共同支援センターが石川・輪島で炊き出し
![]() (写真)豚汁を受け取る仮設住宅入居者(手前左)=2日、石川県輪島市 |
日本共産党などが石川県羽咋(はくい)市に設置する能登半島地震被災者共同支援センターは2日、同県輪島市で能登半島地震の被災者を対象に、豚汁の炊き出しと支援物資のお渡し会を行いました。
炊き出しは、輪島市の仮設住宅に入居するAさん(83)が、共同支援センターに「炊き出しをしてほしい」と連絡をとり実現しました。被災した人たちが入居する仮設住宅の集会所前で、水や米、紙オムツなどの生活用品が並べられ、取りに来た人たちに、おにぎりと一緒に70食以上の豚汁が手渡されました。
Aさんは「ここではバスや車でないと買い物に行けず、食料が不足しています」と言います。
炊き出しには、東京や長野などから共同支援センターに支援に来ている人たちが参加しました。東京都港区から参加した猪熊正一さんは共同支援センターへの支援は8回目です。その都度、地元でニュースを発行し募金なども集めて来ていると言います。
炊き出しを受け入れた、本郷公民館の高行彦(たか・ゆきひこ)館長は「他の仮設住宅に比べてここでは炊き出しの回数が少なく、非常に助かります」と述べました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます