鹿島19冠、川崎無冠

天皇杯サッカー決勝、鹿島2-1川崎は、延長戦の好試合。でも不思議だな。鹿島19冠、川崎無冠の違いは何なんだ。

鹿島は12月7試合の過酷スケジュール。その上、中2日で元旦決戦だ。きょうも足が止まって川崎が押す展開になったと思ったんだけど、途中出場のファブリシオが決勝点をあげた。

ＮＨＫ放送のリポートで、ベンチは迷っていると言ってたけど、ファブリシオは大成功だったわけだ。

主将の小笠原満男が、闘志を表に出して、「ちょっと今ピッチで揉めています」というアナウンスの主役になり、警告ももらっていた。まさか味方を鼓舞するために意識してやったわけではないよな。

よく、終わってみればという言い方をするけど、鹿島だった。

このところやたらテレビに映る試合で頑張ったもんで、テレビじじいは鹿島乗りになってしまった。主将、中村憲剛の悔しそうな表情を見ると、川崎を応援するんだったかな、とちょっぴり反省。ゲームを左右する力になんてならないんだけど。