台湾偏愛日記~台湾の団地に行きたい~

台湾の団地マニア・tamazoの台湾見聞記。眷村と日式建築と市場と台湾の店の整然としたごっちゃり感が大好きです。

神戸のカレー店「ドミロン」にて開催中の台湾雑貨展「朝市夜市」

2022-08-17 07:43:00 | 日本で台湾体験

台湾雑貨を筆頭にアジアの可愛いものをオンラインで販売している「たびすずめ」さん @tabi_suzumeが、8月1日から神戸の福原で台湾雑貨の即売会「朝市夜市」を開始されたので行ってきました。

民家にめり込んだ白龍大明神にくぎ付け。おそらく民家が後ですね。これが見えたらもうすぐです。

場所は神戸の色街として名高い福原。スナック順子の看板が目印です。

間借りカレー屋として神戸元町のホステルで美味しいカレーを出されていた「ドミロン」さんが一目ぼれして借りた物件だそうで、前に入居していたお店の看板をあえてそのままにしているそうです。すごく目立つし面白いですよね。 

スナックにしては広々とした店内でびっくり。スナックの前は小料理屋さんだったそうで、重厚な背後の食器棚など、確かに和風です。今はずらりと漁師網バッグが並んでいます。

台湾雑貨は漁師網バッグの物量が豊富!押し入れを改造した棚にぎっしりでした。
ピンクのネオンが妖しい雰囲気。

展示にあわせて台湾ビールもありますが、私は下戸なのでカレーあいがけ。
定番の野菜たっぷりキーマカレーと魯肉飯をイメージしたトマトポークカレー。こちらはランチタイムからディナータイムまで通しで営業されているそうで、使い勝手が良いですね。混雑する時間をお伺いしたところ、日によって違うそうでむしろランチタイムに満員ということは無いそうですよ。店内も広いので安心です。時間の不確定な旅行中でも寄りやすいのではないでしょうか?私も会社帰りのディナータイムにまた伺おうと思います。

夜市の雰囲気濃厚なフライヤーデザインは小幡 明@obatameiさんの手によるもの。

【朝市夜市】
たびすずめの台湾雑貨展
2022/8/2(火)〜8/28(日)
場所…ドミロンさん店内 @dormiloncurry
休業日 月曜日+月に数日 次回は8/30(火)
営業時間11:30〜21:00


台南の林百貨店が伊勢丹新宿店でPOPUPSHOPを出店

2022-08-16 07:50:09 | 日本で台湾体験

日本人が台湾に行けない2年半。数々の神農生活を始めとしていろいろな店が日本にやってきましたが、ついに台南の林百貨店が上陸しました!

1932年(昭和7年)日本人の林方一氏により設立され、高級デパートして大繁盛。台湾初のエレベーターが大人気で長蛇の列ができたそうです。
そんな林百貨店も太平洋戦争で米軍の空爆の影響によって閉店。
長い間廃墟化していましたが、なんと2014年に81年間の時を経てリニューアルオープン。
現在は国内外から訪れる旅行者が必ず足を運ぶ台南の観光名所になっています。行ったことがある人も多いのではないでしょうか?
私は廃墟の時も見ましたが、再オープンしたときも行きまして、例のエレベーターにも乗りました。モザイクタイル風の床が美しかったです。

周りに高い建物がないので、向かいの土地銀行を見下ろすことができます。

その林百貨店の昭和レトロで可愛い台湾デザインのオリジナルグッズが期間限定ではありますが、伊勢丹新宿店にやってきます。
行けない人にも朗報!
2022年8月17日 午前10時00分頃よりネット販売が開始します。
どれくらい人気なのかわかりませんが、すでにページはスタンバイしているので、チェックしておきましょう。

POPUPSHOPは、
2022年8月17日(水)~30日(火)です。


台湾の景色を連れて帰ろう!台湾再現雑貨necco個展「台湾的 窓まわり・門まわり」

2022-08-15 12:32:55 | 日本で台湾体験

いつも色々なイベントと面白いZINEで楽しませてくれるZINE専門店「シカク」(大阪市此花区)で、台湾再現雑貨neccoの個展「台湾的 窓まわり・門まわり」が開催中です。neccoさんは、一緒に「台湾小箱」を運営している台湾愛好仲間です。

