テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

脚が痛くてもレブロン・ジェームズ スーパースター

2012-06-21 00:03:20 | バスケットボール
NBAファイナル第4戦は、第1Q終了時、33-19でサンダーがヒートに楽勝ムード。そこで中断して録画しておいたのだけど、念のため2Qから見たら、あっという間にヒートが追い上げていい勝負になっている。

4Q最後の方で、脚が痛くて一時は交代したレブロン・ジェームズが再登場。ビュッと走れないんならこれがある、とばかりに正面から3点シュートを決めてホームの観客をわかせ、チームを勢いづけた。

さすがスーパースター、とNHKBS放送席。サンダーのラッセル・ウェストブルックの「ゾーンに入った」(プレーヤー解説の松井啓十郎さん)43得点も及ばず、ヒートが3勝1敗であと1とした。

ジェレミー・リンが手術だって

2012-04-01 09:20:04 | バスケットボール
ニックスのジェレミー・リンが左膝の手術をするんだって。

3週間? 今季のレギュラーシーズンは駄目だって。

2月初めに突如現れて、3月末日に退場。なんとも花火のような。

ニックスは何勝何敗になっただろう、と時々ネットで調べていて、欠場は知っていたのだが、手術だとは。テレビじじいは、早い復帰を願っている。

ジェレミー・リンのニックス4連敗を見る

2012-03-10 14:13:10 | バスケットボール
ジェレミー・リンの試合を初めて生中継で見た。第4Q開始からしばらくして14点差とバックスがリード。そこからニックスが1点差まで追い上げて面白いゲームになったが、ニックスは114-119で敗れ4連敗になった。

リンは13アシスト、20得点といい成績だったが、何度かボールを失っていたし、パスで相手の守備を崩す起点にもあんまりなってない印象。テレビじじいは輝きは感じなかった。

カーメロ・アンソニーというオールスター戦のスターターが負傷欠場の間に連勝してブームを起こし、復帰してきてからチームの成績がはかばかしくない。相性かな。

きのう、日経新聞朝刊1面コラム「春秋」で、リンサニティーを取り上げていた。NHK衛星は2月最初に1度放送があったらしい(確かめていません)けど、きょうの生中継は意図してリンの試合を取り上げたのではないのか(確かめていません)。

2月に突然輝き、3月は真っ暗。移り変わりの激しさに、追いかける方も大変だ。テレビじじいもちょっと見ぬ間に連敗していてアレレだった。


ジェレミー・リンと人種差別的発言と生島ヒロシさんと

2012-02-22 09:47:24 | バスケットボール
NBAは次々と試合があるので、ニックスの新星ジェレミー・リンの話もあっという間に進展している。

連勝は、ホーネッツの次のマーベリックスに止められるだろうと予想されていたのが、成績の上がらないホーネッツに負けて7で止まった。と思ったら王者マーベリックスには勝って、次のネッツに負けてしまう。

そろそろ、勝ったり負けたりの普通の選手になっていくのかもしれない。

この間、ESPNがモバイル向けのサイトに人種差別的な見出しをつけた記者を解雇、同じ表現を使ったアンカーを30日間の停職にする出来事があった。

なんという言葉を使ったのか。ニュースの中でその言葉を使うと、それがまた差別につながるおそれがあるので、書かれていないなと思っていた。

けさ、TBSラジオ、生島ヒロシのおはよう一直線で「チンク」という言葉だと知った。

言ってしまっていいのかな。ネットで調べたら、ESPNはこの出来事についてのビデオで、問題の言葉が「Chink in the Armor」だと伝えていた。日本のCNNサイトでは、<頑丈なよろい(armor)にもすき(Chink)があった、という意味の慣用句だが、Chinkはアジア系人種を指す蔑視表現として知られている。>と書かれていた。テレビじじいには、ぼかした表現よりもこの方がよく分かった。生島ヒロシさんの番組も正しい扱いだったと思った。

終了直前、ド派手な3点シュート リンの進撃続く

2012-02-15 20:26:36 | バスケットボール
ニックスのジェレミー・リンがまたド派手なことをやってくれた。

ラプターズ戦残り1分ほどで1点差に迫るシュートを決め、しかも同時にファウルをもらってフリースローでもう1点。同点に。

さらに残り0.5秒で決勝3点シュートを決めたのだ。このショットは、残り十何秒かでリンがゆっくりボールを持ち、ベンチを見て自分がシュートを打ってもよいか確認。カウントダウンの中、正面から入れた。

ラプターズの守備は、3点シュートよりもドリブルで持ち込まれるのを警戒したのか、ちっとも前に出てこず、楽な姿勢でシュートを打たせてしまったように見えた。同点だから外しても延長戦になる。気持ちも楽だったのかな、とテレビじじいは思った。

