24日付東京新聞一面記事である。一人暮らしの高齢者らが自宅で死亡、放置される「孤独死」問題で、厚生労働省は二十三日、関係省庁と連携し、地域ぐるみで防止に取り組む自治体でモデル事業を実施する方針を固めたそうである。 記事によると、「都心部を中心に、地域のコミュニティーが希薄化していることが背景にある」(老健局計画課)。また、「孤独死」防止に取り組んでいる常盤平団地自治会(千葉県松戸市)を紹介してい . . . 本文を読む
かなしくも
病いゆるを願わざる心我にあり
何の心ぞ
「悲しき玩具」より
青空に消えゆく煙
さびしくも消えゆく煙
われに似るか
「煙」より
西日をうけて熱くなった
埃だらけの窓の硝子よりも
まだ味気ない命がある
正体もなく考へに疲れきって、
汗を流し、いびきをかいて昼寝してゐる
まだ若い男の口からは黄色い歯が見え、
硝子越しの夏の日が毛脛を照らし、
その . . . 本文を読む
たったこの間まで
四時には明るくなったのが
五時になってもまだ暗い。
秋来る頃の あの頃の引きあけ方の
かなしさよ。
中原中也さん
朝の気配に秋を感じるのはひとりだけだろうか。 . . . 本文を読む
先日の東京新聞の記事である。
理由は二つあるようだ。
ひとつは、健康志向でアルコールを避ける傾向が定着したこと。今はボトル入りミネラルウオーターを選ぶ人が増えたそうである。
ふたつめは、飲酒運転の取締りが厳しくなったことである。(飲酒運転はいけません)。
世間を知らないのは恥ずかしい。フランス人は水代わりにワインを飲んでいるなんて、もう言えない。しかも、かみさん . . . 本文を読む
百姓の生きて働く暑さ哉
農業は誠に、経済性にほど遠い産業だ。手塩にかけて育てても、台風はじめ害虫・害獣などでだめになったりする。
地産地消構想も、農産物に関して、ここ伊豆地域では既存からの調達では、量の確保が難しい。地域の農業関係者にじっくり当たってはみたが。
医農同源グループに期待しよう。
*地元農家から週一は調達できるので . . . 本文を読む
人は恋愛によっても、満たされることはないのである。
何度、恋をしたところで、そのつまらなさがわかるほかには偉くなるということもなさそうだ。むしろその愚劣さによって常に裏切られるばかりであろう。
そのくせ、恋なしに、人生は成り立たぬ。所詮人生がバカげたものなのだから、恋愛がバカげていても、恋愛のひけめになるところもない。
バカはし . . . 本文を読む
伊豆急行線ではおなじみの「リゾート21」。
JR熱海駅⇔伊豆急下田駅間を走る。
一日5本程度、運行している。
先頭と最終車両は階段仕様(展望車)。
先頭と最終車両以外は、海側に向かって席が設置してある。
普通乗車券のみで乗車できる。
. . . 本文を読む
夏と言えば、このひとをはずせない。
まずは、
閑かさや岩にしみ入る蝉の声。
続いて、
夏草や兵どもが夢の跡。
さらには、
しばらくは滝にこもるや夏の初め。
最後は、
月日は百代の過客にして、行きかふ年もまた旅人なり。
(時は永遠の旅人である。すなわち、 . . . 本文を読む
8月14日 もう十二時近いころであろう。天地は森閑としている。 この数日、夜、警報が鳴らない。この二,三日は、昼でさえ全国的には敵機の来襲がいささか衰えたようである。それが却ってぶきみ千万である。日本がソ連に宣戦しないことを思い合わせて、実にえたいの知れない不安が這い上がってくる。 寝ようと務めた。しかし、寝られない。胸が波を打って、眼が冴えて、頭は嵐のような空想を果しもなく描いていく。  . . . 本文を読む
今朝の朝刊に大きく「英 航空機テロ阻止」なる見出しが踊る。
大惨事(第三次)世界大戦とバカを書いている場合ではない。仮に10機爆破すれば、3.000人は犠牲になったろうか。これは戦争である。現に「米国はテロとの戦争状態にある」(米国司法長官)と述べている。
「9.11」も起こってしまったが、これが国際的に対テロ機運が高まるきっかけになって欲しい。航空機テロは国籍、 . . . 本文を読む
青い空は動かない、
雲片一つあるでない。
夏の真昼の静かには
タールの光も清くなる。
「夏の日の歌」(作詞は中原中也さん)
暑いと言っても、ここ伊豆高原は過ごし易い。心地よい風が抜ける。
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イスラエルとヒズボラとの戦争。(イスラエル、レバノン以外の周辺各国を直接的に巻き込みそうだ。時間の問題?)。
イラクは宗派対立による内線前夜の様相。 (毎日一体何人が、テロ行為で命を落としているのか。今朝の朝日新聞ー壊れるバクダット 遺体、月に1.800体以上)。
ロシアとチェチェン独立武闘派との戦争。(報道が少ないだけだ。実際は日々続いている)。
&n . . . 本文を読む
「Uボート ディレクターズ・カット」(81年)を観る。監督はエアーフォースワン(97年)を撮ったウォルフガング・ペーターゼン。艦長はユルゲン・ブロホノフ。
長い映画だ。途中で休憩をした。しかし息詰まる展開の連続。緊張。静寂。長い航海の末の結末。生死ぎりぎりの事態を何度も切り抜けたあげくの果ての死。小生には表現の言葉が浮かばない。
20代に映画館(いわゆる名 . . . 本文を読む
近況紹介
上場企業会社員です。
只今69歳。65歳と2か月で脳梗塞を発症、5か月間の入院を経て、6か月後に復職しました。
月に10日ほど仕事をしています。
仕事場は、自宅近くにあるサテライトオフイスです。
好きな言葉は、「着眼大局、着手小局」です。
モットーは、「実態は、現場・現物・現実・数字で確認する」です。なので、根拠は出来るだけ現物を示します。
原理原則は「観察(問題点を探る)・分析(その原因を探る)・判断(緊急と根本的な対策)」です。
読書・運動・公園散歩・旅・映画館での映画鑑賞時間を過ごすのが好きです。