兵庫県は小野市の市長を務める「蓬莱 務」(ほうらい つとむ)氏の発言だ。名前からして、一生懸命市政に精を出して務めておられる様子が伺える。全国にはまだまだ数多くのすばらしい、行政首長さんがいるんでしょうね。タイトルも蓬莱市長の発言 . . . 本文を読む
かなしくも
病いゆるを願わざる心我にあり
何の心ぞ
「悲しき玩具」より
青空に消えゆく煙
さびしくも消えゆく煙
われに似るか
「煙」より
西日をうけて熱くなった
埃だらけの窓の硝子よりも
まだ味気ない命がある
正体もなく考へに疲れきって、
汗を流し、いびきをかいて昼寝してゐる
まだ若い男の口からは黄色い歯が見え、
硝子越しの夏の日が毛脛を照らし、
その . . . 本文を読む
たったこの間まで
四時には明るくなったのが
五時になってもまだ暗い。
秋来る頃の あの頃の引きあけ方の
かなしさよ。
中原中也さん
朝の気配に秋を感じるのはひとりだけだろうか。 . . . 本文を読む
百姓の生きて働く暑さ哉
農業は誠に、経済性にほど遠い産業だ。手塩にかけて育てても、台風はじめ害虫・害獣などでだめになったりする。
地産地消構想も、農産物に関して、ここ伊豆地域では既存からの調達では、量の確保が難しい。地域の農業関係者にじっくり当たってはみたが。
医農同源グループに期待しよう。
*地元農家から週一は調達できるので . . . 本文を読む
近況紹介
上場企業会社員です。
只今69歳。65歳と2か月で脳梗塞を発症、5か月間の入院を経て、6か月後に復職しました。
月に10日ほど仕事をしています。
仕事場は、自宅近くにあるサテライトオフイスです。
好きな言葉は、「着眼大局、着手小局」です。
モットーは、「実態は、現場・現物・現実・数字で確認する」です。なので、根拠は出来るだけ現物を示します。
原理原則は「観察(問題点を探る)・分析(その原因を探る)・判断(緊急と根本的な対策)」です。
読書・運動・公園散歩・旅・映画館での映画鑑賞時間を過ごすのが好きです。