ニックスは6連勝だとか。そろそろ止まるんだろな。

ハーバード卒NBAジェレミー・リン

2012-02-14 11:10:58 | バスケットボール
なに? ハーバード大出のMBA? 珍しくもない。

違う違う。ハーバード大出のNBAだよ。

ニューヨークは、ジャイアンツのスーパーボウル制覇に湧いていると思ったら、今度はニックスの話題で盛り上がっているそうだ。ポイントガード、ジェレミー・リンが彗星のように登場したのだ。

台湾系米国人初のNBA選手。ハーバード大(経済)卒業者では約60年ぶりのNBA選手。2シーズン目。PGの控えの控えの控えくらいの位置づけだったのが、いざ使われると信じられない活躍をし、スターターに抜擢された。スターターになって3試合、4試合の得点がNAB記録を破ったというのだから驚異的だ。チームを5連勝に導いた。レイカーズ戦では、コービー・ブライアントもびっくりの38得点を記録した。

ハイライト映像を見た。身長191センチは小柄に見えるが、ドリブルで持ち込んで相手のファウルを誘いながらバスケットカウントにして3点取る、など切れ味鋭い。いいとこばかりやるんだろうから、と思いつつテレビじじいは感心した。

Linという名前と、insanity(狂気)という言葉の語呂合わせというのかな、Linsanity現象なんだそうだ。






マーベリックス、心で勝った初優勝

2011-06-13 13:46:33 | バスケットボール
NBAファイナルも第6戦ともなると、精神力に勝負の行方はかかってくる。精神力といっても、倒れるまで闘うという敢闘精神ではない。大事なところで震えない心だ。

マーベリックスはノビツキーが前半、フィールドゴールを12回試みて1回しか成功しない絶不調。発熱した第4戦よりひどい出来だった。初優勝の重圧がかかっているように見えた。ノビツキーが不調でもベンチスタートのテリーが気持ちよくシュートを決めて、前半はマブス2点リードで終わった。

ところが、ヒートもひどい。フリースローをやたら外すのだ。あのレブロン・ジェームスすら2本とも入らなかったりする(チームでは33回中20回成功)。3Q終了時にスポールストラ・ヘッドコーチがインタビューに答え、「精神の安定」を強調、タイムアウトで聞こえてきた選手への指示でも同じ言葉でげきを飛ばしていた。

でも、これって逆効果だったのではないかと、テレビじじいは思った。硬くなって放送席から「シュートに行くのを嫌がっているように見える」とまで言われている選手たち。そこで「落ち着け、落ち着け」といっても、萎縮させるだけではなかったのか。

なぜかノビツキーは後半復調し、最終スコアは105-95でマーベリックスの初優勝となった。


レブロン・ジェイムス変調? で妙な心配

2011-06-10 15:16:15 | バスケットボール
NBAファイナル第5戦はヒートのジェームスがなにか冴えず、マーベリックスが勝って3勝2敗とした。6、7戦はヒートのホームゲームなので、放送席は「まだ互角」だと言っていた。

ジェームスは17得点、10リバウンド、10アシストでトリプルダブルなんだそうだけど、物足りない。終盤で「レブロンは第4Q無得点」と放送席。ほんと唯一の2点は残り30秒を切っていた。

第4戦、ノビツキー40度の熱発と聞こえたのでそう書いたのだが、今日の放送では「38度台」といっていた(ごめん)。レブロンにも何かあったのだろうか。ほら、風邪が伝染っちゃったとか。テレビじじいもおばかな心配をしている。

熱発してもノビツキー

2011-06-08 13:01:04 | バスケットボール
NBAファイナル第4戦はマーベリックスがヒートを振りきって2勝2敗のタイにこぎつけた。

第3戦を見て、ノビツキー対新ビッグ3の対決だ、というのがNBA観戦歴の短いテレビじじいの感想。そのノビツキーが40度の熱発だという。そのせいか遠くからのシュートを落とすことが多く、フリースローもファイナル40本目でついに失敗した。

ヒートが押し切るのか。いやいや、それでもノビツキーだった。その後もフリースローをもらえば必ず決め、最後はドライブから決定的なシュートを決めた。

シリーズも白熱してきた。

勝利目指しまとまったヒートの底力

2011-05-27 21:21:22 | バスケットボール
新ビッグ3と騒がれていたマイアミ・ヒートが結局、東を制覇し、NBAファイナルへ。シーズン序盤、勝ち星があがらず、レブロン・ジェームズがスポールストラヘッドコーチとすれ違うときわざと肩をぶつけるようなシーンもあったけれど、やっぱり底力はちがったということか。

