10/2のブログ・日記で神奈川県大船に引っ越す予定を書きましたが、
日取りは11/20に決まりました。あとちょうどひと月です。
引越しの準備も少しずつ始めています。
今回の引越し、ひとつのテーマは、
「不要な家財をできる限り処分し、さっぱりと身軽になって移る」こと。
家具や家電の他、本・雑誌、CD,LP,カセット,MD,ビデオテープ,DVD,そしてLD(レーザーディスク)などなど。
まずはカセットを300本ほど捨てました。
でも、どうしても捨てられない貴重なものが150本ほど残りました。
レーザーディスクはすべて廃棄。プレーヤーも粗大ゴミ。
LPがまだ600枚ほどあり、2-300枚処分しようと選別しましたが、
114枚しか抜けませんでした。
基本、CDで持っているものは手放す方針でしたが、一部の
「思い出」という貴重な価値を持ったLPレコードは、やっぱり手放せませんでした。
ひと月3000円の小遣いをやりくりしてやっと買った2000円のLPレコード。
大事に保管して大事に聴いた思い出とともに、死ぬまでつき合ってもらいます。
本・雑誌も廃棄あるいは売却ですが、「ビートルズ」に関する歴史的な刊行物があったので、
ビートルズグッズの専門店に買い取ってもらうことにし、昨日行ってきました。
「ピートルズ研究所」。
なにやら御茶ノ水博士みたいな科学者が、薬品をビーカーで調合しているような店名です。
ホームページがなく、facebookもMixiもなく、どアナログなお店。
電話でアポを取り、普通のマンションの1室に作られたビートルズマニアの館に潜入。
歴史的価値の高いオリジナル発売のアナログレコードを中心に、
メンバーのサイン、生写真、コンサートチケット、歴史的刊行物・雑誌、などなど。
僕も少なからずビートルズには思い入れがあるので、見ているだけでワクワクします。
そして、買取品の鑑定をしてくれる「所長」は、本多康宏さん。
ああ、テレビ東京の「鑑定団」で、ビートルズ関係の鑑定にいつも出てくる、
髪を後ろで束ねた、あの人です。
その本多さんと話し始めたら、世代も近く、ビートルズに関する思い入れ、情熱、
さらに僕が音楽家なので、音楽的分析やライブハウス事情の話など、
ついつい長話になってしまいました。
でも、なんだか気分がよくて、楽しい時間でした。
名刺も交換しあい、再会を約束してお別れしました。
本多さんは、ほとんどビートルズの伝道師。
リアルタイムでビートルズを知らない若い世代に、少しでもビートルズの素晴らしさを知ってもらい、
貴重な財産を残していこうとする心意気に、胸を打たれました。
お店も、きっと本多さんの「持ち出し」と思います。
僕は、個人的に彼をすごく応援したくなりましたのて、店の情報を書かせてもらいますね。
〒161-0033 東京都新宿区下落合1丁目3-16
電話 03-3366-5661
定休日は水曜らしいです。確かではありませんが。
本多さんは店にいることもあり、いないこともあります。
土曜日はほぼ、いるようです。
一度電話してから行かれるのをおすすめします。
ビートルズのレアグッズに興味のある方は、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
本多社長との熱いビートルズトークを楽しんてみて下さい。