テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

レブロン・ジェームスの鞘当て

2010-11-30 15:04:34 | バスケットボール
レブロン・ジェームスとクリス・ボッシュとドウェイン・ウェイドがヒートに集まって、新ビッグスリーともてはやされたが、ここまで10勝8敗、大きく期待を裏切っている。

日曜日に生中継で見たマーベリックス戦、北原憲彦さんの「3本の矢になっていない」という解説はそのとおりだと思った。組織だったプレーで相手を崩すことが少なく、点数が伸びない。

このシーンは見落としたのだけれど、タイムアウトでベンチに帰るジェームスが、スポールストラヘッドコーチに肩をぶつけながらすれ違った。まるで喧嘩を売っているようだ。武士がすれ違うとき、差した刀の鞘をわざと相手の鞘にぶつけて喧嘩を売った鞘当てにそっくり。チームはばらばらになっている。

その後、ウィザーズには勝ったが、相手は弱小チーム。復調したかどうかは、次戦以降にかかっている。

レブロン・ジェームズは高見盛なのね

2010-10-30 13:50:21 | バスケットボール
レブロン・ジェームズが移籍したヒートの新ビッグスリーとやらはどうなのかと、マジック戦を観戦した。NBAを選手入場から見たことなんてなかったから、ジェームズが試合前に高見盛になるなんて知らなかった。滑り止めの白い粉をブアーッと撒いて出陣するのね。

1Qは、マジックのハワードがビッグスリー3人分の活躍をして24-24だったが、ハワードのファウルがかさんで出場を制限するようになると、マジックが力を発揮し始め、結局ファウルアウトにまで追い込んで、96-70の大差でヒートが勝った。

ボッシュがセンターをやりたがらないと放送席が言っていたから、例えばハワードみたいなセンターを引っこ抜いてきて据えたら、ビッグ4? 無敵かなとテレビじじいは夢想してしまった。

コービーに集めすぎ

2010-06-14 17:27:34 | バスケットボール
セルティっクスがレイカーズに王手をかけた。NBAファイナルの第5戦。コービーばっかりシュートするので、他の選手はシュートのタッチを忘れてしまう、と放送席。コービー・ブライアントはすごいシュートを連発していた。ロングパスを片手で受け止めて、そのまま空中でシュートし得点したシーンには感心した。アリュートとかいうのかな。たいていの選手は両手でボールを受け止めていると思う。けれど、いくらコービーが得点を重ねても、チームメイトが得点しなければ、全体の得点はあがらない。

そのうちコービーにもミスが出るし。でもレイカーズはホームに帰って戦えるから、この戦法を続けても五分五分な感じもする。

ホークス 明日は明日の風が吹くのか

2010-05-06 09:16:56 | バスケットボール
ブレーブスが川上憲伸を守れないふがいない試合をした日、もっとハチャメチャのことになったのがホークス。NBAプレーオフのイースタン・カンファレンス準決勝第1戦でマジックに大敗した。114から71を引くといくつなの。

43点差。マジックのハワードがすごかったらしい。ホークスのクロフォードはたったの5得点だって。

ウオッチングしているヘイワードのブレーブスもクロフォードのホークスも、なぜかアトランタのチーム。

明日は明日の風が吹く……アトランタを舞台にした「風と共に去りぬの」の最後の台詞を贈ろう。

ウイキに After all, tomorrow is another day と書いてあった。

いくら大差でも1点差でも1勝は1勝。ホークスのだれやら選手が but we have another one on Thursday と言ってるそうだ。なにやら似てません?

NBAのMVP 利き腕はどっち

2010-05-04 10:37:40 | バスケットボール
有望な若手を見つけてその成長を見守る…スポーツ観戦の楽しみのひとつだ。テレビじじいは、それを競馬遊びで覚えた。2歳戦で選び出した馬が勝ちを重ね、クラシックに名を連ね、まれにその子までが勝つところを目撃する。うれしいではないか。

大相撲の把瑠都はとんとん拍子で大関昇進、よかった。

ところでNBAにやたら目立つ選手がいる。あいつ、左利きなのか、いやシュートは右でうっている。でも左手のドリブル、すごいぜ。まだ25歳の若手。「見ーつけた!」

テレビじじいは、以前にも書いたとおりNBAはあまり見ていない。それで、NBA2年連続MVPのキャバリアーズ、レブロン・ジェームズの利き腕がどちらなのか知らなかった。ウィキは便利だな。 左利きであるがバスケットボールに関することは右手で行い、食事や文字を書くのは左手で行うんだそうだ。

それにしてもレブロンをいまさら 「見ーつけた!」だなんて、ずるいよな。MVPを連続受賞する超一流プレーヤーだもん。まだNBAファイナル優勝まで成長を見守る余地は残しているんだけど。

クロフォードにごめんなさい、おめでとう

2010-04-29 09:38:23 | バスケットボール
「ホークスの」クロフォードを楽しむ」と1月30日に書いて、すぐ反省していたことがある。

<1軍半みたいな扱いらしいけれど、この選手、身のこなしに切れがあり、見ていて楽しい>は間違いだった。NBAまでつきあうと、時間がいくらあっても足りなくなると思い、あまりテレビ観戦をしていなかった。それで「ベンチスタート」の選手と放送されるのを聞いて「1軍半」としてしまったのだが、押しも押されもせぬ1軍選手だった。無知だった。

