テレビじじいの観戦日記

いろいろ幅広く

潮目が変わった大阪ダービー セレッソ快勝

2012-03-17 23:26:44 | サッカー
大阪ダービーは、セレッソがガンバにホームで11年ぶりとかの勝利。セレッソには、ロンドンオリンピック行きを決めたバーレーン戦で得点した扇原貴宏、清武弘嗣の2選手に加えて、あの試合、放送席で絶賛されていた山口蛍がいる。勢いがある。

スターターの平均年齢は、セレッソ24.5歳に対し、ガンバは28.8歳。

ガンバは、日本代表のセンターバック今野泰幸を補強したのに、複数失点が続いている。

試合はかなりのセレッソペースだったし、テレビじじいには潮目が変わったのが感じられる。

男子サッカー五輪出場決定 テレ朝の地震報道は立派だった

2012-03-14 22:31:17 | サッカー
男子サッカーのオリンピック最終予選の最終試合の最中に、千葉、茨城で震度5強を記録する地震が発生した。

テレビ朝日は、試合の中継を中断してニュースデスクから地震の速報をした。ダルビッシュ有のオープン戦に朝のニュースを明け渡したNHK総合に比べ、立派ではないか。

この間に、扇原貴宏の先制ゴールが生まれた。テレビじじいは、NHKのBS1が試合を中継していたので、ごめん!そちらで得点シーンを見てしまった。我ながら言行不一致だった。テレビじじいの近辺はそれほどの揺れを感じなかった…と言い訳。

4分後の清武弘嗣のゴールをテレビ朝日が伝えられたのかどうかは知らない。しばらくして、テレビ朝日に戻って、オリンピック出場決定を見守った。ロンドンの楽しみが増えた。

ダルビッシュ有無死満塁ピンチ中継

2012-03-14 08:33:24 | 野球
朝6時、NHK総合はニュースを始めず、レンジャーズのダルビッシュ有のピンチの場面を中継した。
スポーツ放送中毒のテレビじじいとしては、決着まで中継せよが建て前なんだけど、たかがオープン戦だぜ。

ダルビッシュがピリッとせず球数が多かったのと味方の大量得点で時間がかかって、ニュースに食い込んだのだろうけど。

NHKは、いいところを放送できたと喜んでいるのかなあ。

宮市亮の活躍で発見したこと

2012-03-13 19:53:41 | サッカー
ボルトンの宮市亮がクイーンズ・パーク・レンジャーズ戦で活躍するところを遅ればせながら観戦。

結果は知っているしと思ったけれど、ずうっと見ると意外に発見が多かった。

宮市って、コーナーキックとフリーキックのキッカーを任されているんだ。決勝の2点目をアシストしたパスが良かったのはもちろんだが、1点目。コーナーキックをゴールから遠い位置にいる選手に向けて蹴り、その流れで得点しているではないか。

それと、これまでの左から右サイドに変わったらしいけれど、ボルトンの攻撃は左からばかり。ボールは回ってこないし、ぶらぶら遊んでいる感じ。あれが高評価の決勝アシストにつながるんだから、サッカーって分からない。

マラソン代表 もやもや

2012-03-12 17:13:06 | オリンピック
マラソンのオリンピック代表が決まった。

女子3人目?は尾崎好美になった。

きのうの名古屋ウィメンズマラソン、ずっと並走していた中里麗美を尾崎がスパートして置き去りにしたとき、放送席は思わず「尾崎先頭に立った」と叫ばなかったか。

ロシアのアルビナ・マヨロワは20秒も先を走っているのに。

いささかトウのたったマヨロワが、たしか自己ベストを出している。名古屋は好コンディションだったんだよな。

優勝できず、日本人トップになりさえすればよいという安全運転に見えた。2時間24分台のタイムはもの足りなかった。

本番で、銀や銅なら確実、という場面で金を取りにいく勝負をしてくれるのだろうか。オリンピックは別もの。死にものぐるいになるんだと期待しよう。

それじゃ、だれを選べばいいんだ。すみませんその通りです。ただなんとなくテレビじじいのもやもや。

FC東京が開幕戦白星 したたかな戦略

2012-03-11 14:17:10 | サッカー
ブリスベーン戦から中3日でJ1リーグ開幕戦。FC東京は梶山陽平のパスを受けたルーカスがゴールを決め、大宮を破った。

オーストラリアに帯同しなかった2選手が決め手になったわけだ。

天皇杯に勝ってACL初参加を果たしたFC東京だが、自分の身の丈に合わせた戦略を立てたのではないか。

今季復帰したJ1での成績が第一。あわよくばACLも、という姿勢だ。

ルーカスを帯同しなかったのは、足首の軽い故障のためだと放送席は言っていたが、ランコ・ポポビッチ監督のしたたかな作戦だったと、テレビじじいは思った。ブリスベーンに勝って、大宮にも勝って、今季のFC東京は目が離せない。

