テレビじじいの観戦日記

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甲子園決勝戦 テレビ朝日は偉い、朝日新聞社長は偉すぎる

2011-08-20 13:45:14 | 野球
甲子園決勝は、連投で投手が疲れているから点の取り合いになると思った。ところが日大三の投手、吉永健太朗が光星学院最後の打者を三振に討ち取ったボールはなんと145キロを記録。完封勝ちだった。

ところで、きのう触れたBS朝日(テレビ朝日も同じ)の「お話」のお話だが、きょうは

「放送席のゲストには、星稜元監督の山下智茂さん、興南監督の我喜屋優さんをお招きしてお送りします」というアナウンスだった。

きのうもきょうも、「解説」なんて上から見た言い方でなく、ベテラン監督と一緒に試合を味わおうという姿勢がうかがえて、テレビじじいは好感をもった。

それにひきかえ、秋山耿太郎朝日新聞社長のあいさつはいただけなかった。例の勇気を「与える」という言葉遣いだ。大震災被災者が高校野球によって勇気づけられるかどうかにも疑問がある。それはさておき、「与える」という言葉は、上位の者が下位の者に授けるのではなかったか。高校野球主催者が被災者に対して使う言葉としてはふさわしくない、とテレビじじいは思った。