テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

劇的さよなら、バイキングス本拠地スーパーボウルへ前進

2018-01-15 14:15:26 | NFL
NFLディビジョナルプレーオフ4試合を見た。きのう、まずファルコンズが敗退。大逆転を食らったスーパーボウルのリベンジができなくなって落胆。ペイトリオッツを止めるチームはないのかと落胆。 きょうは、ビッグBからキラービーたちへの美しいTDパスを見せてくれたスティーラーズも及ばず落胆。
4試合目、スーパーボウルに地元チームが登場という史上初のチャンスがついえた(と思ったんだよな)バイキングスに落胆。フットボールってテレビじじいの期待とは反対の結果ばかり、とあきれてしまっていた。
前半を17ー0のリードで終えたバイキングスに対し、セインツが反撃。第4クオーター残り3分1秒、とうとう21ー20と逆転した。その後、互いにフィールドゴールを取り合ってセインツが24ー23としたときは残り25秒になっていた。
そこからの攻撃で残り10秒となり、まだ自陣。がけっぷちに追い込まれたバイキングスのQBキーナムからディグスへのパスがとおり、サイドラインぎわをおっとっと。走ってタッチダウンとしたとき残り0秒となった。61ヤードのTDだった。
フィールドに報道陣など大勢が入り込み、セインツの選手は引き揚げちゃったんだけど、呼び戻してポイントアフターのスナップ。これをやらないと試合終了にならないんだって。
キーナムは頭の上で拍手しながら「スコール(乾杯)」を要請。スタンドがスコールの叫びと頭上の拍手で祝福する中、キーナムが勝利のニーダウンをして大逆転さよなら試合が本当に終わった。
キーナムが「クレージー」だとか「生涯で3番目にうれしい」とか喜んでいるところまで、放送をじっくり楽しんだ。
神様が生を与えてくれて妻と結婚できて、その次の3番目と言ってるみたいだけど、例にとってテレビじじいの妄想かもしれない。
バイキングスはあと1勝で本拠地のスーパーボウルに出場できる。


マリオタ奇跡のTD、タイタンズ勝ち進む

2018-01-07 10:11:28 | NFL
タイタンズはQBマーカス・マリオタの奇跡のタッチダウンパス/タッチダウンパスレシーブで、ハーフタイム3ー21の劣勢の流れを変え、チーフスに22ー21で逆転勝ちした。
テレビじじいはチーフスを応援したんだけど、QBアレックス・スミスもアンディ・リードヘッドコーチも勝負に弱いなあ。残念ながら。
チーフスはホームでのプレーオフ6連敗だって。
勝ったのはあのジョー・モンタナが49nersから流れてきたころだというんだから。
その奇跡のTD、なんといったらよいのか。マリオタがTDパスを狙って投げたボールをマリオタ本人がパスキャッチしてゴールに飛び込んだんだ。
種明かしすると、マリオタのボールはディフェンダーの手に当たって跳ね返り、それが地面に落ちる前にマリオタがキャッチし飛び込んだ、というTDだ。
これではっきりと流れが変わったんだけど、実はハーフタイムになる前に本当にゲームの流れを変えたできごとがあった。
チーフスのTEトラビス・ケルシーがパスキャッチの際、ヘルメットでヘルメットにガーンと当たられ、脳しんとうで退場となったのだ。
スミスは困った時にはケルシーと言わんばかり。大事なところでターゲットにしていたのが、これでほとんど有効な攻撃ができなくなってしまった。それが敗因だ、というのがど素人のテレビじじいの感想だ。

QB背後からの空中映像にびっくり

2017-12-16 10:37:45 | NFL
サーズデーナイトのブロンコス25−13コルツは、結果よりもQB背後からの空中映像が新鮮だった。
ブロンコスRB C.J.アンダーソンの行く手に大きく開けられた穴。そこを猛速通過。160ヤード近く走りまくれた訳がよーくわかった。
通算ラッシング記録が歴代5位だというフランク・ゴアの素速い身のこなしにも目を見張った。

