みなさん、こんばんは。
今日は曇り空で、肌寒い一日でした。こうやって、冬へと近づいていくのでしょうね。
それでは、今日は小説の紹介です。
著者の本を初めて読んだのが本作なので、アマゾンなどに載っている書評とは異なるかもしれません。
個人的には、「面白いから、読んでみて」と人に勧めるような感激はありませんでしたが、それなりに楽しめました。
基本は猟奇殺人を犯した犯人の本を書くために、作家が精神の奥底へどんどん入り込んでいく、と言う体で進みますが、次第にいろいろと絡んできて・・・。
これ以上は、ネタバレになるので書きませんが、ラストに向けていろいろなものがつながり、タイトルの意味も分かるという顛末です。
なので、ある程度は楽しめるかと思いますが、『掏摸(すり)』の方がいろいろと受賞しているので、こちらも読んでみるのがいいかも知れません。
それでは、今日はこの辺で。また、明日!