意思による楽観のための読書日記

NHK歴史発見(7)

カラーの図版がたくさん入った読みやすい本である。

朝鮮出兵400年、秀吉に反逆した日本武将。当時朝鮮半島には鉄砲が普及していなかったため秀吉軍に一方的に押された。しかし秀吉の独裁に嫌気が刺した日本武将がたくさんでたため形勢は逆転、とくに雑賀衆が朝鮮に鉄砲とその技術を伝えたのではないかと推理。

金山奉行の黒い噂 大久保長安、断罪の謎。鉱山技術に革命を起こした大久保長安、大きな権力を持ったが本多正信に断罪された。

水戸黄門、幻のクーデター計画 宮将軍擁立の謎。五代将軍を選ぶ際に水戸光圀は有栖川宮有仁親王を推していたのではないか。当時の老中堀田正俊は最若手であったのにもかかわらず綱吉を推しそれが最後は勢力を得た。

忠臣蔵は仮名手本忠臣蔵が作ったフィクションであり、実際には殿中での刃傷事件である赤穂事件と、大石内蔵助によるお家再興の努力、そして不公平な幕府による赤穂藩取り潰しに怒った47人の侍の討ち入り、という3つの話である。

このシリーズはもう販売していないようだ。神田の古本市場ででも探してみよう。
NHK 歴史発見〈7〉
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