QBから見たパスコースの狭さ。えっ、そんなところに投げ込むの?
パスの一瞬の決断にびっくりさせられた。

3rdダウンは従来の真横からの映像にしていたようだ。確かに全体の動きはわかる。だけど、迫力は断然縦位置だった。

縦からの映像は、現場の人間にはなじみがあると、日テレG+解説の龍谷大学ヘッドコーチ、村田斉潔さん。そうだったのか。

プロ野球中継の1球1球が、バックネット側からではなくセンターカメラに変わってから久しい。
テレビじじいはいまだに打者の立場に近いバックネットカメラに未練がある。

QB背後からの映像は、視聴者をQB気分にしてくれる優れものだ。


霧中、消えたファルコンズのリベンジ

2017-10-23 17:35:34 | NFL
スーパーボウルでありえない逆転をくらってから8カ月。ファルコンズのリベンジは霧のジレット・スタジアムで霧散した。
ファルコンズ7-23ペイトリオッツ。

TDと2点コンバージョンを繰り返さなければ追いつけないという16点差は、究極の2ポゼションゲーム。それをスーパーボウルでペイトリオッツにやられてしまったファルコンズだった。
その2ポゼションゲームに最後はなったけれど、とてもじゃないけど無理だった。

2Q後半から、フィールドが霧に包まれた。

「霧に隠れてQBが走った」とか言っているうちに「カメラアングルが違ってきた」と日テレG+の近藤祐司、有馬隼人さんコンビ。

上からのカメラは使えなくなり、プレーはQB背後からの画面で映された。

これが面白い。RBの素早い身のこなし、QBのパスターゲットのなんと遠いことよ。

何ヤード進んだか、1stダウンは取れたのか。バーチャルの黄色い線もなくなって、よくわからないんだけど、新鮮なアングルだった。

プレーヤーの視線に近い感じ、自分がやっている気分だ。テレビじじいは知らないんだけれど、ゲームの画面がこうだとも。

残り0秒から2プレー、レイダース大逆転

2017-10-20 18:27:28 | NFL
チーフス30-31レイダースは、

と思ったら逆転

の連続。

6回?7回?シーソーゲーム。手に汗をにぎらされた。


30 -24でチーフスがリードして、レイダース最後の攻撃シリーズ。残り2分強で自陣15ヤードから長い道のりだ。パスパスパス。

残り16秒で同点タッチダウンパス成功(キックで実質サヨナラ勝ち!)と思ったらオフェンスファウルで後退。

残り8秒になってTDパス成功と思ったら

ゴール前1ヤード弱でダウンしていたとの判定。


残り3秒最後のプレー。パス失敗試合終了かと思ったらディフェンスファウル。時計は終了を示す残り0秒だったけれど、レイダースにもう1プレーが許された。


またもパス失敗試合終了。かと思ったら

またまたファウルで、残り0秒のプレーをもう1度となった。


ついにTDパス成功! キックも決まってレイダースの大逆転勝ちになった。


佐藤義朗、村田斉潔さんの日テレG+コンビは「最後のプレーが3回ありました」と大接戦に感激。現地CBSのトニー・ロモさんは感激というよりは「最後のプレーですを5回言ってたぞ」と、相棒のジム・ナンツさんを茶化しているような感じだった(いつもの通り、へっぽこ聴き取りで、これはテレビじじいの個人の感想、いや妄想ですか)。


開幕戦ペイトリオッツ破り、新星ハント誕生

2017-09-08 14:40:43 | NFL
NFL開幕はチーフス42-27ペイトリオッツ。新スター誕生の瞬間を見た。

チーフスの新人RBカリーム・ハントだ。

トレド大時代、856回のキャリーでファンブルロスト0回だというハントが開幕戦スターターとなり、なんと最初のボールキャリーでファンブル、攻撃権を奪われた。

めげなかった。

ランで148ヤード、レシーブで98ヤード獲得。それより何よりもタッチダウン3回だ。

チーフスの逆転勝ちに大貢献した。


ここ数年気にかかっているQBアレックス・スミスも4TDを投げてレーティングは148.6だとか。すごいスタートダッシュだ。

25点差大逆転スーパーボウル

2017-02-06 15:15:53 | NFL
スーパーボウルは延長戦の末、ペイトリオッツ34-28ファルコンズで決着。ゴルフのフェニックス・オープンで松山英樹が延長戦2連覇したところから見続けて、テレビじじいに盆と正月が一緒に来たよう。NHKBSで、河口正史さんが試合直後のフィールドに入って、選手にインタビューするところまでじっくり。目を離せない日となった。

