この3年ほど、冬に訪台することが恒例になっています。
しかしいつも天気が悪い。どうも台湾北部の1月2月は雨期らしく、雨が降り続くのが普通だそう。中でも基隆は「雨の街」と呼ばれるほど雨が多いとのこと。私が行った2018年も、日本の梅雨の長雨よりずっと激しい風雨が続き、雨から自分とカメラを庇いながらの団地巡りで疲労困憊したのでした。
その時の日記をご覧ください。↓
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2018年2月3日(土)
雨は降り続いているが、予定通り基隆市に行くことにする。宿近くの板橋駅まで徒歩で行き、乗り換え無しで1時間程度で基隆駅に到着。早速、駅から徒歩10分の「光華國宅」へ。
基隆市街は長崎や神戸に似た地形で、すぐそばに山が迫っている。そのためこの団地も斜面に建っており、敷地内の高低差が激しい。団地の横は住宅密集地で、雨の中を買い物帰りの住人が急斜面を登っていく。
「光華國宅」は14階建ての高層アパート。それがこの高低差のある丘陵地に建っているものだから、その威圧感はすごい。しかも一棟に一人警備員が常駐している上に台湾の団地には珍しく子供用遊具や広めの公園も備えられており、今まで見た中で一番高級感のある団地であった。
土砂降りの中ここで撮影した写真は、鏡のようになった道路に住棟が写り込むという奇跡の一枚となった。
その後はgoogleで見つけておいた「仁義社區」へ。深い緑色一色に塗られた妻壁の中層住棟が10棟ある。
近隣がちょっとした商店街になっているため団地内を買い物客の車が行き交うが、期待以上の緑色に興奮。
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という感じで、結果的にすごい写真が撮れたので、いい思い出です。
そういえばこの奇跡の一枚を使って、
「台湾、香港、日本の団地。違いは言葉にしにくい。」とつぶやいていた人が居ましたが、全然違うのになんでかな?
あと、あまりにも土砂降りになってこんな状況で外国で団地撮ってるのが面白くなって、動画も撮ったので置いておきます。傘を持ってストップボタンとスタートボタンを押すのが難しかったです。