ジェレミー・リンのニックス4連敗を見る

2012-03-10 14:13:10 | バスケットボール
ジェレミー・リンの試合を初めて生中継で見た。第4Q開始からしばらくして14点差とバックスがリード。そこからニックスが1点差まで追い上げて面白いゲームになったが、ニックスは114-119で敗れ4連敗になった。

リンは13アシスト、20得点といい成績だったが、何度かボールを失っていたし、パスで相手の守備を崩す起点にもあんまりなってない印象。テレビじじいは輝きは感じなかった。

カーメロ・アンソニーというオールスター戦のスターターが負傷欠場の間に連勝してブームを起こし、復帰してきてからチームの成績がはかばかしくない。相性かな。

きのう、日経新聞朝刊1面コラム「春秋」で、リンサニティーを取り上げていた。NHK衛星は2月最初に1度放送があったらしい(確かめていません)けど、きょうの生中継は意図してリンの試合を取り上げたのではないのか(確かめていません)。

2月に突然輝き、3月は真っ暗。移り変わりの激しさに、追いかける方も大変だ。テレビじじいもちょっと見ぬ間に連敗していてアレレだった。


佐藤康光九段が王将位奪取した6筋の塔

2012-03-09 16:23:44 | 将棋
佐藤康光九段が王将戦第5局で後手の久保利明王将を破り、4勝1敗で王将位を奪取するところを棋譜速報で観戦した。

6筋に佐藤が底歩から金金角角桂と6枚の塔を積み上げて、久保の美濃囲いを攻め落としたところは、壮観だった。

それにしても…テレビじじいは、また久保の負け将棋を見てしまった。

ペイトン・マニング放出にびっくり

2012-03-09 10:06:56 | NFL
ペイトン・マニングがコルツから放出されていた。そうなるとは予想していたのだけれど、第一のびっくりは、日本時間きのうの発表らしいのにけさになるまで知らなかったこと。

第二のびっくり(というほどではないか)は、ペイトンとジム・アーセイオーナーが登壇した会見で、ふたりとも込みあげる涙をこらえるようなシーンがあったこと。コルツ一筋、実質13年間なのかな、リーグMVP4度、スーパーボウル制覇のQBだからなあ。双方、感謝感謝で、それじゃなんでやめるのだ。お金の問題ではないと言うんだけれど…。

第三のびっくり。今月初め、NFLはセインツが2009-11年のシーズンに、守備選手に違法な報奨金を与えていたと発表。相手をノックアウトすると1500ドル、カートで運ばせると1000ドルだといい、処分が近々下される。ところが、放出のもととなったペイトンの首のけがもその一環だと、コルツのトニー・ダンジー元ヘッドコーチが言ったと報道されている。これにはホントにびっくり。2006年、レッドスキンズ戦。タックルがなるほど首に入っている。テレビじじいはユーチューブで見た。

セインツで今回、報奨金を主導したとされる守備コーディネーターが、当時、レッドスキンズで同じ職についていたというんだけれど…。






終盤激動 なでしこジャパン準優勝 

2012-03-08 08:00:03 | サッカー
アルガルベ杯決勝のドイツ戦、なでしこジャパンは前半20分ほどのところでバタバタと2失点し、どうなることかと思わせたが、後半巻き返して試合らしくなったのはよかった。

宮間あやの位置を上げたかららしいが、テレビじじいが見た画面からはよく分からなかった。ともかくいいパスを出すよなあ。体調不良で澤穂希が欠場しているので、あとは宮間を抑えればよい、というようにドイツは宮間を狙っていた。

後半、43分PKで失点、45分奇跡的に追いついた、と思ったらロスタイムにドイツに決勝点を与えてしまった。放り込まれたボールに弱い、と改めて痛感。






オーバーヘッドパスをオーバーヘッドで決められ、名古屋ドロー

2012-03-07 21:27:42 | サッカー
3分のロスタイムが残り30秒(いや、15秒?)ほどになったところで、城南はロングスローからのこぼれ球をオーバーヘッドのパス。それをエベルチーノがこれまたオーバーヘッドでシュートし同点に追いついた。名古屋は勝ち点3のはずが1になって試合終了。

こう書くと、ACL初戦で名古屋が押していたようになってしまうが、実態は違った。

ボールを取っても、厳しいチェックですぐ奪われ、押されっぱなし。

キーパーからのキックがエベルチーノに通って先取点という単純な点の取り方が不思議なほど、城南がボールを支配していた。

PKで追いついた名古屋は、途中投入の永井謙佑がスピードでゴール前に迫り、金崎夢生にヒールパス。これを金崎が決めて2-1と逆転した。これはスカッとする得点だったが、テレビじじいには、リードできたのが不思議なほどの試合だった。


