テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

阪神-巨人戦、チャンネル変えて運の尽き

2010-07-13 23:10:06 | 野球
阪神-巨人の首位攻防戦を、いやあれは7、8位攻防戦だなどと言ったら両チームのファンはカンカンになるだろうな。日本シリーズは巨人が楽勝だったなどと言っても、直近の交流戦の結果を持ってくればそういうことになる。直近の民意だと言うけれど、参院選もそんな程度かもしれない。

その試合を、巨人が2点とって4-4に追いつくところから見てしまった。NHKの伊東解説は、やかましい放送が嫌いなテレビじじいからみても、言葉が少なすぎた。巨人高橋のレフト前小飛球に左翼藤川が突っ込んで捕球したプレー。このスローがでたとき、何の解説もなかったのには驚いた。W杯サッカーで判定問題があれだけ騒がれたばかり。米大リーグでは完全試合達成の1塁アウトの送球がセーフと判定される誤審もあった。

審判がちゃんと仕事をしたかどうかについて言及するのは、騒動の元になるかもしれなくても、当然の義務だといっていいくらいだ。後続を阪神が押さえてピンチをしのいだから、結果オーライではあった。

延長十二回が始まるところで、ふっと思い出し、CSへ。達川、田尾解説は、はっきりしていておもしろい。二人そろってだめだという外角勝負して(そういえば城島も内角を要求していたのに)、西村は長野に勝ち越し3ランホーマーを浴びてしまった。クルーン、藤川、久保田と速い球を見た後に西村が出てきたのは順序が悪かったという解説にも納得。

その裏、鳥谷が1点差に迫るバックスクリーンへの2ランホーマーをクルーンに浴びせたが、そこまでだった。

チャンネル変えたのがウンのツキだったかなと、自分的には反省して、おやすみなさい。

「どうして打たないイニエスタ」 W杯放送名言賞だ

2010-07-12 07:35:35 | サッカー
W杯サッカーはスペイン初優勝で閉幕した。ナマ中継を何試合も楽しんだ中で、放送席の名言1番は「どうして打たないイニエスタ」だ。決勝の延長前半、オランダゴール前に入り込んだイニエスタ。フリーでボールを得たのにシュートしない。と思う間にボールを失ってしまった。

そこで飛び出したのが、解説、早野さんのこの決め言葉だった。圧倒的にボールを支配するのにゴールに至らないスペインの試合ぶりを象徴する名言だった。

延長後半、決勝ゴールを決めたのは、そのイニエスタだった。名言が迷言に? いや、そうはならないと思う。スペインの試合ぶりをとっさにこれだけの言葉で表現できたのは、すばらしいと思うからだ。


NHK参院選開票速報 受信料返してくれ

2010-07-11 21:02:47 | 日記
名古屋場所初日のダイジェストを見た。ナマ中継がなくなって解説なし。その代わりに「ご案内」というアナウンサーがいる。これまでは、仕切り制限時間の4分が長すぎる感じがしていたのだが、パッパッと進むダイジェストを見ていると、おーい待ってくれという感じ。だんだん盛り上がるというのもテレビ観戦には必要なんだと…。

午後8時から参院選開票速報を見る。票が全くあいてない、投票時間終了の瞬間に、民主党の過半数割れだという。出口調査の結果だというが、有権者というかその30パーセントだかの投票者というか、俺たちを馬鹿にすんな。だんだんと盛り上がる暇もない。テレビじじいは開票経過を楽しみにしていたのに。

出口調査なんてのにぶつかったら、嘘を言おう。NHKは20万人だぞ。費用はいくらかかるんだ。受信料返してほしい。期日前投票をじゃんじゃんするのもいいかもしれない。

お手つきもでるに違いないのだけれど、それを見張るより、正真正銘のナマ中継、午前3時半からのW杯サッカー決勝のために早寝しよう。そんなことができるのも出口調査のおかげだと思うと、ちょっと悔しい。

