ライブ報告など

先週は自分のライブ、セッションもありましたし、
素敵なライブも2本見てきました。
ざっととりまとめてレポします。

11/5には、赤坂アクトシアターでお芝居「ぼくに炎の戦車を」を見に行きました。

草なぎ剛、広末涼子、香川照之らの日本人俳優と韓国人俳優が共演の、話題の作品です。
作・演出は鄭義信さんで、この人は「焼肉ドラゴン」などのお芝居で
韓国民族と日本の関わりを題材にして優れた作品を発表して数々の演劇賞に輝いています。

このお芝居を見に行った理由は、僕がアニキと慕う久米大作さんが音楽を担当しているから。
大ちゃんの音楽は芝居に彩りと彫り込みを加えて、さすがでした。

音楽もさることながら、芝居の内容も素晴らしいもので、感激してしまいました。
戦前の、危険がいっぱいだった時代の中で必死に生きる登場人物達に、力と勇気をもらいました。

それにしても、戦前戦中の日本が朝鮮や中国に、どれだけひどい仕打ちをしていたか、今更に胸が痛みます。
歴史上のねじれを治し、彼らと仲良くしていくのが戦後世代のつとめだと強く感じました。


11/8は、僕のライブでした。
4年間、さんざんお世話になった駒沢メルカートでラストライブ。
ジャズボーカルの池田なみちゃんと全編ジャズをお届けしました。



メルとこれでお別れではありませんが、一度区切りをつける、「感謝の夕べ」。
お客様と一緒に、楽しく盛り上がりました。

なみちゃんは、僕が先日共演させていただいたdsサバオ渡辺さんともゆかりが深く、
これからもきっと共演することがあると思いますのでお楽しみに。


そして11/9は、プログレバンド「BARAKA」の15周年記念ライブ@赤坂BLITZ。



あんな大きな会場がほぼ満席、スゴいです!!
そしてライブの内容も15年の集大成にふさわしい、素晴らしいものでした。

彼らは最近は歌を歌わない、3ピースのインストバンドとしてやっているのですが、
今回は15周年記念で、特別に昔の歌あり楽曲のアレンジ版を演奏してました。
ベースの依知川さんはハイトーンボイスで、歌もメチャ上手かったです。
他のメンバーもコーラスに参加して3声でハモッてました。
なーんだ、歌えるんぢゃんっ!?
あれだけ歌えるのに、あえて封印してインスト。
カッコいいですねえ。
もう、BARAKAにゃ、降参です。

来月、10作目のアルバムも発売。
これからも、応援していきます。


さあ明日11/12は、赤坂「プロアミューズ」で、角辻順子voさんとのデュオ。
Bluemoon「小店長」の順子さんと初の外仕事ライブをやります。



70-80年代のポップス、そして日本の歌謡曲やポップスの名曲を、
味のあるボーカルとガットギターにのせてお届けします。赤坂初登場。
こんなに素敵で歌のうまい人がいることをぜひご紹介したい一心で、下北沢を飛び出しました。
ぜひプロアミューズへ。
19時半から3ステージ。チャージは2000円です。
http://www.pro-amuse.com/

角辻順子ブログは
http://ameblo.jp/kadoworld/

よろしくお願いします。