残り3分ほどでシカゴ・ブルズに12点リードされていたのを鮮やかに逆転した。試合後、レブロンもHCもドウェイン・ウェイドも「守備」を勝因にあげていたのが印象的だった。勝てばチームはまとまる。考え方もおなじになるんだ、とテレビじじいは思った。

全米大学バスケットボールはコネチカット大優勝で閉幕

2011-04-05 13:22:40 | バスケットボール
全米大学バスケットボール決勝は、コネチカット大がバトラー大を破り、3度目の優勝を遂げた。

後半途中から見たのだけれど、バトラーはシュートが全然入らない。あれよあれよという間に41-53の完敗となってしまった。

トーナメント最優秀選手に選ばれたのはコネチカットのケムバ・ウォーカー。この試合でも、滞空時間の長い見事なレイアップシュートを決めていた。身長185センチというポイントガードは、NBAで通用するのだろうか。スカイ・ウォーカーになれるといいね。

全米大学バスケットボール男子準決勝はVCUの解説が面白かった

2011-04-03 10:01:11 | バスケットボール
全米大学バスケットボールはとうとう準決勝。バトラー大とバージニアコモンウェルス大戦の放送席が面白かった。

ゲスト解説のトヨタ自動車アシスタントコーチ、伊藤拓摩さんはVCUのOB。大カンファレンスの強豪を次々破ってきたVCU。ここまで勝ち上がると予想したのは世界広しといえども伊藤さんだけなどと突っ込みを入れられながら、試合を楽しんでいる。

VCUは試合開始早々からオールコートのディフェンスを展開して健闘したが、最後は2年連続決勝進出を目指すバトラーの前に力尽きた。

オールコートのディフェンスを効果的にできるのは、自チームのシュートが決まって時計がとまり、改めてゲームを始めるときだ、なんていう基本的なことも教えてもらえた。なるほど、シュートが落ちて相手にリバウンドを取られたときには、ボールを持つ相手選手を囲い込むような守備はやれない。




デューク崩れて全米大学バスケ連覇ならず

2011-03-25 13:40:08 | バスケットボール
全米大学バスケットボールで連覇を狙うデュークがアリゾナに敗れる波乱。前半44-38とリードしていたのが、後半にわかに崩れてあれよあれよの77-93の敗戦となった。

日本の高校野球のようなトーナメント戦。優勝候補といっても若い大学生。崩れるとどうにも止められない。

センバツで日大三が明徳義塾を八回にやっと逆転。九回表1点差は「魔の甲子園」の典型かな、と思ったのだが2死から走者を出しても浮き足立たずに乗り切った。こちらも優勝候補だそうだけれど、根性を見せた。勝ち進んでいくかもしれないと、テレビじじいは思った。

コービー・ブライアント がちんこで4度目のMVP

2011-02-21 22:17:28 | バスケットボール
NBAオールスター戦は西軍のコービー・ブライアントが地元ロサンゼルス開催でガチンコ。立ち上がりずいぶん長くプレーしていたけれど、出場時間はどのくらいだったのだろうか。

東軍も追い上げて最後、勝負も面白くなったが、148-143で西軍が逃げ切った。

東軍は、試合開始前、レブロン・ジェームズの滑り止めを大相撲の塩のように放り上げる儀式をスターターが並んでやって、すっかりレブロンのチーム。

コービーが37得点してあわや最多得点か、の活躍。レブロンはマイケル・ジョーダン以来のトリプルダブル。自軍が勝った方がMVPという状態だったが、西軍のコービーが4度目のMVPに輝いた。

大事な選手に怪我をさせない、が第一の課題なのはNFLのプロボウルと同じ。ディフェンスは無理をしないから、点の取り合いになる。大味な試合なのだが、今季はNFLよりNBAの方が楽しめた。

見ていてすごいと感心させられる大技がNBAの方に多かったんだと、テレビじじいは思った。

レイ・アレンもコービー・ブライアントもすごい

2011-02-11 15:44:18 | バスケットボール
NBAレイカーズ-セルティックスのライバル対決。セルティックスのレイ・アレンの3点シュート通算成功回数がリーグ新記録になった前半、レイカースのコービー・ブライアントはシュート3回中1回入って2点。フリースローで1点。わずか3得点と不調だった。まるでお祝いに遠慮したみたい。

ところが後半、20得点して合計23得点ときっちり帳尻を合わせ、チームも92-86と逆転勝ち。やっぱりすごい選手だった。

ブライアントって、今季41得点した試合は、セルティック戦も含めて2回とも負けている。他の選手に点を取らせる幅広い攻撃のほうが勝利に直結するのかなと、テレビじじいは思った。