NHKナマ中継なしは、やっぱり極刑だよ

2010-07-10 09:02:30 | 日記
W杯サッカー3位決定戦を見たいのだが、テレビ欄をいくら見つめても中継がない。ナマ中継はおろか録画中継も見つからない。ドイツのクローゼがW杯通算15得点をあげてロナウドに並ぶかもしれないのに。ハンドでゴールを守ったウルグアイのスアレスの顔も見てみたかったのに。だいたい、日本の岡田監督はベスト4が目標だといっていたのに。実現していれば3位決定戦がメキシコオリンピックのように最大イベントになったかもしれないのに。100パーセント岡田監督を無視していたんだ。このW杯は、地上波中継がいっぱいあって堪能したのに、最後にきて×印だ。

ここのところの米スポーツ界の話題は、試合ではなく、シーズンオフのNBAスーパースター、レブロン・ジェームズだった。FAでどこを選ぶかという興味は、ナマ中継で決着したという。ESPNが「デシジョン」という特別番組を放送し、そこでジェームズがヒートにいくと発表したのだ。11人のサッカーと比べると、5人のバスケットボールは選手一人ひとりの比重が大きい。ジェームズのいくところ即優勝候補になるだけに、ナマ中継は視聴者を満足させたことだろう。

NHKがナマ中継をやめた大相撲名古屋場所。これは、思い直してみても極刑だな。新聞はどうするのかな。これまでより、ぎゅっと圧縮すべきだ、という論理に抵抗できないかもな。これだけぼろんくそに叩いておいて、取り組み結果は従来通りに大きく報道しますとは、言いにくいもの。力道山のころ、大見出しで速報していたプロレスが一般紙から消えた道を大相撲がたどらないとも限らない。かわいそう。

阪神代走2人がヒーローインタビュー

2010-07-09 22:02:37 | 野球
これは珍しい。代走2人がヒーローインタビューを受けている。阪神-横浜八回裏、阪神は2塁打したブラゼルの代走大和が城島の一塁ゴロで三塁へ。代打金本の一塁ゴロでホームに突っ込み同点。金本の代走上本は二盗のとき送球が当たり、外野に転がるうちに一気に逆転のホームインをした。

阪神の「足」を代表する赤星が引退してどうなると思っていたら、こんな日もある。プロ2試合目でお立ち台ですねと言われた上本がうれしい笑みをかみしめているのが初々しかった。

代走2人をヒーローに選ぶ発想。共同インタビューはgood.

スペインは日本の理想なの? W杯準決勝

2010-07-08 06:13:06 | サッカー
スペインがドイツを破って決勝に進出したW杯。放送席の鈴木アナ、城解説コンビはスペインを絶賛した。

日本の理想とするパスサッカー、あこがれ…。ほんとにそうなのか。

圧倒的にボールを支配してパスを回す。でもそのパスは、1タッチ、2タッチとゆっくり。ゴールを割れない。結局得点はCKからの1点だけ。セットプレー頼みの日本と同じではないのか。

スペインの点の取れないサッカーを見ながら、あれが「理想」では困りものだと思った。相手を崩すシーンを何度も見せたスペインと日本とは大違いなのはわかるのだが…。日本は堅い守りからカウンターというドイツ型に変身したのではないのか。

ドイツは、速攻でいいところを見せていた新鋭ミュラーが累積カードで出場停止になったのが痛かった。攻撃の幅が狭くなって、スペインを守勢に立たせる時間が少なくなってしまった。

日本チームに引きつけての放送など、テレビじじいは求めていなかったので、違和感が残った。

W杯 山本解説はオランダと相性が悪い

2010-07-07 05:58:56 | サッカー
W杯準決勝、後半が始まったところでテレビじじいはオランダの勝利を確信した。だって解説の山本昌邦さんがウルグアイを絶賛するんだもん。

サッカーの本質を知っている、センスがすばらしい、したたか…。ウルグアイは負けようがないではないか。

準々決勝のブラジル-オランダ戦と同じだ。山本解説が絶賛したブラジルがもろくも後半崩れてオランダが大勝した。あのシーンがビデオのように再現されるのではないかと思ったのだ。