ペイトリオッツは一時25点の大差をつけられた。それが第4Qに16点差追い上げた。2ポゼションゲームだ。とは言っても、タッチダウン2回と2点コンバージョンが必要なわけで、絵に描いた餅だとテレビじじいは思っていた。現地放送もペイトリオッツのスティーブン・ゴスコウスキーが3Qでポイントアフターキックを外したのが最後になって響くのではないか、と予想していた。

それが2回とも8点取って同点だというのだから。

今回も2年前、ペイトリオッツがシーホークスに負けたときと同様、あそこでパスを選ばず走らせておけば、という話になるようだ。

ファルコンズは4Q残り4分台で相手陣22ヤードまで攻め込んだ。ランで時間を使い、FGを決めておけばまた2ポゼションゲームに戻せたのに。パスにいってサックされ、パスにいって反則を犯し罰退を受け、FG圏外へ押し戻されてしまった。

NHK解説の輿亮さんはそういう素人談義を「マンデーモーニング・クオーターバック」というのだと話していたけれど…。

早い段階で、NFLのシーズンMVPはスーパーボウルで勝てない、という一覧に5人ぐらい紹介されていた。まだ大差がついていたころで、前日だかにMVPになったばかりのマット・ライアンがそのジンクスを打破して宿願を達成するのかと思っていた。結局勝てずに、5度目のスーパーボウル優勝でスーパーボウルMVPが4度目だというトム・ブレイディに名を成さしめた。

稀勢の次はマット・ライアンかな

2017-01-22 23:26:27 | NFL
とうとう稀勢の里が悲願の初優勝を果たした。横綱昇進が確実になったらしい。よかった。

次なる悲願は、錦織圭の4大大会制覇だ。と思って大相撲の後、全豪にチャンネルを変えたんだけど、ロジャー・フェドラ―にフルセットの末、負けちゃった。第5セットの途中にマッサージタイム。脇腹や腰を揉んでもらっていた。勝てる気がしなかった。

で、アメフト観戦が好きだという稀勢の里の悲願がかなったのだから、次はマット・ライアンかな。

このあと午前5時からだったか、パッカーズとのNFC決勝があるから、そこで負けたらおしまい。そんな話なんだけど、勝ってスーパーボウルに進出してペイトリオッツ(AFC決勝でスティーラーズを破るだろうというのがもっぱらの評判だ)をやっつけてほしい。

マット・ライアンをなぜ応援するかというと、実力はあるのにスーパーボウルに勝ったことがない、出たことすらないQBだからだ。

パッカーズのアーロン・ロジャースもペイトリオッツのトム・ブレイディもスティーラーズのベン・ロスリスバーガーもQBみんなでスーパーボウル・リングを持っているのに、いま実力一番ではないかとテレビじじいには思えるマット・ライアンだけ仲間になれていない。

悲願成就は米にロングパス成功!でつながるような気がする。

ペイトリオッツ王朝がなんとなく気に食わなくて、ここに勝てるとしたらライアンのファルコンズなんだろうな、という願望から始まったテレビじじいのヘボ予想でした。

日テレG+はやっぱり駄目だった

2017-01-16 14:33:43 | NFL
ディビジョナルプレーオフ4試合のうち一番見たかったスティーラーズ対チーフス戦。悪天候が予想され試合開始を5時間遅らせると、2日前に決まった。

日テレG+は日本時間月曜日未明の放送予定を変更しない。そのうち対応するだろうと思っていたのだけど、木曜日に録画中継をすると告知したままだ。

さて、月曜日。空いてしまった時間には、ワイルドカードプレーオフの再放送。この日の第2試合のパッカーズ対カウボーイズ戦が始まっても予定は変わらなかった。

延長戦突入の寸前までいく大熱戦のパッカーズ・カウボーイズ戦を堪能したんだけれど、試合終了後しばらくしてスティーラーズ・チーフスを「午前10時20分から放送」と画面に告知されているのに気づいた。

