昨日11/19、「JR-SHシリーズ発車メロディ生誕30周年記念・塩塚博トークショー+新作駅メロディ発表会」@千葉ペリエホールB、おかげさまで満席のお客さまと楽しく盛り上がり、無事終了しました。
ハッキリ言いましょう、大成功でした(^O^)
ご来場いただいた皆さま、イベントに関わっていただいたスタッフの皆さま、ありがとうございました。
2部構成で、第1部の講演は
◆JR-SHシリーズをはじめとする駅メロディの誕生と歴史、トレンドの変遷・ご当地駅メロ
◆塩塚の駅メロディ作曲法・特徴・マル秘テクニック~音色、音数を絞ったシンプルな構成~「対位法」的な編曲手法~転調と偽終止
◆塩塚作品がデモから完成形へどう進化するのか。その際に生ずる膨大な没バージョンをちょっとだけ初公開!!
◆駅メロディ・今後の展望
という構成で、時にくすぐりやギャグを交えて快調にトーク。実際の音源、要所要所でギター演奏を織り交ぜてお届けしました。
そして1部の最後は♪質問コーナー。いやー皆さん、質問の内容が素晴らしい。僕も誠心誠意お答えし、こぼれ話やジョークを交えてお答えしました。
昨日はギャグやボケがかなりヒットして気分よかったー(^O^)お客さんといいコミュニケーションを取りながらのトークができて、手応えを感じましたね。
第2部は、新作駅メロディ「JR-SHRシリーズ」の発表会。
この「R」は、30年前のSHシリーズの流れを汲んだ令和のSHシリーズということで令和のR。そして、転調・偽終止・音色違いなどSHシリーズへの「原点回帰」、英語ではregressionのRという意味合いがあります。
それぞれの曲に音色とキーの異なるふたつのバージョンがあり、JR-SHR1から9、さらに音色違いで全9曲18バージョン。
そしてこの駅メロ制作のいきさつをぜひお話ししたいんです。
JRの40歳くらいの中堅社員の方から今回オファーをいただきましたが、その方は学生時代から僕の駅メロが大好きで、JRに見事入社。いつか、駅メロを新規に制作するポストに登りつめたら、塩塚さんを指名して新作駅メロを作曲してもらうのが夢だったそうです。なんと今回その夢をかなえて、晴れてこの私に制作の依頼をいただきました。
これって、ちょっとええ話でしょ?ホントにありがたいですよね。
僕もその気持ちに応えるべく気合いを入れて20曲ほど作りました。結果、いいものができたと思います。
で、会場の皆さんに新曲を聴いていただきました。
「偽終止」や「転調」を後から施した曲が多く、それらに関しては「原型」の没バージョンもサービスで聴いていただきました。
ちなみに10/26に布佐駅1番線・2番線に、先行して2曲が導入されていますが、その節は早速バズッていただきありがとうございました。
皆さん僕の新曲を大変喜んで受け取っていただき、さながらコンサート会場状態となって盛り上がりました。嬉しかったなー。
これでイベントは終了ですが、2ショット写真撮影とサイン書きに、お客さんのほとんどが残ってくれて、1時間近くファンサービス。なんだかAKB48みたいな気分です。
13歳の少年から壮年の方まで幅広い年齢層の方々に喜んでいただき言葉を交せて、ホントによかったです。
僕は幸せ者だわー。今年の僕の運気は、本物ですよ(^O^)ありがとうございます。
そのあとの打ち上げも盛り上がり、今後の「悪だくみ」もできました。お楽しみに。
ちなみに、X(旧ツイッター)で「塩塚博」や「塩塚 トークショー」で検索すると、かなりの投稿がありますよ。皆さん大変喜んでいただいているのが分かって嬉しいです。よかったらリンク貼りますのでご覧ください。
https://twitter.com/search?q=%E5%A1%A9%E5%A1%9A%E5%8D%9A&src=typed_query&f=top
なお、写真は2枚、お客さまの投稿から拝借させていただきました。ご了承ください。