高雄国際商場は、塩旅社からバス乗り場に向かう途中に見つけた古い商店街です。
アーケードが大通りに面しているのですが、最初近代建築かと思ったくらいの立派なものです。
四階建て+屋上です。
ここができたのは日本統治時代の1936年頃。そのころにこのあたり一帯が市場で、「銀座通り」と呼ばれていたそうです。
昔の絵ハガキによると、現在有名な「鴨肉珍」のある角のあたりから一帯がずっと市場だったみたいですね。
私が近代建築の洋館と間違えた入口もちゃんと写っています。
南北の入口がこの四階建てだったそうですが、南側は壊されたようで残っておらず、途中から切れていました。
現在は営業している店舗は数える程。人通りもなくひっそりしていました。
二階以上は集合住宅になっていて、住民もおられます。
誰もいないと思っていたら、頭上の渡り廊下を歩く人がいてびっくりしました。
ここは営業していました。
「山本頭」のできる理髪店は貴重なので男前になりたい方は是非。
この中に、「House of Takao Ginza」という民泊ができています。
一階が飲食店で、二階以上が四階まで貸し切りで広いので一泊2万円以上します。台湾へ行けるようになったら大人数で泊まりに行きたいと思っています。
◆高雄国際商場(高雄市鹽埕區五福四路)