一番注目していた一戦だったので、テレビじじいは大喜び。
近藤祐司、村田斉潔さんコンビの生放送を楽しんだ…のだったけれど、途中で放送終了。期待をはぐらかされた。

スティーラーズが9-7でリードの第2Q残り8分、チーフスQBアレックス・スミスがインタセプトされた瞬間だった。「日テレG+はやっぱり駄目だった」。

木曜日まで待て、と言われてもなあ。

その試合だけど、チーフスが4Q残り3分を切ったところで16-18まで追い上げ、2点コンバージョンのパスが通った、さあ同点だと思ったところでホールディングの反則、という場面があったらしい。

アレックス・スミスはやっぱり駄目だったのか。好試合だったのに、見たかったなあ。

チーフスファンにもったいないXmasプレゼント

2016-12-27 17:41:00 | NFL
第16週のサンデーナイト、ブロンコス10-33チーフス。他チームの結果でプレーオフ進出が決まっていたチーフスがのびのびとプレーして、スーパーボウル覇者ブロンコスの一縷の望みを断ち切った。

TEトラビス・ケルシーの大活躍が目立った。WRタイリーク・ヒルもランニングバックとして使われて70ヤードランTD。すごい新人だ。だけど欲を言えば、パントでもパスでも捕球がもっと確実ならなあ。

試合終了間際、ブロンコスのゴール前2ヤードでチーフスの3rdダウン。157キロとかいう巨漢ディフェンスタックルのドンタリ・ポーが入ってきた。ショットガンのQBの位置へ。巨体を活かして突っ込みTDを奪う作戦だ。

と思ったら。

スナップを受けたポーは、1歩前に走って突進する姿勢を見せた後、2歩目をぴょんと踏み切るようにして、ボールを相手選手の頭越しに投げた。バスケットのジャンプシュートみたいな感じ。TEディミトリアス・ハリスがキャッチしてダメ押しのタッチダウンにした。

日テレG+解説の大橋誠さん。
「地元ファンへのクリスマスプレゼント」と言ったあと、「もったいないプレーですけれどね」。

何がもったいない?

「プレーオフに取っておいて勝負どころでやってもいいと思うんですけど」。

なあるほど、チーフスは奇襲作戦をここでみせてしまった。もう使えないというわけだ。テレビじじいにもよく分かる解説でした。

嫌がらせもなんの、タイタンズ逆転さよならFG

2016-12-19 17:20:26 | NFL
第15週タイタンズ19-17チーフスは面白かった。

これまでの最長が54ヤードというタイタンズのキッカー、ライアン・サコップが最後の最後、入れば勝ち、外せば負けの53ヤードFGの場面に引きずり出された。

氷点下17度とか言っているし、キックオフの距離も出ていなかったし、チーフスの勝ちだろうな。

蹴った。距離が足りない。チーフスが逃げ切った、と思ったらタイムアウトだという。蹴る直前にチーフスがとった。よくやる嫌がらせだ。微妙なキッカーへの心理的なゆさぶりだ。

だけど、1回目が練習になっちゃったんだな。サコップは2回目のキックをきっちり決めた。

近藤祐司さん。「今度はどうだ。距離は出ている。グ~~〰〰ッド! タイタンズ逆転」。
テレビじじいが近藤さんの名前を覚えたのは、「イッツグッド」のアナウンスからだったんだけれど、あれだけ長く叫んだのは初めて聞いた。

河口正史さんは、その脇で「おおっ入った。ハッハッハッハッ。すごい」と笑ってる。

チーフスを応援しながら見ていたんだけど、途中のああだこうだを忘れさせる爽快な幕切れだった。

甲子園ボウルの謎が解けた、ような

2016-12-18 09:52:24 | NFL
あれから1年、謎が解けた。昨年の甲子園ボウル、早大はフィールドゴールが入れば勝利の場面でキックが外れ、1点差で敗れた。「泣くなキッカー」とこのブログに書いた。スポーツマンらしくない行為の反則などで罰退となり、FG安全圏から外れたのが悪かったのだ、と。52ヤードを外したキッカーのせいではないと思ったのだった。

その時、<アンスポーツマンライクコンダクトって何をやったのだろう。テレビを見ていても分からなかった。喜びのパフォーマンスをやりすぎたのかなあ。>と書いた。

12月17日の朝日新聞夕刊で、疑問が氷解した。サイドラインで選手を鼓舞していた米式蹴球部のグレアム・ロー部長(早大教授)が、味方の独走の際、興奮して前に出すぎ、走ってきた審判と接触したのだという。

