クエンカ・マドレス

って、一体なんやねんっ!?

と100人中97人は思ったことでしょう。

実は、「クエンカ」はスペインのガットギターメーカー。
ガットギターのエレアコ、つまりエレガットのメーカーとしても
非常に高い評価を受けている、超一流です。
「マドレス」はエレガットギターの中でも、ネック幅が48mm、ボディも信じられない薄さを誇る、
クエンカ製ギターの中でもジャズ屋寄りの、とても弾き易いギターです。
しかし!!ボディがこんなに薄いのに、生音がビックリするほどデカイ。
しかも、そのサウンドはハリとつやがあり、味わい深い音色で説得力バツグン。
内蔵プリアンプ・コントローラはFISHMAN社のPrefixという、最新の超すぐれものです。
そのままでもかなりリアルなサウンドなのに、
ボディに内蔵のマイクで拾った音をブレンドできて、無敵のエレガットです。



ご覧のとおりのシブくて貫禄のルックス。
後ろのヤイリのエレガットが、若い!

「ちょっと待てよ、お前さん、ひと月ほど前にもなんか新しいギター買いました、
なーんて記事、書いてなかったっけ？」
とツッコミを入れているアナタ、それはきっと気のせいです。

というのはウソですが、あまりに、あまりにこのクエンカがいい音がしたので、
どうしても買わない訳にいかなかった、のですね。
今回は、買ったばかりにもかかわらず、早速ブリッジとナットを調整。
ナットの溝も自分の納得のいく間隔に切り直してもらいました。
気合、入ってます。
18日のトリコロールのライブ＠メルカートでお披露目しますので、
ぜひ魅惑のサウンドをお聴き下さい。お楽しみに。

さて今週来週は作編曲の仕事をふたつ、みっちりやっています。

ひとつはまだ内容は言えませんが、もうひとつは
僕が昨年からお手伝いしている腕利きコメディアンの「ユリオカ超特Ｑ」に関する音楽です。
これについてはまた改めて書かせていただきますね。