なでしこが米を破ったアルガルベ杯 野田朱美さんの解説よかった

2012-03-06 09:23:18 | サッカー
なでしこジャパンがアルガルベ杯で米国を破り決勝に進出した試合。後半38分、決勝点の場面で、フジテレビの解説野田朱美さんのコメントに違和感を覚えた。

日本のコーナーキック。「ヘディング強い選手が多いですからね。日本も」。

身長の高いチームを相手にしたCKだと、まともにいっては難しいからと、解説者はショートコーナーを勧めたり、サインプレーをなどの注文する。野田さんは違ったので、おやっと思ったのだ。

次の瞬間、ゴーール!。高瀬愛実の見事なヘディング。正攻法だ。

野田さんに脱帽。

後半戦が始まって間もなく、テレビじじいは米国の得点は時間の問題だと思っていた。真ん中から縦のボールを入れられ、スピードで振り切られてシュートを許す。日本の男子にも共通した弱点だ。攻撃では、前の試合のような気持ちのいいダイレクトパスの交換も阻まれて。

よく勝ったなあ。


NHKの米ゴルフ放送に不満

2012-03-05 09:54:24 | ゴルフ
米男子ゴルフツアーのホンダクラシック最終日、「世界ランクナンバー1が変わる瞬間」(NHK衛星放送席)を見た。

ローリー・マキロイ(英国)が「優勝なら世界1位」の条件をクリアして、ルーク・ドナルド(英国)を抜いたのだ。タイガー・ウッズ(米国)がイーグル2回で62の猛チャージをかけ2位タイになったのも、今季を面白くしそうなニュースだった。

で、テレビじじいはNHKの放送に違和感を持った。表彰式。「アメリカン ホンダ」の副社長?がトロフィー授与者として現れ、短いスピーチをしたのだが、始まった途端に画面を成績表に切り替えたのだ。

スピーチが終わる直前に画面は戻って、授与の場面に。

ドラマでビールの銘柄を隠すのと同じで、公共放送が特定の商品や会社をえこひいきしないようにとの配慮だと思う。

でも、いいではないか。

オリンピックと同じなのだ。世界で戦っている日本企業の晴れ舞台だ。ちゃんと映してくださいな。ちゃんとアナウンサーも同時通訳をしてくださいな。「ホンダ」のタイトルで30年もやってきた大会なんだから。

渡辺明竜王の感想戦、見たかったのに

2012-03-04 21:28:32 | 将棋
久保利明棋王・王将が王将戦第4局で佐藤康光九段を破って1勝を返したのが2月23日。その棋譜速報を見てから10日しかないのに、3月3日午前1時すぎのA級陥落戦。きょう3月4日昼にはNHK杯将棋トーナメント準決勝で渡辺明竜王・王座に敗れる放送、午後には棋王戦第3局で挑戦者郷田真隆九段に対し早々と投了し、1勝2敗と追い詰められるところを棋譜速報で見た。

久保が強いんだからしょうがないけど、過密日程だな。

で、NHK杯準決勝を、きょうこそと思って観戦した。先週、渡辺の感想戦だけ見て、負けたのかと思ったら勝ち進んでいたと書いた。きょうはどんな感じかな。

久保には申し訳ないが、渡辺が勝った。勝った渡辺の感想戦が見たかったので、テレビじじいの思惑通りに進んだ、と思ったら。

熱戦だったので、放送時間が終わりになってしまった。感想戦なしの放送。肩透かし。


テレビ観戦ではめったに見られない残酷な場面

2012-03-03 09:48:34 | 将棋
将棋界の一番長い日、A級順位戦最終9回戦の一斉対局。羽生善治二冠が名人挑戦をすでに決めていたので、焦点は残留争いになってしまった。高橋道雄九段(1勝)、丸山忠久九段(1勝)、久保利明二冠(2勝)のうち2人は降級しなければならない。

順位上位の高橋が先に谷川浩司九段を破って2勝目をあげ、丸山の降級が決まった。その丸山と対戦の久保は、勝てば3勝となり残留。負けるとともに2勝の丸山より順位が下位なので、高橋の勝敗に関係なく陥落となる。

この対局が最後まで残った。NHK衛星の生中継を見るうち、どうやら丸山の勝ちらしいとわかってきた。1時15分ぐらいに久保が投了した。

久保は自身の降級が分かる。ただし、もう一人の降級者が丸山なのか高橋なのかはわからないだろう。さて、丸山は?

直後、解説の森内俊之名人に「知っているのでしょうか」とアナウンサーが問うと、「だれも教える人はいません」。

なんとも残酷。けれど当事者よりも視聴者のほうが先に結果を知っているという、テレビ観戦ではめったにない場面に遭遇した。

丸山は降級をどの時点で知ったのだろう。