てしかが自然学校

道東の弟子屈町(てしかがちょう)で、活動する日々のあれこれ

温泉のまち弟子屈町(ふるさと学習)

2014-07-16 16:06:16 | 日記
今日は町内のとある小学校の
ふるさと学習のお手伝い。

弟子屈町内は、火山で成り立ったカルデラもありますので
あちこちに温泉が湧いています。
ためしに児童のみなさんに、自宅に温泉がある人は?と尋ねてみると
結構な割合で手があがること…。なんと贅沢な!

川湯温泉から硫黄山までの散策路は
「温泉のエネルギー源が火山です」というのをたどるには
とても分りやすい散策路かと思います。
暑い中でしたが、みなさんがんばって歩いてきました。



川湯温泉には、湧き出た温泉が流れているところがあります。
熱い温泉の小川に触れて…。


たどり着いた硫黄山の
ゴウゴウと吹き出る湯気のエネルギーを体感して
なるほど納得(してくれたかな?)。


散策路沿いは火山灰の影響で
150mほどの標高にもかかわらず
高山植物が群落を成しています。

イソツツジ(お花は過ぎたけど葉っぱの匂いがただよいます)


ハイマツ(二年かけて熟すまつぼっくりの1年目)


ガンコウラン(美味しいらしいけど、摘んじゃダメ。ここは国立公園内…。)

今日歩いたみなさんは
この3つは念仏のように名前を唱えられるハズ。


高山植物なんて言われているけど、実際に高山ではどう生えているのか
山に登って見に行けたらいいのですけどね。
そんな機会もいずれ作ってみたいところです。


(はぎわら)