オランダの戦術と山本さんのイメージがずれているのではないか。どこがどうだと指摘できないのが素人のつらさだが、2試合見ての結果論を言わせてもらった。

3-1となって、オランダに気のゆるみが出たのか、ロスタイムにウルグアイが得点して盛り上がった。おもしろい試合になった。NHKが早々と「試合終了」の得点を掲示したら、ホイッスルはFK。終了の笛ではなかったという早とちりもあったが、その後、オランダをゴール前に張り付かせ、同点のチャンスも。最後の最後で盛り上げるのはウルグアイのお得意らしい。

NHKが相撲協会に極刑

2010-07-06 17:56:39 | 大相撲
あれっ、話はできてたんじゃないの。NHKの発表にびっくり。大相撲名古屋場所は生中継なし。ラジオも衛星も含めてそうなるという。ダイジェスト番組だけ。厳しい決定だ。
日本相撲協会って、早々と引退を強いられる力士たちが長い第二の人生をうまく暮らしていけるように作られた互助会ではなかったの? ほんの一部のエリート力士しか救済されてこなかったにしても、あんまりいじめるのも感心できません。

外部からの理事長代行にいやいや賛成したのに、これでは。元高検検事長さんたちは「中継なし」に賛成だったんだろうか。NHKや文部科学省と、我々が協会を引き受けたから、ま、放送時間短縮で、とか地上波はやめても衛星は残してとか、落としどころができているのかと思っていた。

やってはいけない野球賭博をやったんだから、だめなものはだめという原理主義から放送中止を決めたわけだが、極刑すぎませんか。
 

FIFAって、ビデオ判定しているのね

2010-07-05 09:09:36 | サッカー
キーパー以外は手を使ってはいけない、が基本ルールのサッカーで手を使った方が勝つなんてわからん。ウルグアイ-ガーナ戦で思ったことだけど、当のスアレスが「このワールドカップで最高のセーブ」だといってはしゃいでいる。PK戦に勝った後は、僚友たちに肩車されて英雄扱い。ウルグアイの新聞も、よくやったとして英雄扱いらしい。わからん。

そのスアレスにFIFAが下した判定は、1試合の出場停止。レッドになった選手に下される一番緩い罰だった。つまり、追加処分なし。ウルグアイが準決勝に勝てば、決勝戦で復活できる。なぜこんなに軽いのか、わからん。

だって、PKという罰は、ほんとにあてにならないということは先日書いたが、あのとき5人中全員成功だったパラグアイも、準々決勝の対スペイン戦で大事な同点機に失敗してしまうほどなんだから。

わからんついでにもう一つ。FIFAってビデオ判定しているのね。事後だけれど。オランダ戦のブラジルOGが変更され、スナイデルの得点とされた。ブラジルのディフェンダーとキーパーが競り合ってしまったミスは変わらないけど、変更するにはビデオを見るしかないものね。でも、ドイツ戦のイングランドの「得点」こそ明白なのに、これは変更できないわけだ。公式記録、知らない間にイングランドの得点が1点増えていたりして…。

W杯 ドイツ「突撃!」

2010-07-04 01:48:32 | サッカー
「突撃!」。ドイツがわらわらわらと攻めあがる。アルゼンチンからなんと4得点。2点取ったクローゼはワールドカップ14得点となり、歴代2位の爆撃機ミュラーに並んだという。「爆撃機」から、テレビじじいは思った。今日のドイツはブリッツをかける戦車隊のようだと。

この前、カナダのG20でキャメロン英首相とイングランド-ドイツ戦を観戦したメルケル独首相が、まだ準々決勝だというのに今度は現地入りしてドイツを応援していた。エスコートしていたのは南アフリカの首脳かな。菅首相とも日本代表をめぐる対話があったというし、ワールドカップ外交を繰り広げている。

ワールドカップは戦争をする代わりに、各国がサッカーに熱狂、ガス抜きをしているようなところがある。行け行けドイツ戦車隊!かもしれない。でも、いくらドイツの首相が「臨席」しても、21世紀の世界は、ヒトラーがベルリンオリンピックを国家の威信のプロパガンダに利用したようなことにはならない。

