テレビじじいの観戦日記

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渡部暁斗銀も解説もインタビューも素晴らしかった

2014-02-13 10:24:09 | オリンピック
地上波でカーリング女子ロシア戦を見ながら、チャンネルをBSにしてみたんだったかな。ノルディックスキー複合のクロスカントリーで、渡部暁斗がトップ争いをしているではないか。

スキッパー小笠原歩が弾き出すはずのロシアのストーンを素通りしてしまうピンチ…どうなる。

渡部はトップに出たりまた2位に下げたり…どうなる。

カーリングで日本が地元ロシアの大声援を黙らせて勝利すると、クロスカントリーに専念。いつも負けている相手だと放送席が言っているので、金メダルはダメなのかなと思った通りの結果に。でもみごとな銀メダルだった。

解説の荻原健司さんが、抜けだした渡部とドイツのエリック・フレンツェルの2人で協力しあって走っているという。交互に前に出て風よけになって、しかも後続の3位大集団に追いつかれないようペースを守る、といった意味らしい。

ライバル同士でほんとにそんなことできるのか。

一夜明けて、NHKテレビの渡部インタビューで、その答えを見つけた。ジャンプで2位になった後、1位のフレンツェルとそうやって走ろうと談合したという。レースの最中に言葉をかわすことはなかった。ワールドカップで同じことをやったんだけど、そのときは大集団に飲み込まれてしまったとも。

銀メダルも実況放送の解説もインタビューも素晴らしかった。