コーヒー:改良マクドナルドに人気 専門各社どう動く(毎日.jp)
http://mainichi.jp/select/biz/news/20080407k0000e020064000c.html
ハンバーガーチェーン最大手「日本マクドナルド」(東京都新宿区)のリニューアルしたコーヒーが人気を呼んでいる。コーヒー専門の各社は静観の構えだが、さて、あなたはどこを選ぶ?【田中義宏】
オリコンの子会社「オリコンDD」が昨年11月、20~39歳の男女1280人を対象にした「買いたいコーヒーランキング」で、マクドナルドが1位に選ばれた。2位ドトール、3位モスバーガー、4位スターバックス、5位ミスタードーナツと、専門店は2位と4位だった。
調査は人気上位5社のコーヒー2種を銘柄を明かさずに味見してもらい、「香り」「苦み」「酸味」など6項目を10段階で審査。4項目でスターバックスがトップに立ったが、販売価格を教えて改めて聞いたところ、マクドナルドの100円のコーヒーが他を圧倒した。
かつてマクドナルドのコーヒーの評判は芳しくなかった。そこで06年、味の素ゼネラルフーヅで業務用コーヒー豆開発を手がけた瓦林哲児さんを採用して改革に取り組み、「プレミアムローストコーヒー」を開発した。エチオピアなど4カ国の高級豆をブレンドし、特注のコーヒーマシンを導入、品質の均一化を図った。
07年春から今年2月にかけて全国で順次更新した結果、06年で約9500万杯だった販売数は07年は約1億2000万杯と飛躍的に伸びた。瓦林さんは「ファストフードのコーヒーに対する消費者の期待は薄く、店側もどこかに『コーヒー屋さんではない』という認識があった」と話す。
米国では、マクドナルドがスターバックスと同様の機械を導入し、エスプレッソ、カプチーノを販売すると報じられた。日本マクドナルドではエスプレッソ導入を検討していないが、夏前に改革第2弾としてアイスコーヒーをリニューアルする方針で、攻勢をかける。
専門チェーン各社は、どう受け止めているのか。
96年に国内1号店を開業させ、コーヒーブームの火付け役となった「スターバックスコーヒー ジャパン」(東京都渋谷区)のマーケティング本部は「価格競争に乗るつもりはなく、あくまでもバリスタ(エスプレッソを入れるスタッフ)とお客様との会話を通じてお好みの味にするカスタマイズを中心にサービスをしたい」とする。
ドトールコーヒーショップ、エクセルシオール・カフェなど国内トップの1479店舗を展開する「ドトールコーヒー」(同区)広報は「当社はブレンドに力を入れている。ハンバーガーのマクドナルド、バリエーションが主体のスターバックスともコンセプトやお客様の層が異なる」と話す。
日本コーヒー文化学会会長で上智大教授(英文学)の小林章夫さんは「マクドナルドは幅広い層が喜べるような一応の水準に達して高い評価を得た。しかし、癖のあるコーヒーが好きな人には必ずしも好まれない。各社の競争は手軽に高い基準のコーヒーが飲めるようになり、好ましいのではないか」と話す。
若干記事引用が長いですが(苦笑
これは結構言われてる話ですよね。
マックのコーヒーは100円で結構おいしいと。
個人的には別にたいして変わったとは思わないんですけどもw
その辺は嗜好ということで勘弁して下さい。
さて、ではなぜそこまで人気なのか?
ハッキリ言ってしまえば値段でしょう。
消費者がコーヒーを飲む際にどこまで費用対効果を考えてるのか知りませんが(俺は特に気にしません。近くにあればそこでいいやと)、単純にワンコインで飲めるという利便性は大きいんじゃないかと。
安くてもとんでもなく不味いじゃ流石にお客さんは来ないでしょうが、そこそこの味で100円ならそんなに気にしないで入るでしょうし。
「100円くらいなら…」っていう心理的なものがあるんじゃないのかなあ。
しかも普通に考えてこれに追従出来そうな店が無いからこそ効果が際立ってるんじゃないかなと。
スタバやドトールみたいなコーヒーメインの店は特に変更ないでしょうが、モスやロッテリアみたいな他のハンバーガーショップが真似できるかというと正直キツイと思います。
外食産業全体で見てもマックの売上高はトップクラスなわけで。
基本的に余裕があるから、こういった料金的なチャレンジも可能なんじゃないかと。
資金的に体力が無い店がこれやったら一気に傾く恐れだってあるわけだし。
コーヒーうんぬんなんてレベルの話じゃない感じがしました。
あ、忘れないよう書いておくけど。
記事を読むとあくまでも情報なしに単純に飲めばスタバが一番美味いんでしょ?
6項目中4項目ででトップなんだから。
販売価格を教えて行うのは軽く誘導尋問チックだなと思うわけで。
調査したのが、よく音楽ランキングについていろいろ言われてるオリコン系だからそんなもんなのかな。