それよりもなによりも、サッカー好きのオバさん。本当に応援したいから飛んできたという感じに見えたのはよかった。

W杯 悪い奴ほどよく眠る

2010-07-03 07:19:05 | サッカー
手を使わなければ絶対に入っていたボールを防いだスアレスの反則で、ウルグアイはガーナに勝ち、準決勝に進出した。サッカーのルールってわけわからん。

延長後半のロスタイムでは、反則したやつをいくらレッドカードにしても何の役にも立たない。ガーナが与えられたのはペナルティー・キック。重圧の中で蹴るPKがいかに難しいか。このワールドカップ決勝トーナメントのPK戦を見よ。100パーセント決めたのは5本中5本のパラグアイのみ。日本は4人のうち3本。ウルグアイは5人のうち4本。ガーナは4人のうち2本。

100パーセント入ったはずのゴールを防いだ反則に対する罰が、こんなに確率の低いPKだったのだ。延長戦でPKを失敗したギャンが、PK戦のトップで出てきて決めた精神力には感心したが、サッカーに認定ゴールはないのかといいたくなってしまった。ルールを複雑にするだけかもしれないけれど。

放送席激賞のブラジル負けちゃった

2010-07-03 01:16:27 | サッカー
「すごい」「すばらしい」「世界標準」と山本解説激賞のブラジルが、後半崩れてオランダに1-2で逆転負け。わけわからん。

レッドカードで退場したブラジルのフェリペメロは前半、センターラインからロビーニョに見事なパスを通して得点をアシストしたまではよかったが…。「世界一かも」と山本さんがいう自軍のGKジュリオセザールと競って同点のオウンゴール。ロッベンを踏んづけて退場への道を歩んでしまった。後半、ブラジルは闘争心が空回りした感じだった。

勝ち進んだオランダもファンデルウィールとデヨングがカード累積2枚で次戦出場停止。手負い状態で準決勝に臨むことになった。ファンデルウィールの1枚目のイエローカードは、日本戦で松井を相手にして受けたもの。日本は負けたけれど、いい試合していたんだな。それが準決勝の結果を左右するかもしれないのだから。

W杯 お楽しみはこれからだ、なんだけど

2010-07-02 20:58:32 | サッカー
W杯サッカーは、いよいよ準々決勝。残念ながら日本は残れなかったが、お楽しみはこれからだ、と思っていた。

日本がでる試合は無条件で日本を応援する。プレースタイルなんて関係ない。日本がいないとなると、好きなサッカーをするチームを応援したいところだ。やっぱり、攻撃的なサッカーがいいな。でも…。

今夜これからのブラジル-オランダ。どちらを応援したらいいのだ。これがわからない。なにか似ているのだ。テレビじじいは素人だから、違いがわからない男になっている。後、アルゼンチンもいるし、スペインもいるし、ドイツもいるし…。ほんと違いがわからない。

ま、気楽なテレビ観戦。追々、どのチームが好きなのかわかってくるのでしょう。待てよ、スタイルはあんまり好きではないが、日本が0-0の後のPK戦で負かされたパラグアイがもっと勝ち進めば、日本は強かったんだということになる。頑張れパラグアイなのかな。

糸谷五段がビシバシ指して…

2010-07-01 22:35:06 | 将棋
夜7時のニュースでは、広島が巨人を5-0でリードしている。まさか広島の開幕9連敗はないだろう。オールスター最高得票の前田健が投げているし。

で、将棋銀河戦にまわった。糸谷哲郎五段が三浦弘行八段を相手に、時間を使わずビシバシ指している。相穴熊。これは糸谷の勝ちなのかな、と思ったら違った。三浦が自陣をほおっておいて「思い切った」(放送席)と金寄り。と思う間に三浦が勝った。おもしろかった。

広島-巨人に戻ってみたら、前田健が4安打1失点の見事な完投勝ちをおさめた後だった。