ブルズやニックスでスターターをやってきた11年目・30歳のガード。なぜかプレーオフ未体験だった。今季、ホークスに移籍、ベンチスタートに甘んじてきたが、レギュラーシーズン62試合に平均30分、18得点の大活躍をした。

念願のプレーオフ進出を果たしたうえ、27日にNBAのシックスス・マン・オブ・ザ・イヤー賞に選出されたという。ごめんなさい、おめでとうだ。2勝2敗で迎えたバックスとのプレーオフ第5戦、第1Q残り3分40秒で登場してきたぞ。あっシュート失敗か。でもガンバレ。

全米学生バスケ決勝、ブザ-ビーターならず

2010-04-07 09:10:07 | バスケットボール
強豪デューク大にバトラー大が挑戦したNCAAトーナメント決勝。判官びいきしながら生中継を観戦するつもりが、気づいたときは試合が終了していた。夜の録画放送は眠くて眠くて途中で放棄。いい試合だったのにもったいない。

リードするチームが15回入れ替わったというシーソーゲーム。バトラーは59-60の1点ビハインドで残り3秒。3点シュートが外れるとすぐリバウンド争いでファールし時計を止めた。

デュークはフリースロー1投目を決めて2点リード。2投目わざと外して、時計を止めず、リバウンドを取ろうとした。それでもバトラーがボールを確保し、ブザービーターの3点シュートで逆転勝ちを狙う。ボードで跳ね返ったボールは惜しくもリングをかすめて試合終了となった。

アメリカ生まれのスポーツは、ルールに書いてなければ何をやってもいいだろう、みたいな風潮があって、面白いような、フェアにやれと思わされるときもあるような、複雑な印象を抱かされる。

バスケットボールのファールゲームというのもその一つだ。時間切れが迫ると、負けている方がわざと反則する。フリースローで失点の危険はおかすが、時計は止まる。

強豪デュークはさすがに対策も用意していて、2投目をわざと外した。リバウンドがとれればそこで試合終了。2投目に成功して3点差にしても、時計が止まって相手ボールでゲームがスタートするのでは何が起こるか分からない。リバウンド争いの混乱の中からだと、シュートへ持っていく態勢作りも大変だ。

にもかかわらず、バトラーは紙一重のシュートに持ち込んだ。あれが入っていたら、スポーツ小説でも恥ずかしくて書けないような結末、全米春の狂乱にこれ以上ないというフィナーレとなったのに。そして、そのシーンを見損なったテレビじじいの後悔先に立たずになるところだった。

マイケル・ジョーダン新オーナーの使用前使用後

2010-03-19 09:56:29 | バスケットボール
プレミアリーグのポーツマスが破産申請したもので、リーグ規定で勝ち点9を減らされた。貧乏チームは辛いね。ピッチの外の事情で、3勝分が消えてなくなるんだから。最下位だったのが99%降格の域に入ってしまった。

Jリーグの大分トリニータも、財政再建できないとたとえJ2で優勝したってJ1昇格は許されないと言う。現在1勝1敗のようだけど、選手のモチベーションにも影響しますよね。

約130億円の赤字を抱えたNBAボブキャッツをかつてのスーパースター、マイケル・ジョーダン氏が約250億円で買収した。元NBA選手として初の筆頭オーナーだという。

NBA理事会に承認されて後、初試合のサンダー戦。これを伝えるスポーツニュースがすごかった。試合前、ジョーダン氏がほんにゃら選手(名前失念、すいません)と立ち話。そしたらこの選手がシュートを入れまくりの映像。いいアドバイスをもらったんだろうというわけ。ダイエット商品の使用前使用後CMみたい。ジョーダン効果はすごいですね。

ヘッドコーチも、彼がいると選手たちに特別なエネルギーが宿る、と言っているそうだ。

以前から共同オーナーだったそうだ。「筆頭」と「共同」ではこんなに違うものか。オーナーが現場に口を出すチームはろくなことにならないと思うのだけれど、新興チームがプレーオフ進出を争っているそうだから、めでたしめでたしなのか。








ホークスのクロフォードを楽しむ

2010-01-30 12:25:26 | バスケットボール
セルティックス対ホークス、きょうはNBA生中継だ。
ホークスは、シュートが8本中1本しか入らないというさえないスタートだったが、1Q終了ブザ-直前にセンターサークル付近から投げたクロフォードのシュートが決まり、逆転した。2Qにもクロフォードはドリブルで切れ込んだり、少し遠くから打ったりで、目立つ活躍。1軍半みたいな扱いらしいけれど、この選手、身のこなしに切れがあり、見ていて楽しい。3Qで、馬脚を現したかなと思ったが、追い上げてきたセルティックスに対し、スティールからだめ押しのシュートを決めるなど、今季最多の28得点を記録した。ホークスは4Q、エースのジョンソンにボールを持たせ、それが面白いように得点につながったのも目立った。
ホークスは、イースト当面の敵のセルティックスに4連勝のスウィープで順位を入れ替わって2位に浮上。勢いがあった。