台湾偏愛日記~台湾の団地に行きたい~

台湾の団地マニア・tamazoの台湾見聞記。眷村と日式建築と市場と台湾の店の整然としたごっちゃり感が大好きです。

台糖量販Taisuco(屏東)【台湾で市場を見ると必ず入ってしまう③】

2020-10-04 07:40:20 | 市場とスーパーマーケット

台湾で市場を見ると必ず入ってしまう人ですが、スーパーにも入ります。

昨年2019年に屏東に行った時には、台糖が経営する「台糖量販Taisuco」というスーパーに行きました。カルフールとコストコを足したようなロゴが目印です。立地は屏東駅の北徒歩15分。元製糖工場の「台糖屏東總廠」の敷地に隣接しています。

店内は食品とホームデコレーションの2つに分かれていて会計は別々で行き来は出来ない造り。フードコートやレストランも併設なので、お土産探しと食事が両方可能。店内は天井が高く倉庫のように巨大。夕方のラッシュが済んだばかりのはずなのに、陳列は素晴らしく整えられていてびっくり。

台湾資本とあって、今まで行った大型スーパーの中では一番ローカル色が強くて面白かったです。

行った時は1月で旧正月である2月に向けた正月用品が大量に積まれていました。この鯉のゼリーも縁起物。

台糖のアイスキャンディーの売店もあります。

大変!今、記事のために地図を見たら、店名が「家楽福新屏店」になっていました!!

台糖の工場の横でこれは無念・・・。「台糖量販Taisuco」のときに行っておいて良かった!

検索すると記事も見つかりました。2019年の12月にカルフールに転換したようですね。台糖製品の販売は継続しているようで安心しました。台糖オリジナルパッケージのドライフルーツや砂糖関連製品は安いのでお勧めです。

家樂福接手台糖量販店 新屏店開幕首闢屏東小農專區

 


建国市場(台中市)【台湾で市場を見ると必ず入ってしまう②】

2020-09-28 17:36:30 | 市場とスーパーマーケット

台湾で市場を見ると必ず入ってしまう人です。

今回は、台中市の建国市場です。場所は台中駅の北東。観光客が行く方向とは駅の反対側です。

最近整備されて公開された、帝国製糖の台中営業所を修復・活用した文化施設「台中産業故事館」から見えています。「帝国製糖廠」は、日本統治時代の製糖会社の事務所で、美しい近代建築です。周辺の空き地は、日本の三井不動産と台湾企業が組んで、「三井ショッピングパーク ららぽーと台中(仮称)」を建設予定。

建物が赤レンガで、もしかして近代建築かもと思って行ったのですが、台中駅前にあった市場を移転集約して近年できたものらしいです。

天井の高い大容量の空間に、整然とお店が並びます。

海鮮コーナーが充実していました。

お肉コーナー。

干し肉コーナーには、犬用のも売ってました。

最高に美しかったお肉屋さん!!こういうのを見ると嬉しくなってしまう。すごい物量!!これ一日で全部売れるのかな?

卵は高級品の烏骨鶏も無造作に売ってます。色が青みがかった白です。

あと練り物屋さんが何軒もありました。色とりどりのおでん種や鍋の具が迫ってきます。あとは揚げるだけの半調理品もありました。

見ているだけでうっとりしますね。

建国市場は今までに行った中でも最高に活気があって、規模も大きかったです。台中駅前からはバスを使っても徒歩でも15分くらい。バス停「新建国市場」から徒歩3分ほどです。


鳳山第一公有零售市場(高雄市)【台湾で市場を見ると必ず入ってしまう①】

2020-09-19 19:29:55 | 市場とスーパーマーケット

台湾の街をうろついていて、繁華街の中にいきなり市場や商店街が現れると脊髄反射で入ってしまいます。

生鮮食品だらけなので買えるものはそんなに無いのですが、「台湾の店の整然としたごっちゃり感が大好き」に書いたように、大量のモノが整然と並んでいるのが大好きなので、とにかく入ってしまいます。

鳳山第一公有零售市場は、高雄の鳳山区にある市場です。日本統治時代の日本軍宿舎をリノベーションした宿(素晴らしい宿だったので、そのうち紹介します)に泊まった時、朝ごはんがついていなかったので外に出て発見しました。

体育館のような屋根の下に屋台のような店が密集し、周りを常設の店が取り囲んでいます。

お肉屋さんははいってすぐの良い位置にありました。

魚屋はなぜか市場と常設店舗の間の道路上に店開き。雨天時はどうするのでしょうか。

海老と蟹の販売単位が不明なのですが、蟹一匹280だと1000円くらいなので割と高いですね。小さいのは150と書いてあります。

真っ白な卵と、肌色の卵。

調理済みのお肉も売っていました。

台湾ではトマトが果物扱いだと聞きます。果物屋でおいしそうなプチトマトをたくさん売っていました。

これは二月の写真なので、リンゴとミカンなど冬の果物が豊富。マンゴーなどの夏の果物はゼロでした。

冬が旬の釈迦頭が右端に見えます。これは保存と運搬が難しいので日本で食べられる機会は殆どなかったのですが、近年急速冷凍して自然解凍することで甘さや食感を保持する技術が実用化され、2018年に日本への輸入が始まったそう。私も今年三宮のHong Kong Hot Pot Cafe 甜蜜蜜で食べました。バナナのようなねっとりした食感なのにリンゴのように爽やかで、食べたことのない味でした。いずれ現地で食べてみたいです。

一個が掌くらいの大きな伝統菓子を売る屋台。味は月餅のような感じです。

パンを売る屋台。これはけっこう珍しいのでは?私は初めて見ました。クロワッサンみたいなのとメロンパンみたいなものが売ってありました。買って食べてみればよかったな~。

このあたり常設店舗と屋台が入り混じっています。

八百屋と服屋が混じっています。

女性に大人気の雑貨屋。食器や台所用品を大量に売っています。

色々なお菓子を売っているお店。日本にもあるポン菓子みたいなものや餅菓子、月餅のようなお饅頭、バラ売りのチョコレートと飴など。

さんざん見て廻って空腹になり、この写真の真ん中の「鳳山咸米苔目」に行きました。

鶏肉飯(30)と米苔目の小(45)の、合計200円ほどの朝ごはんでした。鶏肉飯は漬物と鶏肉が半々。漬物がアクセントになって美味しかった。米苔目は円柱みたいな形で、箸からツルツル逃げます。にんにくフライとニラと太いモヤシと肉がトッピングされていて、スープは上品な薄味なんですが混ざって結果的にガツンと強めのお味になっていました。晩御飯でも良いくらい食べ応えありです。書いていたら味を思い出してきて、また行きたくなりました・・・。