鉄窓花や扉など現地台湾の街角にある景色をモチーフにしたグッズを展示・販売しています。ブローチや壁掛け、デスクに立てて飾れるものなど、たくさんの商品があって、一部を除いて購入可能です。

「シカク」で個展をすると選書させて貰えてその本も売ってもらえるという嬉しい企画が付いて来るので、今回は隣の書棚で台湾フェスが始まっています。

台湾レトロ好きのバイブル・老屋顔の書籍は全て有ります。建物好きには片倉佳史さんの「台北・歴史建築探訪ー日本が遺した建築遺産を歩く」を。この厚さと図版で2000円弱は異常に安いので建築好きは全員買うべき。
ヤマサキタツヤさんの「大台南見聞録」、そして田中六花さんの台湾の現地情報満載のZINEが全種類。台湾のマジョリカタイルを研究していmayumamaさんによる「台湾のタイル・扉・面格子」「台湾花磚博物館」は常時買える店舗は無いのでこの機会に手に取ってくださいね。

私の「台湾鉄窓花蒐集帖」も販売していただいています。
これに掲載されている台湾各地の鉄窓花写真を参考に何点か作品を制作されているので、再現度を比べてみてください。

8月13日に始まったばかりなので、まだまだ会期がありますよ!
是非ちいさな台湾の風景を連れて帰ってください。

台湾再現雑貨necco個展 台湾的 窓まわり・門まわり
2022年8月13日(土)〜9月11日(日)


【名古屋にある台南を感じる場所「長者町」】

2022-08-08 21:19:16 | 日本で台湾体験

名古屋の伏見あたりを歩いていた時、このイラストが目に入りました。

近くの地下鉄入口には、台鉄の車両まであります。

あれ?これ台南でよく見るアレでは??
台南を拠点とする打開連合設計事務所の「Blue Print」です。(2013年に台南で撮影したもの↓)

どうやらこれは「あいちトリエンナーレ2013」で制作された《長者町ブループリント》という作品群のようです。
打開連合設計事務所が来日して制作していたようですね!!

地下鉄伏見駅に通じる入口はお馴染みの絵で埋め尽くされています。
退色しかけていますがまだまだ美しいです。

伏見駅に直結する長者町横丁は、これを機にアート関連の店舗が入ったりして見直されているようです。

残念ながら一番の見どころの犬の居る階段のだまし絵は半分なくなっていて見えませんでした。
https://www.cpij.or.jp/chubu/wp-content/uploads/2013/dayori131025.pdf

製作の様子などはこちらに詳しく書かれています。↓

http://chubu.pia.co.jp/interview/art/2013-05/2013-1.html


ヤマサキタツヤさん個展「台灣めし絵とコラム展」

2022-07-18 11:19:28 | 日本で台湾体験

台南といえばこの人・ヤマサキタツヤさんの個展「台灣めし絵とコラム展」を見に池田へ。

いつ見ても素敵な佇まいの時光舎さんの二階での展示です。

一度は行きたい台湾の「最も危険」な祭り・塩水蜂炮の絵もありました。ここは郊外ということと、祭りが深夜に及ぶこともあり車かバイクで行くのがベスト。観光客にはハードルの高い祭りです。

ハナコさんのコーナーにあった台湾の紙ものコラージュ。台湾に行きたい気持ちが高まります。

ゆっくり見て、薄暗い台湾の路地裏の雰囲気が伝わってくるような絵があって、思わず購入してしまいました。(写真はその原画)

何時に行けるかわからなくて時光舎さんの予約をしていなかったのですが、ヤマサキさんと喋っていると運良く空きが出て、粥セットを食べることが出来ました。 味も最高なんですが、何よりいつ来ても店員さんが優しくて、混んでいてもゆったりした雰囲気なのが◎です。

池田の街はいつ来てもゆったりしていて、駅前の商店街ものんびりムード。路地に一歩入るとここ時光舎さんのような古民家があったり、古書店やカフェが点在していて街歩きが楽しい街です。もう少し涼しくなったら再訪したいです。