the morning star ~明けの明星~

日本でも世界でも子どもたちが安心して幸せに暮らせるように☆と願う活動主婦の日記。三原市の課題や三原応援情報を発信。

ミツバチ

2010-03-24 23:52:07 | エコロな暮らし
アインシュタインが
「もしハチが地球上からいなくなったら人間も4年で絶滅する」
と言ったハチ。

昨日読んだ「THE BIG ISSUE」137号
http://blog.goo.ne.jp/the_morning_star/e/3bd06037a352da26d71a00a628a3cef9
のミツバチの記事からの紹介です。


養蜂の効率を求めて広がった西洋ミツバチ。
行動半径が4キロメートル以上あって(日本ミツバチは2.2キロ)、
集蜜力が高いそうです。

それは、もともとアフリカ生まれのハチで、
雨期に一斉に咲く花の蜜をできるだけ遠くまで飛んで集める必要がある
という環境から生まれたもの。

日本ミツバチのほうは、雨期と冬場を乗り切れば大丈夫なので、
一気にたくさん集める必要がない。

効率を考えれば西洋ミツバチのほうが優っていることになるけれど、
生活力では日本ミツバチのほうが優っている
というか、日本の環境に適している。

西洋ミツバチは
湿気や寒さに弱くて、
日本では人の手から離れると1年も生き残れないんだそうです。
天敵のオオスズメバチにもやられてしまう。

だけど、日本ミツバチは
湿気や寒さに強く、
体に付いたダニをお互いに取りあったり、
オオスズメバチを集団で取り押さえて殺害したり
ととてもたくましい。

ということで、
今、日本ミツバチが見直されてきているようです。

「ニホンミツバチが日本の農業を救う」の著者
久志冨士男さんはミツバチとコミュニケーションできるそう!
20ぐらいの言葉が分かるそうです!
待遇が悪いと逃げ出し、
かわいがれば言葉で返してくれるんだとか。

私も子どもの頃からなぜかハチが好きですが、
感情表現しているとは思ったことなかったです。


そんなミツバチが、
これまでの雑木林の乱伐で蜜源を失って地域的に全滅したり
今またネオニコチノイド系の農薬で死滅したり
危機的な状況にあるそうです。

植物の花を交配して、
緑豊かな惑星をつくってきたミツバチ。
みんながミツバチの言葉に耳を傾けるべき時を迎えているのではないでしょうか

小さな虫たちにも
やさしい目を向けてもらえたらうれしいです♪




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2 コメント

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生物多様性の旗頭ミツバチ (日野進一郎)
2011-05-22 10:47:48
昨日、日本ミツバチの巣箱づくりをしました。岡山県中央部の山村で20人ほどが集まり、自然農のエキスパート脇田先生の指導のもと、日本ミツバチの生態や付き合い方を学び、三段重ねの巣箱を10セットほど完成。日本ミツバチが安心して住める場所を増やしていきます。
「ミツバチの羽音と地球の回転」上映会も企画していますが、地球の存続にはミツバチが欠かせませんね。
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Re:生物多様性の旗頭ミツバチ (あんどうしほ)
2011-05-23 05:35:23
コメントありがとうございます(^^)
自分が生きる(暮らす)ための行動でありながら、それが他の生き物を助けることにもなる・・・そんなミツバチみたいな生き方をしたいです(^^)
日本ミツバチが安心して住める場所づくり、すてきな活動ですねー♪
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