さて、謎は解けたんだけど、もう一つの謎が残ったままだ。

このことは当時のNHK実況や新聞記事、あるいはネットの情報で分かったことだったのだろうか。テレビじじいがボケをやって、見過ごしていただけなのだろうか。恥ずかしながら、それが謎なのだ。

やったあタイリーク・ヒル

2016-12-09 21:46:03 | NFL
第14週サーズデーナイト。すごいやつと覚えたばかりのチーフスWRタイリーク・ヒルがやってしまった。
開始直後、レイダーズがパントの場面になって、リターナーはヒル。捕球し損ねてぽろり、ターンオーバーとなった。FGで3点取られた。

リターン、ラン、パスキャッチでタッチダウンした第12週ブロンコス戦のメッキが剥がれたか。

ところがところが。36ヤードのパスキャッチで逆転TDを決め、さらに78ヤードのパントリターンTDを決めるとは。速いぞ速いぞ、やったあヒル。

大失敗スタートが、終わってみればレイダーズ13-21チーフスの勝利の立役者になり、チーフスはAFC西地区の首位に浮上した。

この試合の中継でゲイル・セイヤーズってすごいやつだったんだと再認識させられた。新人で3種類のTDをしたのは、1965年以来だってことだったんだけど、2人の対照表が画面に映し出されたのだ。なんとセイヤーズは、ランのTDを4回もしていたのだ。すげえ。

タイリーク・ヒルにお墨付き(後編)

2016-12-05 18:37:14 | NFL
テレビじじいはボケっと見ていたもんで、前編で書いたタイリーク・ヒルの3つのタッチダウン、同じ選手がやったんだなんて思っていなかった。

3つ目のTDで、放送席が何やら言っている。新人が1試合でリターン、ラッシュ、パスキャッチTDを決めたのは1965年のゲイル・セイヤーズ以来だというのだ。

ティーボウイングが話題になったころ、このブログに
The Lord is first, my friends are second, and I am third.
という信心深いセイヤーズの言葉を引用したことがある。
ベアーズの偉大な殿堂入り選手に並ぶ記録を打ち立てたわけだ。

ところがところが、ヒルはカレッジ時代の2014年に、妊娠したガールフレンドへの家庭内暴力が発覚して、チームを追われたことがある、なんてことをウェブで見つけてしまった。

危なっかしいと各チーム手を出さなかったらしいんだけど、今年のドラフトでチーフスが勇気ある指名に踏み切った。生まれた子を可愛がり、態度も改まったのだろう。

この試合の活躍で、ヒルは第12週の「AFC攻撃選手」に選ばれたそうだ。過去に問題を起こしたヒルに対し、もう大丈夫というNFLのお墨付きが出たんだと、テレビじじいは思った。

タイリーク・ヒルにお墨付き(前編)

2016-12-05 18:34:17 | NFL
第13週、我がテレビ環境で生中継を見られたのは、
ドルフィンズ6-38レイブンズ
パンサーズ7-40シーホークス
の2試合のみ。大差で盛り上がらなかったので、第12週で見たすごい選手のことを遅ればせながら。

チーフス30-27ブロンコス。大熱戦。録画して見ていたんだけど、延長戦になりFGを取り合って同点のまま、残り時間2分47秒で録画が終わってしまう大ぼけをやらかしてしまった。日テレG+はきっと放送時間を延長して最後まで中継したんだろうに。

この後62ヤードだったかのFGにブロンコスが失敗。チーフスが34ヤードのFGがポールに当たりながら向こう側に跳ね返って入り、さよなら勝利となった。これはハイライトを探して見るハメになった。

すごい選手の話がそっちのけになっちゃった。

チーフスの攻撃は前半、すべてパントで終わったのに9-3でリードする不思議な試合。
セーフティーを取った後のフリーキックをタイリーク・ヒルが86ヤードのリターンTDをあげたからなのだ。キュッと曲がったと思ったら後は一直線。速い速い。ジュニア時代、追い風参考だけど100メートル9秒台を出したことがあるんだそうだ。

ヒルは3Qに一時逆転の3ヤードTDラン。さらに8点を追う4Q残り15秒にエンドゾーンに座り込むようにしてアレックス・スミスからのパスを受けてTD。

2点コンバージョン成功で延長戦に持ち込む殊勲のタッチダウンだった。